ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

「Webサイト運営を考える」が月間ページビュー3000越え!4000PVに迫る勢いとそのカラクリ

こちらブログ「Webサイト運営を考える~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと」ですが、2017年5月の月間ページビューが3000を突破しました。5月の31日間のトータルの合計PV数は4000まであと少しというところでした。

1日平均100PV越えが当たり前に

GW終了後から、1日のページビューが100を上回ることがコンスタントになりました。Googleアナリティクスで計測している、1日当たりのPV数が最高だと227を記録しました。PVの振れ幅は90~227で、1日平均で言えば、130PV程度です。

 

ブログとしてはかなり順調

2017年1月にブログを開始して、5か月で3000ページビュー越えはなかなかよいペースかなと思います。運営しているWebサイトでは、開始4か月目で3万PVを突破しましたが、こちらは正直出来すぎです。ブログ運営のKindle本などを読んでいると、一日のページビューが20満たないブログもたくさんあるということです。そういった点から言えば、半年足らずで、3000ページビューは順調と実感しています。

多くの人に私の書いた記事が読まれたことはとてもうれしいです。

 

月間3000ページビューのカラクリ

ここまで非常にページビューの多いブログのように紹介してきましたが、そこには実はカラクリがあります。ブログの人気ページを見て頂くと、お分かりになるかもしれません。

というのも、実はページビューを稼いでいるのは、実はブログタイトルにある「Webサイト運営」をトピックとしたものではありません。以下の2つの記事です。

yamataso.hateblo.jp

yamataso.hateblo.jp

この記事2つだけで合計3000以上のページビューを獲得しています。2017年4月に発売された「週刊鉄腕アトムを作ろう」に関する記事と、2017年6月6日発売予定の「週刊Robi2」との費用やスペックを比較した記事です。

元々、週刊Robiが11万部のヒットした雑誌でもあり、近年の技術革新で、AIや二足歩行ロボットが非常に人々の関心が高いトピックになったことも影響していると考えています。

そんな関心の高い2つの雑誌のおかげで、「鉄腕アトム 総額」や「鉄腕アトム Robi」とGoogleで検索すれば、上記の2つの記事が上から2番目で表示されています。この恩恵をしっかりと受けた結果、見事3000ページビュー越えを達成した次第です。

 

鉄腕アトムとロビ2の記事がなしでの実力は!?

それじゃあ、上記2つの記事がなかったらどうなるんだ!?

そう思う人もいるかと思います。私もそう思いました。そこで、Googleアナリティクスでロボット作成の記事を除いたページビューを計算しました。

すでに計算の基準となる数字をお伝えしているので、お分かりかもしれません。930ページビューでした。なんと全体の23%しかなかったという結果でした。。。

一日に換算すると、なんと30ページビュー。Kindle本で読んだ大多数のブログと変わりありません。実は、たまたま2つの記事がヒットしただけでした。

 

ただ、鉄腕アトムとロビ2のおかげで月間ページビュー3000越えブログを名乗れるようになりました。すでにお伝えした通り、その実力はありませんが、ネットの世界では、いかにすごいように見せるかが大事な世界です。そこで、しっかりこの数字を全面に出していきたいと思います(笑)

 

無料Wordpressテーマ「Luxeritas Theme」が使いやすく、高性能でオススメ!カスタマイズなしでも即戦力なテーマの導入方法

Wordpressを始めようと思った人が必ず悩むテーマ選びですが、非常に便利なWordpressテーマを発見しました!「Luxeritas Theme」というテーマです。

  • SEO最適化
  • レスポンシブ
  • 高いカスタマイズ性
  • 非常に速いサイト表示速度

Wordpressテーマ選定の重要な基準を抑えつつ、カスタマイズなしでも即始められるオススメのテーマです。しかも無料です。そこで、テーマの導入・インストール方法も紹介したいと思います。

 

 

Luxeritas Themeを見つけた経緯

現在運営をしているWebサイト以外に、もうひとつWebサイトを作ってみようと、思い立ちました。しかし、どのテーマを選択すべきか非常に悩んでいました。現在運営しているWebサイトと同じテーマの利用も検討しました。しかし、英語のテーマなので、説明も面倒な部分も多く、使いづらい点もありました。

そこで、ネットで使いやすそうな無料のWordpressテーマを探していたところ、出会ったのが、「Luxeritas Theme」です。

 

Luxeritas Themeとは

無料Wordpressテーマ「Luxeritas Theme」は『ルクセリタス』と呼びます。

thk.kanzae.net

非常に高性能な機能を謳っています。上記のリンク先のテーマのWebサイトもルクセリタスで作成されています。こちらのWebサイトを「think with Googleで調べると、99/100点とハイスコアを記録する表示速度が優れたサイトです。

testmysite.thinkwithgoogle.com

実際にURLを入力し、結果画面のキャプチャです。

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ほぼ満点というハイスコアです。有名なWebサイトでもこれだけのハイスコアを記録しているのは珍しいと思います。

 

Luxeritas Themeの使いやすさ

欲しい機能はほとんど実装

Luxeritas Themeは、前述しましたが、Wordpressのテーマ選定の上で、判断ポイントになる、

  • SEO最適化
  • レスポンシブ
  • 高いカスタマイズ性
  • とにかく速い

 

を謳ったテーマです。これらは、気になるポイントなので、しかも、無料で利用可能です。デザインも非常にシンプルでどんな内容・分野のサイトでも使えます。

カスタマイズなしでも、即利用可能
  • 作成日時と更新日時の両表示
  • 更新方法が選択可能
  • SNS連携ボタンがデフォルト
  • 高使用率のウィジェットは標準装備

と、非常にかゆいところまで手が届くようなカスタマイズが初期状態から利用可能となっています。そのため、設定が面倒な人でも、サイトの名前とメニューを準備さえしてしまえば、即時利用可能です。その上、アピールポイントにある通り、高カスタマイズ性を有しており、自分の思う通りにカスタマイズもできます。

 

ルクセリタスのインストール方法・導入手順

インストール方法を紹介したいと思います。リクセリタスは、Wordpressのテーマ一覧には掲載されていません。配布サイトからダウンロード→Wordpressにアップロードする作業が必要です。

1.Luxeritas Themeをダウンロードする

thk.kanzae.net

リンク先のページにWordpressテーマが「本体」と「子テーマ」の2つあります。この2つを自分のPCの任意のフォルダにダウンロードしてください。

 

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2.導入したいサイトにアップロード+インストール

ダウンロードしたテーマファイル「luxeritas-202-2.zip」と「luxech-103.zip」をWordpressサイトにアップロード+インストールします。

2-1.Wordpressの管理画面の「ダッシュボード」の「外観」>「テーマ」に移動します。「新規追加」のボタンを選択します。

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2-2.「テーマを追加」の画面で「テーマのアップロード」ボタンを選択します。

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2-3.アップロード画面が表示されるので、「ファイルを選択」ボタンを押します。

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すると、ファイルを選択画面が出現するので、まず本体の「luxeritas-202-2.zip」をアップロードします。

2-4.正しいファイル名か確認し、「今すぐインストール」をクリックします。

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「テーマのインストールが完了しました」が表示されれば、完了です。

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2-5.2-1~2-4と同様に続いて子テーマの「luxech-103.zip」をアップロード+インストールします。

 

3.インストールしたLuxeritas Themeを有効化

最後はテーマを有効にします。テーマの画面に移動すると、インストールした「Luxeritas」と「Luxeritas Child Theme」の2つが表示されるようになりました。このうち、下図のように子テーマの「Luxeritas Child Theme」を有効化します。

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※本体(親テーマ)を有効化しないのは、理由があります。親テーマを有効化し、独自のカスタマイズを行うと、バージョンアップを行った場合に、カスタマイズが消える恐れがあるからです。

4.テーマが適用されたかWebサイトを確認する

Luxeritas Themeを有効化したら、テーマが適用されているかWebサイトを確認しましょう。今回、私の検証用Wordpressサイトで適用した様子を紹介します。

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この画面は、テーマ有効後、まったく何も設定していない状態です。メニュー設定が必要ですが、すでにそのまま十分使用できるレベルです。

hacklife.wpblog.jp

テーマでスコアが変わるか検証実験

せっかくなので、Luxeritas Themeの実力がどれほどのものか調査してみました。今回比較するのは、マガジンサイトやポータルサイトのテーマとして人気の「MH Magazine lite」です。こちらもシンプル、レスポンシブといった、Wordpressサイトに欲しいスペックを満たしたテーマです。

MH Magazine liteのスコア

まずは、「MH Magazine lite」テーマを適用した状態で、「think with Googleの結果を見てみます。

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こちらも、有名・人気の無料テーマだけあって、そこそこの高得点です。ただし、「Mobile SPEED」が63/100でPOOR評価になりました。スマホ全盛時代には、やはりモバイル端末のスピードが欲しいです。

 

Luxeritas Themeのスコア

続いて、Luxeritas Themeのスコアを計測してみます。Wordpressの管理画面で、テーマをLuxeritas Themeに変更後、再度「think with Googleで調査しました。

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DESKTOP SPEEDに変化はありませんでしたが、MOBILE FRIENDNESSとMOBILE SPEEDに改善が見られました。特にMOBILE SPEEDは7点ほど向上し、評価もPOORからFAIRにアップしています。

 

こちらは、どちらもデフォルトのテーマなので、Luxeritas Themeの高性能・ポテンシャルの高さが検証できました。さらにカスタマイズすれば、最初提示したように、100点を目指せるほどの優れたテーマです。

 

 

ぜひ、テーマ選びに苦労されている方は、「Luxeritas Theme」を一度試してほしいテーマです。

 

 

GMO wimaxの解約方法(2017年5月時点)ーとくとくBBの会員画面からオンラインで解約可能

以前、記事を書きましたが、私はwimax2のwifiルータを契約してネットを行っています。wimaxMVNOによる色々なプロバイダーと契約することが可能です。私はその中で、ネット上の評判も高く、キャッシュバック金額が最も高かった「GMOインターネットの2年縛りの契約を選択しました。

ネットの回線速度も光よりも遅いですが、ネット通信では、それほど不満ではありませんでした。土日の夜がwimax2にも関わらず、やや通信速度が下がるのがストレスに感じたくらいです。しかし、それよりも不満に感じているのがキャッシュバックの難しさと解約の困難さです。

以前、解約に関する記事を書きました。

yamataso.hateblo.jp

過去記事では、違約金なしの解約の条件が非常に厳しいことを解説しています。解約月であっても解約できる期間はその半分の15日間もしくは、1/3の10日間しかないケースもあります。ユーザーによっては、Webの会員画面上に、解約のメニューが表示されず、電話もしくはメールで解約の必要があるそうです。幸いなことに、私の場合は、Webで問題なく表示されました。

GMOとくとくBBの会員画面で行う解約は簡単で、契約満了で違約金なしで解約できる月(契約開始25ヶ月目)に会員画面にログインします。

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すると会員の契約情報のボタンを押すと、キャプチャ画像の赤枠部分のように、今までは表示されなかった「契約更新月」が表示されます。

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その画面をスクロールすると、「解約」ボタンが表示されます。

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そちらを選択すると、アンケートに答える画面になります。解約する理由を答え、SIMカードを返却するよう注意書きに同意して解約できます。

ただ、違約金なしの解約月をコールセンターに電話して確認しています。契約開始月は、wifiルータが到着した月を契約1か月目としています。その為、私の場合は2015年4月に契約して、その25か月目の2017年5月が契約更新月でした。このように電話で確認するか、こまめにログインするかしないと忘れる可能性が高いです。プロバイダー側もそれを狙っているのだと思います。

こういったユーザー側が忘れることを狙った解約方法は、非常に企業の戦術として恣意的で、ユーザビリティを考慮しない設計となっています。

 次は、ユーザーにやさしいプロバイダーと契約したい、そう思う今日この頃です。

 

※ちなみにスケジュール管理が得意な場合は、GMOとくとくBBのWimax2がオススメです。キャッシュバック額ももっとも高く、解約もWebで申込み可能です。

DeNAが内部統制の強化をプレスリリースで発表!永久ベンチャーについても再定義

本日の夜にDeNAが発表した内部統制の見直しに関するプレスリリースのニュースがありました。

 

headlines.yahoo.co.jp

今回の内部統制の見直し内容

今回の発表では、東証一部上場企業である、DeNAの内部統制を強化するために4つの柱を用意しています。

  1. トップマネジメントの強化
  2. 取締役会による業務執行状況の監視
  3. コンプライアンス・管理体制の強化
  4. 抜本的な意識改革

1のトップマネジメントの強化では、代表取締役の人数を1名から2名に増やし、守安功社長、南場智子会長がお互いの業務内容について相互チェックができる体制を整備するとのことです。

2の業務執行状況の監視は、取締役の任期を2年から1年に短縮。事業領域ごとに執行役員を配置し、経営と執行の役割分担の明確化を掲げています。

3のコンプライアンスの強化は、コンプライアンスリスク管理本部を設立し、内部統制システムの強化を目標にしています。この部署から取締役会にリスクアジェンダを報告する仕組みを整備することで、経営層にリスク管理の定着を図っています。

4の意識改革では、新しいミッションを掲げ、永久ベンチャーを再定義しています。

永久ベンチャー:社会に歓迎され、貢献することを大前提として、常に新しい価値提供に挑戦し続けること

といった2016年年末に発生したWelqなどのまとめサイト著作権侵害の再発防止を目的としています。

 

DeNAまとめサイト問題の根源「永久ベンチャー

以前の記事でもお伝えしましたが、DeNAのキュレーションサイトの問題の本質は、「永久ベンチャー」という言葉の誤った認識にあると考えています。

yamataso.hateblo.jp

安定を求めず、リスクを恐れないことを目的に掲げられたワードですが、こちらが対象としたリスクの種類は、法律の抜け穴「グレーゾーン」を攻めるというものでした。そういったスタンスが原因で一連の事件が発生しました。

今回、その永久ベンチャーというワードの再定義が行われています。その中で、「社会に歓迎され、貢献することを大前提」という以前の暴走を抑える枕詞が付け加えられました。

ただ、この言葉とてもふわっとした抽象的なものです。理念というのは確かにそういったものかもしれませんが、本当に守られるのか、まだまだ疑問に感じる点は多いです。

 

MERYなどのキュレーションサイト再開の情報はなし

今回の発表では、特にキュレーションサイトに言及する話はありませんでした。10日前にもMERYの再開の予定はない報道があり、まだ賠償問題は済んでないため、非公開を続けるのは妥当ですが、以前新社長に迎えた江端浩人氏も、就任して2か月になるため、そろそろ再開に向けて動き出しそうな予感がしています。

 

終わりに・DeNAがまず行うべきこと

個人的に、内部統制を強化するのであれば、まず一番に行うべきは、今回の問題の責任者である、守安社長の処分が最優先だと考えます。そもそもの原因は、守安社長が掲げた目標を達成するために、社員がその方向に仕事を進めたという側面があり、指揮官として責任を果たすべきです。別に辞任しろとは言いませんが、会社に与えた損失を考えれば、役員報酬のさらなるカットや、平の取締役に降格などが行われるべきだと思います。

キュレーションサイトの賠償問題や、MERYの再開など、まだまだDeNAの動向に目が離せない。そう思う今日この頃です。

 

 

Googleの検索順位に変動!?検索ワードに合致しない記事が表示される異常な状態

どうやら2017年5月18日ぐらいから、Googleの検索順位が大幅に変更があった模様です。その影響を私が運営するWebサイトでもモロにダメージを受けています。

検索アルゴリズムの改悪!?

ただ、今回の検索アルゴリズムは、Googleらしからぬ改悪じゃないかと思っています。もちろん、検索順位が下がって、アクセス数が減ったから、「改悪だ」と騒いでいるんじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、アクセス数が減ったことだけではありません。なぜなら、検索ワードに対して、明らかにマッチしない記事が検索に表示されてしまっているからです。

元々の検索上位の記事が・・・

運営しているWebサイトの記事では、あるジャンルのお店に関して、レポ記事が検索上位で表示されていました。【「ある都道府県」+「○○」】というワードでは、検索順位が1ページ目に表示されるほどでした。

検索ワードに関連ない記事が表示

ところが、今回のアルゴリズム変更で、今まで3番目に表示されていた記事がまったく表示されなくなりました。これだけであれば、ただ単に何かペナルティーを受けたのかと納得もできます。けれども、もう一つ、おかしい事象が発生しています。

「検索ワードと関連しない記事が1枚目でヒットする」

これは、先ほどの「ある県+○○」の検索ワードで調べた時、なぜか東京のお店のレポート記事が表示されるようになりました。さすがにこれはおかしいと思います。もちろんその記事に対してリンクを貼っていたりするので、そのワードに反応したのかもしれません。ただ、それ以上に関連性が高い記事にはまったく反応しなくなったのは、理解ができません。

グーグルの目標から逸脱

グーグルが掲げる検索の目標は「ユーザーが求める情報を表示する」だったはずです。「ある地域 ○○」という検索をしたユーザーは、ある地域の○○に興味があると考えられます。それに対して、まったく別の地域の情報が出てきてユーザーは見るのでしょうか?はっきり言って、今回の検索アルゴリズム変更は、Windowsの更新プログラム並みの下策だと思います。

 

ぜひ、早く検索アルゴリズムのアップデートを実施してほしい。そう思っています。もちろん、検索順位も元の順位に戻してほしい、そう思う今日この頃です。

 

 

 

Webサイト・ブログのアクセス数アップに効果的な「ユーザー参加型イベント」の注意点

前回ユーザー参加型イベントのメリットについて紹介しました。ユーザーから無料でコンテンツを集め、さらに口コミによる拡散が期待できる取り組みは、広告による宣伝に比べると、費用対効果が大きいです。Webサイトのアクセス数に伸び悩んだ際に、有効な施策です。

ただ、そんなアクセスアップが期待できる、ユーザー参加型イベントですが、開催に当たってはいくつかの注意点があります。今回、開催を考える上での注意点を紹介します。

 

 

○開催の注意点

ユーザー参加イベントを開催するにあたっての気を付けたいポイントを4つ紹介します。

  1. 開催するかどうかの判断
  2. 個人情報はとりすぎない
  3. ユーザーを惹き付ける賞品設定
  4. ユーザーが拡散したくなる仕組みの導入

 

①開催するかどうかの判断

開催すべきかの判断基準は、1日のユニークユーザー数を基準にしましょう。さすがにウェブサイトを見ている人が少ない状態では、応募が集まりません。最低ラインは1日当たりUUが100が欲しいところです。そうすれば募集期間が二週間とすると、重複ユーザー含め、約1500人のユーザーに応募情報をリーチできます。この内、1%が応募すると仮定した場合、15人の応募が見込めます。

 

②個人情報はとりすぎない

後々のことを考えると、応募の必要事項に個人情報を保持しておきたいです。しかし、個人情報の採取量は応募障壁になり得ます。個人情報が流出する事件が相次ぐ中、ユーザーの不安も高まっています。本名や住所を必要事項とすると、応募を断念するユーザーも出てきます。応募障壁が小さいメールアドレスのみにして、ペンネーム・ニックネームによる募集が応募がよいと思います。そして個人情報が流出しないよう、管理やセキュリティ対策はしっかり実施しましょう。おそらく規模的に損害賠償等は起こりにくいですが、信用ががた落ちになります。

 

③ユーザーを惹き付ける賞品設定

ユーザー参加型イベントを開催するにあたって、有名なサイトであれば、賞品がなくても応募するユーザーは一定数います。しかし、まだそれほどのアクセス数のサイトでは、賞品がなければ、ユーザーが応募するモチベーション、動機付けが起こりません。そのため、ユーザーが申し込みたいと思う賞品を用意する必要があります。この賞品を用意するのはなかなか難しいです。というのも、もちろん高価で人気のものを用意すれば、応募は集まりますが、そうすると、賞品の費用が高くなってしまいます。しかし、安いものしか用意できなければ、ユーザーの関心・興味を引き付けられません。そこで、費用を押さえながらも、応募して賞品をゲットしたいと思わせるものを用意する必要があります。

できるだけ自分のサイトのユーザーの趣味嗜好を分析が大切です。

 
④ユーザーが拡散したくなる仕組みの導入

ユーザー参加型イベントといっても、ユーザーが申し込んで終わりという形のイベントはとても勿体ないです。応募ではユーザーをWebサイトに呼び込む効果はありますが、それでイベントの効果が終わってしまいます。ユーザーとコミュニケーションを図り、ユーザーがSNSなどで拡散したくなる仕組みを設けることが必要です。拡散したらユーザーにメリットが発生する、イベントで有利に働くなどの仕組みをあらかじめ用意しておきましょう。

 

○おわりに

今回、アクセス数を稼ぐために有効なユーザー参加型イベントを開始するさいに、気を付けたいポイントを4つ紹介しました。

  • 開催できる規模かどうか
  • 集める個人情報の範囲
  • ユーザーが参加したくなる賞品
  • ユーザーが拡散したくなる仕組み

これらを開催に当たってはしっかり考慮しておくことが成功の鍵を握ります。安易に進めると、あとで対応しないといけない事例が起き、逆に信頼を損ねる場合もあります。

ぜひ、開催してみたいと思う人は、上記を一度整理してみてください。

ユーザー参加型イベントはGoogleアドワーズよりも効果的!拡散効果の高さが実証!

前回の記事の続きで、PVが急増したユーザー参加型イベントのお話です。

yamataso.hateblo.jp

宣伝ツールはGoogleアドワーズ

以前、Webサイトを運営されている方とおはなしする機会があり、その際に「宣伝はGoogleアドワーズですか?」と聞かれたことがありました。グーグルアドワーズとかの宣伝は使ってませんよ』と答えると驚かれたことがあります。

実際に宣伝としては、一切お金(広告費用)をかけていません。そもそも情報サイトなので、宣伝にお金をかけてモノが売れるとかではないので、効果も少ないですが、宣伝によって得られる効果は薄いと考えています。

広告は、SEO効果が薄い

なぜなら検索最適化という意味のSEO上の効果もあまりないからです。特定ワードのGoogleの検索上は上に表示されますが、通常の表示ではなく、広告としての表示です。やはり後々の将来を考えると、お金によって、検索からの流入を賄うよりも、検索順位を上げるために、コンテンツの質・量を高める戦略がよいと判断しています。

ただ、そうは言っても、それだけではWebサイトを訪問するユーザー数、ページビューは簡単には伸びません。地道な努力が必要で、地道すぎるが故に苦しくなって挫折することもよく起こります。そこでオススメしたいのが、前回PV急増した『ユーザー参加型イベント』を開催することです。

ユーザー参加型イベントとは?

ユーザー参加型イベントは、簡単な例で言えば、ウェブサイトに関連するトピック・テーマでコンテストなどを開催することです。コンテストには賞品が必要ですが、支出を抑えようとすれば、3000円程度で準備できます。

ユーザー参加型イベントの利点・メリット

ユーザー参加型イベントの優れたところは以下の2点に集約されます。

  1. コンテンツがユーザーから無料で得られる
  2. ユーザーが口コミでWebサイトの宣伝してくれる

1は前回もお話したましたが、普段だと自分で時間をかけて、写真を撮影し、記事を執筆します。しかし、ユーザー参加型イベントはユーザーがWebサイトに掲載するコンテンツ、文章や写真を用意してくれます。

それぞれは、記事的なコンテンツとしては、それほどの文章量もないので、質としては低いように見えます。しかし、イベントという枠組みによってそれらをまとめ・集約したものは、ユーザーにとって魅力的なコンテンツに変化します。テーマに沿った応募コンテンツを1つとして捉えると、普段作成しているコンテンツとは異なる魅力を持った、もしかすると、通常よりもひきつける力が強いコンテンツとなりうるのです。

2として、さらに、ユーザー参加型イベントは、ユーザーの口コミ、リンクを誘発します。あるマーケティングの調査では、ユーザーからの口コミかつ、知り合いからの口コミは最も信頼度が高いという結果がありました。そういった点では、ユーザー参加型イベントをユーザー側で告知してもらうことで、今までリーチできなかったゾーンの人々に、Webサイトを知ってもらうことができます。そのうえ、リンクなどが貼られると、被リンク増加による検索順位の上昇も見込むことができます。そのため、短期的なアクセス数アップだけでなく、検索経由の長期的なユーザーの流入も見込むことができます。

ただ、2はユーザーに告知してもらえるような仕組みが求められます。告知を行うことでユーザーがメリットを得られるコンテストのような仕組みを準備しておくことが大切です。

ぜひアクセスアップにお悩みの方は、ユーザー参加型イベントを開催することをオススメします。広告にかかる費用よりも少ない金額で、アクセスアップに繋げることが可能です。