前回の記事の続きで、PVが急増したユーザー参加型イベントのお話です。
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以前、Webサイトを運営されている方とおはなしする機会があり、その際に「宣伝はGoogleアドワーズですか?」と聞かれたことがありました。『グーグルアドワーズとかの宣伝は使ってませんよ』と答えると驚かれたことがあります。
実際に宣伝としては、一切お金(広告費用)をかけていません。そもそも情報サイトなので、宣伝にお金をかけてモノが売れるとかではないので、効果も少ないですが、宣伝によって得られる効果は薄いと考えています。
広告は、SEO効果が薄い
なぜなら検索最適化という意味のSEO上の効果もあまりないからです。特定ワードのGoogleの検索上は上に表示されますが、通常の表示ではなく、広告としての表示です。やはり後々の将来を考えると、お金によって、検索からの流入を賄うよりも、検索順位を上げるために、コンテンツの質・量を高める戦略がよいと判断しています。
ただ、そうは言っても、それだけではWebサイトを訪問するユーザー数、ページビューは簡単には伸びません。地道な努力が必要で、地道すぎるが故に苦しくなって挫折することもよく起こります。そこでオススメしたいのが、前回PV急増した『ユーザー参加型イベント』を開催することです。
ユーザー参加型イベントとは?
ユーザー参加型イベントは、簡単な例で言えば、ウェブサイトに関連するトピック・テーマでコンテストなどを開催することです。コンテストには賞品が必要ですが、支出を抑えようとすれば、3000円程度で準備できます。
ユーザー参加型イベントの利点・メリット
ユーザー参加型イベントの優れたところは以下の2点に集約されます。
- コンテンツがユーザーから無料で得られる
- ユーザーが口コミでWebサイトの宣伝してくれる
1は前回もお話したましたが、普段だと自分で時間をかけて、写真を撮影し、記事を執筆します。しかし、ユーザー参加型イベントはユーザーがWebサイトに掲載するコンテンツ、文章や写真を用意してくれます。
それぞれは、記事的なコンテンツとしては、それほどの文章量もないので、質としては低いように見えます。しかし、イベントという枠組みによってそれらをまとめ・集約したものは、ユーザーにとって魅力的なコンテンツに変化します。テーマに沿った応募コンテンツを1つとして捉えると、普段作成しているコンテンツとは異なる魅力を持った、もしかすると、通常よりもひきつける力が強いコンテンツとなりうるのです。
2として、さらに、ユーザー参加型イベントは、ユーザーの口コミ、リンクを誘発します。あるマーケティングの調査では、ユーザーからの口コミかつ、知り合いからの口コミは最も信頼度が高いという結果がありました。そういった点では、ユーザー参加型イベントをユーザー側で告知してもらうことで、今までリーチできなかったゾーンの人々に、Webサイトを知ってもらうことができます。そのうえ、リンクなどが貼られると、被リンク増加による検索順位の上昇も見込むことができます。そのため、短期的なアクセス数アップだけでなく、検索経由の長期的なユーザーの流入も見込むことができます。
ただ、2はユーザーに告知してもらえるような仕組みが求められます。告知を行うことでユーザーがメリットを得られるコンテストのような仕組みを準備しておくことが大切です。
ぜひアクセスアップにお悩みの方は、ユーザー参加型イベントを開催することをオススメします。広告にかかる費用よりも少ない金額で、アクセスアップに繋げることが可能です。