ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

WebサイトをFacebook投稿で表示すると、画像が表示されない場合の解決方法・対応方法

facebookへの自動投稿に記事へのリンクがついたアイキャッチ画像が表示されるはずなのに、表示されないケースがあります。そんな時に、画像を表示させる解決方法を今回紹介します。

 

 

WordpressSNSと簡単に連携

WordpressによるWebサイトでは、SNSとの連携が簡単に設定できます。特にTwitterfacebookは記事投稿時に自動的に連携するプラグインが多数用意されています。

私は、アップした記事をTwitterで紹介するときは、自動連携機能は使わず、手動で入力しています。理由は、入力文字数が140字と制約もあったり、上手くTwitterカードが表示されないケースがあるからです。

 

Facebookは省エネ運営

ただ、facebookは、「やらないよりは少しでもやった方がよい」という思いから、労力を少なくするために、記事投稿時に自動連携を行っています。以前、各種SNSのフォロワー数を紹介した際は、たった20でしたが、今ではフォロワー数が40を超えることができました。ポツポツといいねがついたり、記事への導線としてクリックされたりと、モチベーションの面ではとても効果が上がっています。

f:id:tyamamototry:20170816235357j:plain

 

facebookへの自動投稿では、以下の2つが表示されるようになっています。

  1. 投稿の説明(記事タイトル+導入部)
  2. 記事へのリンク(記事タイトル+アイキャッチ画像)

Facebook投稿にアイキャッチが表示されない場合も

しかし、時折、2の記事へのリンクにアイキャッチ画像が含まれないケースが発生します。皆さんももしかしたら経験あるかもしれません。facebookから記事に誘導する上で、画像がとても重要な要素です。その画像が表示されないと、導線効果は薄まるため、必ず表示したいです。そこで、投稿で画像を表示する対処方法を紹介します。

ちなみにWebサイト側を修正しても改善されません。

 

対処法・解決策

スマホではできなかったので、パソコンでfacebookにアクセスしてください。投稿の設定メニューから画像を表示するようにできます。ただ、通常の投稿のオプションを選択しても表示されません。

投稿一覧に表示される画像が非表示の投稿の時刻をクリックします。するとその投稿のみ表示されるようになります。その状態で、投稿右上のメニューをクリックすると『シェアした添付ファイルを更新』というメニューが表示されるので、それをクリックします。そして、きちんとアイキャッチ画像が表示されれば、完了です。

 

なぜ、画像が非表示なのか

そもそものところで、アイキャッチ画像を設定しているのに、facebookの投稿の画像が非表示になってしまう要因・原因として、最も多いのが、アイキャッチ画像のサイズです。調べたところ、横幅が550ピクセルを越えるサイズの場合、上手くfacebook側で表示設定ができず、失敗するそうです。そのため、私はアイキャッチ画像のサイズは550ピクセルにリサイズして設定して、記事を投稿しています。その結果、facebook側で上記の更新を行わなくても、表示されるようになりました。

 

終わりに

今回、Wordpressプラグインを利用して、Facebookに自動連携した際に、記事のアイキャッチ画像が表示されなくなる事例の対応・解決方法を紹介しました。もし、画像が表示されない場合は、投稿の時間表示をクリック→メニューから「シェアした添付ファイルを更新」を実行で表示されるようになります。

そもそもアイキャッチ画像が取得できない原因は、アイキャッチ画像のサイズだそうです。幅550ピクセル以下で投稿すれば、大丈夫という情報を受け、試したところ、きちんと表示されました。

ぜひ、Facebookの投稿で困った場合は、上記の対応を実施しましょう。

DeNAのまとめサイトWelqが再開を断念!法務リスクの高さとチェック体制のコストがネックに

本日、DeNAの定例発表で、2016年12月に非公開になった医療情報のキュレーションサイト『Welq』は再開しないという発表がありました。

mainichi.jp

先日、ファッション系キュレーションサイト『MERY』は、小学館との協業で再開すると発表があり、この新生MERYが上手くいけば、他の10近くあるキュレーションサイトは再開の可能性を示唆しましたが、Welqは、その復活対象のリストには含まれませんでした。

※以前の新MERYスタートを取り上げた記事です。

yamataso.hateblo.jp

 

法務リスクの高い壁

この明暗を分けたのは、『法務リスク』と言えます。もちろん、従来のまとめサイトは、著作権違反が乱発しており、そういった意味では、法務リスクを抱えています。しかし、Welqでは、それに付け加え、さらに、薬事法違反などの、医療的な法律のリスクも抱え込む必要があります。

f:id:tyamamototry:20170706011805j:plain

これをケアするためには、美容情報を扱うキュレーション『ニコリー』のように、医師の監修が必要となってきます。しかし、医師の監修は、医師を雇う必要があり、それだけで記事執筆にかかるコスト以上の金額がかかります。さらに、記事の執筆料も、まとめサイト問題以降、高騰し、従来あった、2000文字の1記事が1000円というような低コストで生産が不可能です。

 

Welqは一件で有名になりすぎた

さらに、追い打ちをかけるのが、まとめサイト問題は、Welqが発端であったため、世間的にもWelqの存在が、他の医療情報を扱うキュレーションサイト以上に知られています。DeNAパレット構想には、10近くのキュレーションメディアがありました。そのうち、どれだけ覚えているでしょうか?正直、Welqiemoくらいかと思います。

MERYは、ペロリが運営していたため、パレットからは除く

 

そのため、閲覧者のチェックの目が非常に厳しくなることが推測されます。ネットには、専門家並みに詳しい識者が多数います。それらの人の目に晒されても大丈夫な情報にしなければなりません。したがって、ますますしっかりとしたチェック体制が必要で、低コストで運営するのが困難です。

 

医療情報は人々が求めている

医療は、ほぼすべての人・周りの人間が病気になります。そういった点で、ニーズが多く・広く・深いです。非常に多くのユーザーを集め、そのユーザーは医療について関心が深いため、広告もとれます。

その反面、リスクと背中合わせです。著作権侵害はマニュアルやルールで防ぐことはできます。しかし、薬事法違反などの医療的な部分は、医者であっても間違える可能性があるものです。そういった薬事法違反を避けながら運営するには、とてもコストがかかります。そのコストが想定する売り上げと釣り合わないため、今回DeNAWelqを再開しない。そう判断して、再公開を断念したのでは。と思う今日この頃です。

ドラマやニュースに群がるアフィリエイターのコンテンツはクオリティが低すぎる件。もう少し、調査・検証を

ドラマや芸能人ネタのニュースはテレビというマスメディアなので、非常に人の注目を集めるコンテンツです。それに群がって、アクセス数を獲得し、アフィリエイト収入を得るアフィリエイターはネット上にはたくさん存在しています。

それ自体は、集客力あるコンテンツに着目するということで、問題はないと思います。けれども、いざ、自分の分野の内容を取り扱っている記事を読んでみると、いかに手抜きで、粗悪な質の低い記事であることがわかりました。あと、5分調査に時間をかければ、非常に質が向上するにも関わらずです。しかも、それが、SEO的には優れていて、検索上位に表示されている状態です。

 

テレビに群がる質の低いコンテンツ

先日、自分のWebサイトで取り扱うジャンルがテレビに登場するという情報をキャッチしたので、自分のサイトでも取り上げ、紹介記事を書きました。記事をアップしたあと、どんな検索結果になるか確認しようと、検索してみました。すると、そういったテレビに登場したものを扱うサイトが多数ヒットしました。

 

2、3読んでみましたが、このクオリティが低すぎます。焦点となっている内容についても、まったく調べていないことがわかる文章です。それこそ、予告で出たワードを検索すれば、すぐに解説サイトや、知恵袋などに書いています。けれども、そういった調査に時間をかけることなく、短時間・低作業で記事を生産しているみたいです。

f:id:tyamamototry:20170807232851j:plain

 

 

クオリティは時間とトレードオフ

確かにクオリティをあげるには、時間をかけることが求められます。物事について調べたり、文章の推敲・校正には時間がかかる、トレードオフの関係にあります。しかし、そういったテレビに群がるブログでは、クオリティで言えば、30点くらいです。まだまだ改良の余地が大きいため、たった10分費やせば、50点、60点にアップすることは、それほど難しくはありません。けれども、このように、質ではなく、スピードと効率のみを優先して書いているのが現状といえます。

 

SEO的には非常に優秀な記事

ただ、テレビのコンテンツを扱うブログのすごいところは、SEO的には、非常に優れています。扱うジャンルの名詞で検索すると、公式サイトの次に表示されるほどです。確かに、SEOで求められる条件はきちんと満たしていて、1つの記事の文字数や、見出しの付け方、情報が出てからの記事更新のスピードなど、まるでお手本かのようなブログ運営です。

※有象無象あるテレビをテーマにしたブログのなかから、SEO的に優れたブログだけ勝ち残っているのかもしれません。

 

おわりに

しかし、こういったSEOテクニックを駆使して、内容はとても薄い記事を量産、アクセスを稼いで、収入を得るというのは、適切ではないと思います。というよりも、こんな内容ペラペラのブログを上位表示しているGoogle検索がいただけないわけですが。

かつて、2000年代は、機械型のサーチエンジンの方が、情報の更新速度が早く優れていました。そのため、yahoo検索のようなディレクトリ型サーチエンジンを駆逐しました。けれども、そんな機械型サーチエンジンも、今の時代に対応しきれなくなっているのかもしれません。そのままの状態を許せば、Googleもオワコン(終わったコンテンツ)になりかねない。そう思う、今日この頃です。

MERY再開のニュースの反響と関心の大きさ!ブログのアクセス数が3倍に!

昨日、このブログで取り上げました、DeNAMERYが再開するというニュースは非常に反響が大きかったです。通常のブログへのアクセス数と比較して、3倍以上のアクセスを記録していました。

yamataso.hateblo.jp

理由は、せっせとまとめサイト問題を取り上げたから

理由としては、Googleの検索表示順位です。実は『MERY 再開』と検索すると、なんと1番目に表示されています。これは、自分のPC以外にも、他の普段ブログにアクセスしていないタブレットでも、Chromeのプライベートウィンドウでも、1番上でした。まとめサイト問題の世間の関心が薄れていったあとも、飽きもせずにまとめサイト問題に関するニュースや発表を丹念に追跡し、記事として公開してきた甲斐がありました。

まとめサイトを取り上げた記事は、12本、さらにその中で、MERYを取り上げたものは7本。この半年間の成果です。恐らく、そのうち世間の関心が薄れていきますが、この『MERY 再開』という検索ワードは、まとめサイト関連としては、検索ボリュームが大きいです。さらに、今後もMERYに展開があったタイミングで、都度検索数が増えます。そういった意味で、このワードで検索結果1位をとれたのは、かなりブログアクセスに寄与しそうです。

 

MERY再開を受けての反応

今回、ニュースから1日が経過し、1次ニュースをもとにした、ブログやWebサイトの記事がいくつかアップされていましたので、目を通していました。8つぐらいの記事を見てきましたが、その意見は以下のようなものが多かったです。

  1. MERYは旧MERYのように成功しない
  2. 賠償が未完了の状態で再開はおかしい
  3. 今あるアプリで再び見れるようになるのか

1はスタートアップ好きな人、2はMERYにパクられた人、3はMERYが好きな人という属性です。常識的に考えれば、2の通り、きちんと問題を解決していないにも関わらず、再開することに疑問を抱かざるを得ません。しかし、MERYは利用ユーザーの圧倒的な支持があったこともあり、3のように、再開を切望していた声も少なくありませんでした。

f:id:tyamamototry:20170806004239j:plain

 

ちなみに、MERYを出版大手の小学館と新会社を設立して、共同で運営する情報があります。ここで大切なのは、出資比率です。小学館が66.6%、DeNAが33.3%となっています。そのため、事業主体は、DeNAではなく、小学館であると言えます。さらに、現在非公開になっているMERYの記事は一切しないとのことです。発展して考えれば、これは、小学舘がMERYブランドを購入したことを意味します。以前、遥か昔に破綻したスイスの高級時計ブランドを買い、再利用した時計メーカーと同じ手法と言えます。ただ、DeNA側も、それだけではもったいないので、33%確保することで、Webサイト開発・保守を請け負い、さらに、成功を収めた時の報酬を獲得する目論みがあるのだと思われます。

 

手がかりとなる「Venus Tap」

スケジュールがいつになるかわかりませんが、すでにひとつ手がかりがあります。それは、4月の段階で、小学館がスタートさせたキュレーションメディア『Venus Tap』です。これはすでに運営されているサービスです。このサービスは、MERYとテーマがモロに競合しています。

そういった意味でいえば、このサービスですでにノウハウは蓄積されていると考えます。そのため、比較的短期間に再開を目指すことが可能です。あとは、競合するサービス「Venus Tap」をどうするのか、気になるポイントです。

 

まだまだ、MERYはどうなるか展開は読めません。しっかり、注視していきたいと思います。

 

DeNA「MERY」が再開!小学館と共同運営~プラットフォームからメディアへの転換!

進展を聞かなかったキュレーションサイト(まとめサイト)問題ですが、大きな動きを見せました。まとめサイト問題の発端となった、DeNAのキュレーションメディアの中心であるMERYが再開するというニュースがありました!さらに、再開にあたっては、出版社の小学館と共同で運営するということです。

 

 

まとめサイトの話題は減少傾向

つい最近まで、まとめサイト問題は特に新しい情報はありませんでした。美容情報のキュレーションサイト「ニコリー」が、医師からの指摘を受け、6月記事公開を停止し、7月に再開したくらいでした。

yamataso.hateblo.jp

yamataso.hateblo.jp

一か月かからずの再開の理由は、ベンチャーゆえの資金ショートの恐れがあったためと思われます。再開当初は、10記事程度だったものが、この1ヵ月で、約80記事が表示されるようになりました。ただ、ネイティブアドを通り越す、広告らしさ全開の記事でした。どれも、【広告特集】とつけるべきな記事が多数散見される状態です。

 

Welq問題で非公開化したMERYがとうとう再開!

2016年12月に起きた、DeNAWelqを発端とするまとめサイト著作権問題で、MERYは、当初別会社・別組織のため、関係ないとしていました。しかし、なんだかんだ、色々と著作権的に問題な記事が多数発見され、公開停止の判断をDeNAは行いました。

そんなDeNAが出版社大手の小学館とタッグを組んで、MERYを再開させるというニュースが昨日流れました。

mainichi.jp

記事の中で、重要なポイントを抽出すると、

  1. 2017年内めどに再開
  2. 新会社は小学館66%、DeNA33%の出資比率
  3. MERYの記事は利用しない。
  4. 一般投稿も受け付けず

f:id:tyamamototry:20170804014527j:plain

プラットフォームからメディアへ

最も重要なのは、4番目の一般投稿を受け付けない点です。これまでは、一般ユーザーからの投稿を受け付けることを隠れ蓑にして、キュレーションサイトは、メディアではなく、「プラットフォーム」と主張してきました。それによって、万が一パクリ記事が見つかっても後手の対応がOKでした。

今回の発表では、その手をさすがに使えないため、きちんとしたライター・エディターを使うWebメディアという運営方式がとられると見込まれます。そのため、従来の、

「指摘を受けたら、それから削除すればOK」

というパクられた人からしたら、憤慨な対応を取ることができません。事前にそういったことを無くすために、記事の検証作業にもコストがかかることが見込まれます。

 

著作権侵害問題はどうなった?どうなる?

ただ、再開の話はよいですが、それまでに数万記事で、写真や記事の内容をパクリがありました。その被害者には、高くても1点につき1000円支払という、非常に人を舐めた誠意ある対応が話題でした。こちらは、どうなったのでしょうか?

こちらは、今後もペロリが引き続き対応するとのことでした。そのため、まだ継続して著作権侵害を申し立てることができます。

f:id:tyamamototry:20170804015953j:plain

 

メディア事業は難しい!?

今回、DeNAは単体ではなく、出版のノウハウを持ち合せた大手出版社の小学館と協業を行います。そうなると、従来のような1記事1000円のような単価で、記事を出すのは難しいです。校閲や検証作業も含めると、より費用はかさみそうです。

 

すでに、4月の段階で、小学館との提携のニュースが流れていたため、こうなることは、予想されていました。小学館は、ファッション雑誌も出版しており、出版に関するノウハウもあることから、シナジーは生まれます。編集・校閲に長けた出版社が記事を編集することで、従来のMERYよりも、信頼性の高い記事が生まれることは大きなメリットです。

ただ、その反面、錦の御旗だった「プラットフォーム」を捨ててしまいました。それによるコスト増がネックになることは目に見えています。

 

それをはねのけて、黒字化をできるか。とても気になる今日この頃です。

 

 

 

 

SSL付き格安レンタルサーバー「スターサーバー」なら、『ミニバード』の駆け込み申し込みがオススメな件(2017年8月6日まで期間限定)

先日、格安レンタルサーバーを運営するネットオウルが、独自SSLが無料で付与される新しいプラン、『スターサーバー(Star Server)』を2017年8月7日から開始すると発表しました。こちらのニュースは、このブログでも紹介しています。

 

yamataso.hateblo.jp

もし、スターサーバーに興味ある人に、サービス開始のあと5日間限定で、よりたくさんの機能を利用できるお得技があります。今回は、オトク技を紹介したいと思います。それは、スターサーバーのサービスが8/7に開始する前に、『ミニバード』に申し込むことです。

 

スターサーバーはSSL付き格安レンタルサーバー

新しくスタートする格安レンタルサーバーは、月額250円(税抜き)で独自SSLを利用して、HTTPSで通信するワードプレスのWebサイトを構築することが可能です。Googleの検索アルゴリズムに、暗号化通信を行う(HTTPS)のサイトを評価する仕組みが取り入れられ、

WebサイトのSSL化は避けられない方向に進んでいます。しかし、既存の暗号化していないhttpアクセスのWebサイトをSSLに対応させるには、手間もコストもかかります。以外とSSL化に必要な証明書の利用料は、レンタルサーバーの費用よりもかかります。

 

現行機能はサービス統合後も踏襲

そんなhttpサイトを運営しているミニバードユーザーにとっての降ってわいた朗報が、ミニバード運営のネットオウルのスターサーバーの開始です。ミニバードの機能は維持したまま、スターサーバーに統合し、独自SSLが利用可能になるとお知らせが掲載されています。

www.netowl.jp

ミニバードと新しいスターサーバーのプラン比較

冒頭で紹介した記事にも少し記載しましたが、ミニバードは、新しいスターサーバーでは、ライトプランになります。この2つのサービスを比較すると、大きく異なるのが、「データベース数」です。

ミニバードでは、データベースは5つまで使用することが可能でした。しかし、新しいライトプランでは、データベースは1つまでと数が減少しています。ここは、新サービスに移行した後のデメリットです。

 

事前にミニバードを申し込めばどうなる?

  • 従来のサービスの機能は、すべてそのまま利用可能
  • ミニバードの後継ライトプランはデータベース数が1つに

これらを2つを総合的に考えると、以下が導きだされます。

「新しいサービスが開始前(8月7日まで)に、ミニバードに申し込んでおけば、同じ料金で、データベースが5倍の5つ利用可能」

 

そうです。今から8月6日中の5日間に、『ミニバード』に申し込んでおけば、新サービスに移行しても、データベースの利用数は増えたままになります。移行後は、月額250円でデータベースが1つなのが、このお得な裏ワザを利用すれば、250円でデータベースを5つ使用し続けることができます!

 

ただ、このお得な技は今から8月6日までの期間限定の裏技です。新サービスが開始する8月7日を迎えると、ミニバードの募集が終了するため、同じ料金で、データベースは1つしか使用できません。もし、もっと使用したい場合は月額500円のプランにアップグレードが必要です。

 

もし、レンタルサーバーを借りてみたいなぁという人は、本日8月2日から8月6日までの5日間は、ミニバードのオススメ度は、レンタルサーバーで有名な、ロリポップやエックスサーバーを凌駕するほどのメリットを有しています。これは、この機会を逃せば、二度と手に入れることはできません。ぜひ、レンタルサーバーを借りたいと考えている人は、このチャンスをお見逃しなく!

 

独自SSLが無料で利用可能な格安レンタルサーバー『スターサーバー(Star Server)』がサービス開始!(ミニバードなどを提供するネットオウル)

 

格安レンタルサーバーに独自SSLサービスが無料で利用できる新しいサービスが2017年8月7日からスタートします!そのサービスは、『スターサーバー』というサービスです。

www.netowl.jp

月額250円でワードプレスが利用可能な格安レンタルサーバー『ミニバード』を運営しているネットオウルが提供します。これはミニバードを利用しているユーザーにとって朗報、福音とも言えます。

 

 

独自SSLを無料利用できるレンタルサーバーは少数

今までは、格安サーバーでは、他のユーザーと共用し、アドレスが変更になる共用SSLは無料で提供されていました。しかし、独自SSL有料オプションのケースが大半でした。私が利用中のミニバードやロイポップは、どちらも独自SSLを利用したい場合、費用がかかりました。有名どころのレンタルサーバーでは、エックスサーバーが独自SSLを無料で提供していましたが、月額1000円と格安サーバーと比較すると、やや高額な面がありました。

けれども、googleSSLを使用した暗号化通信を行うHTTPSサイトを、SEOの観点で重要視し、検索順位に反映させるという発表もあり、SSL通信を行うWebサイトの重要性は高まっていました。

 

f:id:tyamamototry:20170731192128j:plain

 

格安レンタルサーバー選択での失敗

ここで私は少しサーバー選択時にミスを侵していました。あまりにも費用を抑えるために、Webサイトの構成を『共有ドメイン+独自SSLなし』をチョイスしてしまったのです。この構成はレンタルサーバーの構成としては、最安ののため、そこそこ同じ構成のウェブサイトがあります。ただ、WebサイトのSSL化が進むことが予見できた2016年に、この選択は失敗でした。SSL利用すると、エックスサーバーが利用できるほどの費用がかかり、引っ越ししようにも、共用ドメインのため、引っ越し先が困難です。もし、強引にドメイン変更を進めれば、SEO的にマイナスで検索順位が下がることが目に見えています。

 

スターサーバーで、独自SSLの悩みを解決!

今後ますますWebページのSSL化が進んだらどうしようかなぁと思っていたところでした。そんな時、本日7/31に、利用中のミニバードを提供するネットオウルから、独自SSL無料の新しい格安レンタルサーバー『スターサーバー』サービス開始のお知らせがありました。

サービス開始は8月7日予定で、その後、ミニバードなどの従来のプランが順次、スターサーバーに統合予定とのことです。統合後は、従来プランのユーザーもスターサーバーの機能が利用可能になるとアナウンスされています。これは、私が抱える2つの問題のうちの1つ、SSL非対応を解決するというまさに素晴らしいサービスです。もうひとつの独自ドメインは、ネットオウルのサービスと一蓮托生を決め込めば、問題になりません。

 

f:id:tyamamototry:20170731192325j:plain

 

スターサーバーの概要

 ネットオウルから発表があった、スターサーバーの概要を紹介します。

【スターサーバーの特長】
 現在提供中のレンタルサーバーサービスをさらにパワーアップ!
 これまでより充実したサービス・機能を提供します。

 ◆さらに快速に!高速サーバー環境!
  高性能CPU・大容量メモリの最新サーバーマシンを採用!
  すべてのプランで高速サーバー環境を提供します!

 ◆無料で使える独自SSL機能!
  無料のSSL証明書「Let's Encrypt」が設定できる機能を
  すべてのプランで提供!
  簡単操作でセキュリティが強化できます!

 ◆クラウドのような柔軟な拡張性!
  主要プランでは、即時反映のプラン変更機能を提供!
  サイトへのアクセスが増えたタイミングで
  簡単にリソースの拡張が可能です!

 ◆これまで運営のレンタルサーバーサービスの長所はそのまま継続!
  WordPressなどのCMSの「簡単インストール」機能や
  「ネットオウルのドメイン」「アクセス解析」機能などの
  簡単・便利機能は引き続き利用可能です!
  各種サーバー設定も管理ツールかららくらく簡単!

 

www.netowl.jp

 

お知らせを確認したところ、一般ユーザー向けのプランは4種類ありました。

  1. 月額126円でワードプレス×
  2. 月額250円でワードプレス1サイト可能(データベース1個)→ミニバード相当
  3. 月額500円でワードプレス20サイト可能(データベース20個)→ファイアバード相当
  4. 月額1500円でワードプレス無制限

さらにそれぞれサーバーのCPU数も性能がよくなります。2の月額250円のプランがミニバードの後継プラン、3の月額500円のプランがファイアバードの後継になります。

 

従来のミニバードやファイアバードとサービス統合

2017年8月7日から無料の独自SSLサービスが付いたスターサーバーのサービス開始に伴い、ネットオウルが提供していた格安レンタルサーバープラン、ミニバードとファイアバードのサービスがスターサーバーに統合されます。

まだ、どのような形で統合されるか、全容は明らかになっていませんが、今回新サービスで利用可能な機能については、従来プランの統合版でもすべて利用可能となっています!そのため、私が加入しているミニバードのプランでも、追加費用なしで独自SSL、すなわち現在利用しているドメインで、HTTPS接続が可能になります!

 ※2017年8月1日追記

1点心配だったのが、ミニバードのレンタルサーバーのプランが、スターサーバーに統合されるタイミングで、データベースの上限数が減少するかということでした。ミニバードはデータベースを5個使用できますが、新しいスターサーバー・ライトプランでは、データベース数は1個になっています。これでは、現状のWebサイトを運営するには、スタンダードプランにアップグレードしないといけない不安がありました。

しかし、ネットオウルのHP情報を確認したところ、ミニバードユーザーは統合後も、データベースの利用数は5個のまま引き継げると記載がありました。そのため、安心してスターサーバーに移行後も、Webサイトの運営が可能です。

従来のプランが抱える問題点を解消

 従来の格安レンタルサーバープラン、「ミニバード」と「ファイアバード」には問題点がありました。それは、ミニバードとファイアバードの行き来ができなかったことです。それぞれ別個のサービスとしてしか契約できませんでした。そのため、ミニバードで転送量などが上限に達した場合に、そのまま高性能版のファイアバードに移行できず、ファイアバードと契約して、ミニバードから引っ越すという形を取らざるを得ませんでした!そのため、今回の新サービスでは、Webサイトの規模に応じたプラン変更が可能と謳っています。

 

 ◆クラウドのような柔軟な拡張性!
  主要プランでは、即時反映のプラン変更機能を提供!
  サイトへのアクセスが増えたタイミングで
  簡単にリソースの拡張が可能です!

 そのため、必要最小構成でミニマムスタートし、アクセス数が増加したり、サイトの記事数が増え、規模が拡大したときに、プラン変更するといった柔軟な運用が可能になりました。

 

今回のネットオウルの新サービス「スターサーバー」は独自SSLが無料でついてくるプランです。これで格安サーバーとして、月額250円でワードプレスなどが利用できるのは、破格のサービスです。

突然降ってわいた話にうれしさが隠せない!そう思う今日この頃です!