Windows8.1でナレーターを間違ってONした際の停止・終了する方法
WindowsOSには、文字が読めない人を対象にした、文字読み上げのナレーター機能を提供しています。
ただ、ナレーター機能を誤って起動してしまうと、マウスを移動させるたびに読み上げが発生し邪魔になります。
今回、Windows8.1でナレーター機能をOFFにする手順を紹介します。
- ナレーター機能とは?
- ナレーター機能はWindowsキー+Enterキーで有効に
- Windows8.1だとWindows+Enterキー再入力で無効にならない
- Windows8.1でナレーターを終了させる方法
- 終わりに
ナレーター機能とは?
WindowsOSに搭載されているナレーター機能は、画面上に表示されている文字情報の読み上げ機能です。
目が見えない視覚障害者向けの機能で、マウスカーソルの位置に応じて青い枠に囲われた部分の文字を読み上げてくれます。
視覚障害者の方がマウスを使い、パソコンを操作する際には、ナレーター機能の読み上げで、データの場所や内容を音声で確認し、パソコンを操作します。
ただ、この機能は視覚障害者の方を対象としたものなので、目が見える人には必要ありません。
むしろ、マウスカーソルを移動させるたびにナレーターによる読み上げが発生し、邪魔になってしまいがちです。
ナレーター機能はWindowsキー+Enterキーで有効に
このWindowsのナレーター機能はキーボードのWindowsキーとEnterキーを同時押しすると有効になるようになっています。
そのため、誤って2つのキーを押してしまい、意図せずナレーター機能を有効にしてしまうケースが起きやすいです。
特にWindowsのエクセルを操作している際に、セル内改行しようとAltキー+Enterキーを押そうとした際に、誤って1つキーがずれて、WindowsキーとEnterキーを押してしまうケースが多発します。
Excel使用している際にスクリーンの文字を読み上げるナレーターを起動してしまうのはあるあるです。
Windows8.1だとWindows+Enterキー再入力で無効にならない
このナレーター機能を無効にする方法について、マイクロソフトのサポートページでは、再度「Windowsキー+Enterキーを同時押しする」と説明されています。
しかし、Windows8.1で実際にWindowsキー+Enterキーを同時押ししても、ナレーター機能は終了せず、無効になりません。
そのため、Windows8.1を利用しているユーザーの場合は別のやり方でナレーター機能を停止させる必要があります。
Windows8.1でナレーターを終了させる方法
そこで、Windows8.1でナレーターを終了させる方法を解説します。
①マウス操作によるナレーター終了手順と②ショートカットキーによるナレーター終了手順の2種類を紹介します。
①マウス操作によるナレーター終了手順
マウス操作では、ナレーターの設定画面を開いて終了させます。
ナレーター機能を有効にすると、タスクバーに以下のアプリが起動しているので、クリックします。
このアプリがナレーターの設定のアプリケーションです。
ナレーターの設定ウィンドウのメニューの中から一番下にある「終了」を選択します。
以上の手順でナレーターが停止できます。
②ショートカットキーによるナレーター終了手順
次にショートカットキーによるナレーター終了手順です。
Windows8.1の場合、ナレーター機能の停止のショートカットキーは以下となっています。
Ctrlキー + Altキー + Escキー
この3つのキーを同時押しすると、ナレーター機能が終了します。
①と②のナレーター終了手順としては、②のショートカットキーの方がオススメです。
こちらの方がすぐに終了させることができるからです。
キーボード入力のミスで、ついナレーター機能を誤って起動してしまいがちな場合は、Ctrl + Alt + Escのショートカットキーを覚えておきましょう。
終わりに
今回、Windows8.1でのナレーター機能を停止する方法を紹介しました。
ナレーター機能は「Windowsキー+Enterキー」のショートカットキーで起動するようになっており、エクセルなどでセル内改行する際に誤って押してしまいがちです。
マイクロソフトのサポートページでは再度「Windowsキー+Enterキー」を押せば、終了するとありますが、Windows8.1では停止できませんでした。
その代わり、ナレーター設定の画面から停止する方法とショートカットキーによる停止方法の2種類を紹介しました。
ショートカットキーだとすぐに停止できるので、「Ctrl + Alt + Esc」のショートカットキーを覚えておきましょう。