ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

ドラマやニュースに群がるアフィリエイターのコンテンツはクオリティが低すぎる件。もう少し、調査・検証を

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ドラマや芸能人ネタのニュースはテレビというマスメディアなので、非常に人の注目を集めるコンテンツです。それに群がって、アクセス数を獲得し、アフィリエイト収入を得るアフィリエイターはネット上にはたくさん存在しています。

それ自体は、集客力あるコンテンツに着目するということで、問題はないと思います。けれども、いざ、自分の分野の内容を取り扱っている記事を読んでみると、いかに手抜きで、粗悪な質の低い記事であることがわかりました。あと、5分調査に時間をかければ、非常に質が向上するにも関わらずです。しかも、それが、SEO的には優れていて、検索上位に表示されている状態です。

 

テレビに群がる質の低いコンテンツ

先日、自分のWebサイトで取り扱うジャンルがテレビに登場するという情報をキャッチしたので、自分のサイトでも取り上げ、紹介記事を書きました。記事をアップしたあと、どんな検索結果になるか確認しようと、検索してみました。すると、そういったテレビに登場したものを扱うサイトが多数ヒットしました。

 

2、3読んでみましたが、このクオリティが低すぎます。焦点となっている内容についても、まったく調べていないことがわかる文章です。それこそ、予告で出たワードを検索すれば、すぐに解説サイトや、知恵袋などに書いています。けれども、そういった調査に時間をかけることなく、短時間・低作業で記事を生産しているみたいです。

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クオリティは時間とトレードオフ

確かにクオリティをあげるには、時間をかけることが求められます。物事について調べたり、文章の推敲・校正には時間がかかる、トレードオフの関係にあります。しかし、そういったテレビに群がるブログでは、クオリティで言えば、30点くらいです。まだまだ改良の余地が大きいため、たった10分費やせば、50点、60点にアップすることは、それほど難しくはありません。けれども、このように、質ではなく、スピードと効率のみを優先して書いているのが現状といえます。

 

SEO的には非常に優秀な記事

ただ、テレビのコンテンツを扱うブログのすごいところは、SEO的には、非常に優れています。扱うジャンルの名詞で検索すると、公式サイトの次に表示されるほどです。確かに、SEOで求められる条件はきちんと満たしていて、1つの記事の文字数や、見出しの付け方、情報が出てからの記事更新のスピードなど、まるでお手本かのようなブログ運営です。

※有象無象あるテレビをテーマにしたブログのなかから、SEO的に優れたブログだけ勝ち残っているのかもしれません。

 

おわりに

しかし、こういったSEOテクニックを駆使して、内容はとても薄い記事を量産、アクセスを稼いで、収入を得るというのは、適切ではないと思います。というよりも、こんな内容ペラペラのブログを上位表示しているGoogle検索がいただけないわけですが。

かつて、2000年代は、機械型のサーチエンジンの方が、情報の更新速度が早く優れていました。そのため、yahoo検索のようなディレクトリ型サーチエンジンを駆逐しました。けれども、そんな機械型サーチエンジンも、今の時代に対応しきれなくなっているのかもしれません。そのままの状態を許せば、Googleもオワコン(終わったコンテンツ)になりかねない。そう思う、今日この頃です。