ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

Twitter砲からGoogle砲への連携はブログのアクセスアップの必殺技

2019年6月末に記事がバズって、過去最高PVの15万PVを突破しました。バズに至る要因に、Twitter砲→Google砲の連携がありました。ブログ運営でPV増・アクセスアップを狙うため、このコンボは必須です。Twitter砲+Google砲のコンボについて紹介したいと思います。

 

アクセス増に貢献する○○砲

ブログ記事で急にバズったりしてアクセス急増に貢献する要因のひとつが〇〇砲と呼ばれる超強力な流入元からのトラフィックです。○○砲と呼ばれるケースとして、以下が挙げられます。

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※yahoo砲やLINE砲といったのもありますが、条件が厳しいため、普通のブログでは発生しません。

こうしたグーグル砲などを受けると非常にアクセスが増えます。これまでの経験では、○○砲の中でも、Google砲の威力が特にすさまじいと感じています。

Google砲を受けた時のアナリティクスのリアルタイムユーザーを見ると、パチンコの確変大当たりが当たったようにドーパミンがドバドバ出ます

 ※管理人はパチンコはやったことがありません。

 

狙うべきはTwitter砲とGoogle

こうした○○砲と名前いう中で、ブログを運営している人が狙うべきはTwitter砲とGoogle砲です。

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はてなブログの場合、スマニュー砲を狙う作戦もありです。

というのもこのTwitter砲とGoogle砲は、連鎖することが狙えるためです。

まず、新着記事に対し、Twitterで記事紹介を行います。ここでフォロワーから多くのRT(リツイート)を獲得できると、拡散され、アクセスが集まります。これがTwitter砲です。

すると、そのアクセス増を検知したGoogleが、これはそのジャンル・トピックとして紹介すべきと判定し、ChromeアプリやGoogleアプリのトップ画面に表示される「あなたにおすすめ」として紹介してくれます。そうして2段階目の大砲として、Google砲が発射されます。

 

2段階目のGoogle砲のすさまじさ

先日もTwitter砲+Google砲のコンビネーションが発動しましたが、すさまじい威力でした。アクセス数で言えば、通常時の10倍近くのPVを獲得しました。

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 Googleアナリティクスの数値を見ても平時に比べても、その威力の高さが分かります。また、Twitter砲ではリーチできないユーザーもGoogle砲のターゲットになります。そのため、サイト認知の効果も高いです。

 

 Google砲が起こる仕組み・メカニズム

ただ、残念ながらGoogle砲をどう発生するか、その詳しい仕組みやメカニズムについては明らかになっていません。Googleの公式見解として、

「興味があるユーザーに役立つ情報を届ける」

とまるで禅問答のような回答です。答えを求めたがるゆとり世代にとっては、こうした不明瞭な情報に戸惑うばかりです。

ただ、これまでGoogle砲を受けてきた経験則から推測するに、Twitter砲を起こせれば、Google砲は起きる可能性が高くなります。直近2回発生したGoogle砲もTwitter砲によって発火しました。

  • Twitter砲で投稿にいいね・RTが集まるからGoogle砲が起きる
  • Twitter砲でPVが集まるからGoogle砲が起きる

因果関係についてはどちらなのかは解明できていませんが、Twitter砲とGoogle砲は強い相関関係があることが分かりました。

 

ブログではTwitter砲をまず狙う理由

ブログ記事では、まずTwitter砲を狙うべきであると考えます。というのも、最もコントロールしやすいからです。

Twitter砲以外にもスマニュー砲やはてぶ砲などもありますが、こちらはブログ側でコントロールしづらいです。

Twitterなら適切にフォロワー数を増やすことで、いいね・RTの数が高めることができます。1万を超えるフォロワーがいれば、その分だけTwitter砲が起こしやすくなることは証明されています。

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そのため、他にある○○砲を狙うよりもTwitter砲を狙うことがGoogle砲を誘発させる最も近道な戦略です。

 

終わりに

今回、ブログ運営において、Twitter砲とGoogle砲のコンビネーションを狙えと言いました。このために必要なことは、Twitterのアカウントの力を高めることです。

  1. フォロワー数を増やす
  2. 日ごろから役立つ情報を発信する

この2つを心がけることで、Twitter砲を発生しやすくし、Google砲との連携を狙い、PV爆増・アクセスアップを狙うのがよい戦略だと考えます。

サイト記事がトレンドブログにパクられたので著作権侵害で対応してみた。

自分の記事がトレンドブログにパクられるという人生初の事件に遭遇しました。これまでネット上ではよく見かけていましたが、まさか自分に降りかかってくるとは…

しかし、泣き寝入りをするわけにはいけませんので、対応し、無事解決に至りましたので、その経緯や流れを紹介したいと思います。

 

記事執筆のためネットで情報収集していたら

ある日、とある映画に関する記事を書こうと思い、ネット上でどのような記事が書かれているか、情報収集していました。

そうして閲覧しているうちにトレンドブログに行きついて、記事を読んでいたところ、ある違和感を感じました。

「なんかこの文章見たことあるな・・・」

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ピンときて、自分の過去記事で関連する記事を読み返してみたところ、見事ビンゴでした。

どう考えても私が書いた記事の文章がそのままパクられています。私の記事以外の記事と混ぜた内容かなとも考えましたが、見比べると、明らかに文章がそのまま使われている状態でした。

 

引用要件はまったく満たされず、明らかな著作権侵害

ただ、自分の文章を使われているからといって、パクリと決めつけるわけにはいけません。文章を引用することは法律的にも問題ない正当な行為だからです。

そこで、そうやって引用要件が満たされているの確認してみました。

  1. 他の本文と引用部が主と従の関係か:主従か不明だが、本文の方が分量は多い
  2. 引用だとわかる表現になっているか:引用とは思えない
  3. 引用元の出典情報を明記しているか:引用元は明記されていない

どう考えても著作権侵害です。本当にありがとうございました

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ということで、出典情報明記という必須要件すら満たしていないため、著作権侵害であることは確実です。

トレンドブログに自分の記事がパクられ、収益を稼ぐ一因になっていると考えると、なかなか怒りがこみ上げてきました。

このまま泣き寝入りすることはできません。そこで、対処のアクションを起こしました。

 

著作権侵害の解決ポイントをどこに設定するか?

著作権侵害に対処するために、最初に考えるべきことは、どこを解決ポイントに設定するかです。

  1. 記事の引用要件を正しく満たしてもらう
  2. 無断でパクったことに対し、利用料を請求する
  3. 著作権侵害として訴訟して、裁きを受けさせる

下になるほど、手間もどんどんかかります。②利用料の請求も、値段の設定が難しく、さらに利用料の受け渡し方法を設けることもかなり面倒です。

自分の中でも引用されることはむしろ歓迎のスタンスです。ただ、今回の怒りポイントは、引用条件を満たさず、記事をパクっていることです。

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そこで、①の引用要件を満たしてもらえれば、怒りも収まると考え、そこを解決ポイントに設定しました。これなら対応にそれほど労力もかかりません。

 

証拠としてスクショと記事を保存

まず、実際に行動を起こす前に、記事全文のスクリーンショットと、記事自体もデータとして保存しておきました。

証拠として、そういった記述が行われていたを押さえておけば、もし先方が記述を削除しても逃れることができないからです。公開日時の情報も抑えたので、どれぐらいの日数、著作権侵害した記述が公開されていたかも把握できます。

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問い合わせフォームから著作権侵害の連絡

証拠を押さえたところで、問題のトレンドブログにコンタクトを取ります。幸いトレンドブログは、グーグルアドセンスを利用しているところが大半なので、問い合わせ窓口が用意されています。

フォームに以下の情報を入力して送信し、コンタクトを図りました。

 

○○○(https://XXXXXXX.jp)の山本と申します。

貴サイトに掲載されているこちらの記事を拝見しました。

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
https://xxxxxxxxxxxx.net/post-999

こちらに△△に関する記述が掲載されておりますが、記述が明らかに弊サイトの以下の記事をコピペした形跡がございます。

https://XXXXXXX.jp/post-331/
https://XXXXXXX.jp/post-363/

残念ながら、引用要件を満たしておらず、著作権法を逸脱した行為と認定しております。
そこで弊サイトとしまして、出典の明示を要求致します。
サイト名+記事名の表示と各記事へのリンクの掲載をお願い致します。
(上記修正は6/28までに実施いただくようお願い致します)

もし、期限内に上記が実施されない場合や、記述を削除されました場合は、
これまでの公開期間を含め、著作権侵害として法的に対処する方向で進めさせていただきます。


よろしくお願い致します。

 

 問い合わせ後、数時間でメール返信が

問い合わせたその日のわずか数時間後に、こちらの問い合わせへの返信メールがありました。

「この度は、こちらの不手際で、引用と載せていなかったこと及び、不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした」

ゴネられたらどうしようかなと思っていたら、まさかの速攻での謝罪で、勝利を確信しました。

相手からすれば、引用の対応すれば許してもらえるという甘い条件だったので、飛びついてくれたかもしれません。

もし、これで利用料の請求や法的手段に即乗り出していたら、もう少し相手もかたくなに認めない戦法をとる可能性も感じました。

 

引用要件の出典元リンクが追加。おや?

先ほどのメールに、「リンクも貼りました」と回答があったので、満たされた気持ちで問題の記事のリンクの埋め込み状況を確認します。

確かにリンクが設置され、記事から私の記事へに遷移できるようになっていました。これで一安心と思いつつ、念のため、ソースも見ておこうとHTMLソースを見たところ、

rel="noopener nofollow noreferrer"

おい!「nofollow」付きリンクっ(怒)

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nofollow属性とは、「リンクするけど、このサイトは評価してないよ。」というSEO的に意味のないリンクです。リンク自体にはSEO的にプラスに働き、検索順位が上がる効果があります。

しかし、非難するため紹介したいサイトがあるけど、そのままリンクすると逆に相手のサイトのSEOが高まるのは避けたい場合に、nofollowリンクを使います。

メールを見て、安堵した思いが一蹴されました。急いで再度連絡し、nofollowを取り除けと指示しました。

ただ、「もしかしたら、知らないだけかも?」と気遣いを発揮してしまい、修正内容のビフォー・アフターを載せる親切っぷりを出してしまいました。

その後、きちんと「nofollow」が削除されたリンクが掲載され、無事一件落着となりました。

 

著作権侵害に対応した感想とかかった労力

今回の著作権侵害に対処した感想としては、それほど面倒ではなかったという点です。

もちろん、これ利用料を請求した場合、一気にグレードが上がります。料金設定もどれぐらいの金額が妥当か検証する必要があります。さらに妥当な金額でも相手が応じない場合は交渉が泥沼化する恐れがありました。

しかし、今回はきちんと引用要件としてリンクを求めるという、対応レベル1だったので、相手も謝罪するという方向に舵を切ってくれました。

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かかった時間も、証拠のスクショを取る、問い合わせから連絡、対応指示メールとすべて合わせて実質1時間程度でした。労力的にもそれほどではありませんでした。

実際には何も得られていないため、タダ働きですが・・・

 

終わりに

今回、自分のサイトの記事がトレンドブログにパクられる事態に遭遇し、著作権侵害として対応を行いました。こちらの求める対応が、「引用要件を満たせ」だったので、相手もすぐに謝罪・対応に移ってくれました。

無事記事にリンクが貼られたので、著作権侵害に対する目的は達成できました。もっと、交渉すれば、利用料を払うといった形もできたと思います。

しかし、何も対応せず、泣き寝入りで黙って見過ごすというのは、心の健康上よくありません。引用要件を満たすという小さいことではありますが、著作権侵害に対応したことで、当初抱えた怒りは消え、スッキリとした気持ちです。

みなさんも自分のコンテンツの著作権侵害が起きたら、泣き寝入りせずに、対応レベルを考え、アクションを起こすことをオススメします。

※もちろん、利用料を請求するというのもアリです。 

 

Googleアドセンス管理画面にads.txtの警告が出た場合の対応方法・解決策

Google Adsense管理画面を確認したところ、見慣れぬ警告画面が表示されていました。「ads.txt」に関する警告で、対応しないと収益面で影響を受けそうだったので早速対応しました。その対応方法について解説したいと思います。

 

 

突然アドセンスでAds.txtの警告メッセージ

Google Adsenseの管理画面に2019年6月になり、下記のような警告メッセージが表示されるようになりました。

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要注意- ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。

いきなり赤枠での警告メッセージに驚いた人も多いと思います。

さらに、収益にも重大な影響との文言もあり、どうにか対処しないといけないけど、ads.txtってそもそも何?となった方も多いと思います。

 

ads.txtとは~その目的と効果

ads.txtの定義

ads.txtは、オンライン広告に関する標準規格などを定めるIAB(Interactive Advertising Bureau)が定めた広告掲載の透明性を高めるためのものです。

ads.txtには、自分のサイトで広告配信している業者を記述したテキストファイルです。ほとんどのブログ運営者にとっては

「広告配信業者=グーグルアドセンス

を意味します。

ads.txtの動作事例

このads.txtに記載された広告配信業者としかやり取りしないというルールで運用しています。

例えば、あるサイトAがサイトBを偽って、広告配信業者に広告掲載のリクエストを投げたとします。その時、広告配信業者は、サイトBに設置されたads.txtを参照します。その中に自分たちのIDが記述されているか確認して、ない場合は広告を配信しないといったことを行います。

ads.txtの目的

ads.txtは悪質なサイトが他人のサイトと偽って、広告をリクエストして、収益を得ることを防ぐことができます。

悪用事例の例えとして、イチローから「広告に出るから1000万円ちょうだい」と言われたとします。

広告主からすれば、イチローに宣伝してもらえるならと、1000万円支払い広告を出します。

しかし、実はそのイチローは本物のイチローではなく、ニッチローだった!

この時、ニッチローは広告主から1000万円の収入を得ることができます。

このように自分の名を騙って悪用された場合に、ads.txtで照合することで防ぐことができます。

広告主にとってもメリットが

ads.txtを適切に運用することで、本来掲載されないサイトに広告が配信されることを防ぎます。最近は広告主も広告の掲載場所を意識するようになりました。

以前、違法に漫画をアップロードしたサイト「漫画村」に掲載されていた広告主が話題になりました。こうした場合には広告主のブランドイメージが傷つく恐れがあります。

せっかく広告を出したのに、ブランドイメージが傷つくのは本末転倒です。そうした広告主のブランド毀損を防ぐメリットがあります。

 

ads.txt警告メッセージの対応方法・手順

ここでads.txtの警告メッセージに対応する方法・手順を解説します。以下の5Stepで対応が可能です。

1.Windowsの場合、標準アプリのメモ帳アプリを開きます。

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2.メモ帳に以下の記述を追加します。

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

3.グーグルアドセンスの管理画面URLの「pub-************」と書かれた部分をコピーします。

https://www.google.com/adsense/new/u/0/pub-*************/home

メモ帳のpub-0000000000000000を先ほどコピーしたものと置き換えます。

4.「名前を付けて保存」でads.txtという名前で保存します。

5.保存したads.txtをサイトのルートドメイン(https://○○○.com)にFTPソフトなどでアップロードします。

※ルートドメイン直下に置く必要があります。サブドメインの場合は注意が必要です。

 

Ads.txt対応後の確認方法は?

ads.txtをアップロードが完了したら、https://○○○.com/ads.txtにChromeなどのブラウザでアクセスします。

アクセスしたら、先ほどメモ長に記述した内容が表示されていれば、きちんとアップロードされています。

ただ、グーグルアドセンスの管理画面では、ads.txtを設置したことによる動作の確認はできないみたいです。

終わりに

今回、Googleアドセンスの管理画面で警告表示されたads.txtのメッセージの対処方法を解説しました。収益に影響との文言もあり、できるだけ早く対応した方がよさそうです。それほど難しい手順ではないので、急いで実施するようにしましょう。

コメダ珈琲の無料wifiの接続方法・利用時間、速度まとめ

コメダ珈琲は、落ち着けるソファー席を中心とした座席が人気です。さらに、wifiや電源などの用意もあり、作業スペースとしても非常に便利です。今回、コメダコーヒーで利用可能な無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の接続方法、利用可能時間、速度について、まとめたいと思います。

 

コメダ珈琲の無料wifi利用方法・接続手順

コメダ珈琲の無料で使えるwifi「Komeda_Wi-Fi」の使い方は以下の通りです。

スマホ(iOS端末)を想定しています。

1.設定画面のwifi画面で、「Komeda_Wi-Fi」を選択してタップします。

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2.接続されると下記画像のように表示されます。

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3.その後、自動的に無料wifiの接続画面が表示されるので、「インターネットに接続」ボタンをタップします。

 

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4.wifi利用規約が表示されるので、「同意する」をタップします。

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5.下記のコメダ珈琲のメニューが表示されれば、wifi接続成功です。「完了」ボタンをタップすると、ネット接続できるようになります。

 

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Komeda_Wi-Fiの無料wifiの利用時間は?

コメダ珈琲の無料wifiを利用可能な時間ですが、1回の接続で1時間利用することができます。回数に制限はないため、前述の接続手順で再接続を行えば、再び利用することができるため、ほぼ丸一日無制限でwifiを利用可能です。

コメダは朝11時までにドリンクを注文すると、無料でトーストとゆで卵orたまごペーストor小倉あんが付いてきます。そのため、他のカフェよりも長居しやすく、こうした無制限で利用できるwifiはとてもありがたいです。 

 

コメダの無料wifiの通信速度を測定

コメダの無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の通信速度はどれぐらいなのか?実際に店舗で通信速度を測定してみました。

測定店舗は、東京・荻窪にある「コメダ珈琲荻窪店」です。

測定には、ネットフリックスが提供している「FAST.com」を利用しました。

 

fast.com

※念のため2回計測しています。

wifi計測結果1回目

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wifi計測結果2回目

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2回とも70Mbpsを超える高速な回線であることが測定できました。このスピードであれば、動画視聴でも問題ないレベルの通信速度です。

 

コメダの無料wifi利用時の注意点

コメダ珈琲の無料wifiの注意点は、wifiネットワーク上は暗号化されていないことです。そのため、無料のはてなブログのような暗号化されていないネットワーク(http通信)で、ID/PASSを入力するとパスワードを盗まれる恐れがあります。

また、暗号化されていても、公衆wifiには万が一の場合があるので、ネットバンクなどにはログインしないようにしましょう。

 

 

終わりに

今回、コメダ珈琲で利用できる無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の接続方法、利用時間、通信速度を紹介しました。wifi利用時間はほぼ無制限で、通信速度も動画視聴も問題ない速さなので、快適にネット接続ができます。

最近はネット通信量も増しており、モバイル通信はすぐに上限に達し、「パケ死」と呼ばれる状態に陥ります。そうならないように、公衆wifiが利用できるところでは積極的に利用していきましょう。

スプレッドシートなどGoogleサービスのChrome推奨利用法!複数アカウント使い分け時は絶必

Googleにはグーグルアドセンスやグーグルアナリティクス、さらにはドキュメントやスプレッドシートなど便利なサービスがたくさんあります。特に複数のアカウントを使い分ける場合、きちんとログインしているユーザー管理が大切になってきます。

 

スプレッドシートなどの便利なGoogleサービス

Googleは、元々検索エンジンの会社でしたが、現在では多種多様なサービスを提供しています。

などのビジネスや書類作成で必要となるツールをクラウドサービスで提供しています。そのほかにもサイト運営者にとって大切なアクセス解析ツールなども用意されています。

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複数アカウントを使い分けるケースが急増

私も含むですが、多くの人にとって仕事でもプライベートでもGoogleのサービスは欠かせないものになっています。そのため、1つのアカウントでのみ利用するわけではなく、複数のアカウントを使い分けて利用するケースが急増しています。

  1. GoogleアカウントA:プライベート用
  2. GoogleアカウントB:仕事で使う個人用
  3. GoogleアカウントC:仕事で使うグループ共用

Googleドキュメントは権限管理がしっかりしており、リンク共有しなければ、許可されたアカウントからのアクセスしか利用できません。そのため、アカウントBで許可されているものとアカウントCで許可されているものが異なります。

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複数アカウントGoogleサービスを利用するとエラーするケースも

そこで問題になってくるのが、複数アカウントを使い分けて利用していると、時々サービスを利用できない事象が発生します。その理由の多くは前述した権限の問題が起こっています。

Googleサービスを利用するということで、多くの方はブラウザにChromeを利用しています。Chrome自体にもGoogleアカウントのログインができます。それによってブックマークや閲覧履歴などをデバイス問わず共有可能です。

さらに、各Googleサービスでも利用アカウントでログインを行います。この時、

Chromeのログインアカウント≠Googleサービスのログインアカウント

という事象が発生します。この場合に、権限に関するところでエラーが発生し、上手く文書にアクセスできないケースが発生します。Googleサービス上でログインアカウントを変更しても解消しないケースが多いです。

 

アカウントの権限エラーを無くす解決策

そんな原因特定が難しいアカウント権限エラーを無くす方法があります。それは、

Chromeのログインアカウント=Googleサービスのアカウント

という状態にすることです。

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上の図では、右上の紫色のaマークが2つ並んでいます。この状態がChromeのログインアカウント=Googleサービスのログインアカウントを意味しています。

Chromeでは、ログインアカウントごとにショートカットを用意できます。アカウントAで作業したい場合は、アカウントAでログインしているChromeを起動し、Bで作業したい場合は、アカウントBでログインしているChromeを起動します。

こうすることでブラウザとタブ間のアカウント不一致がなくなります。それによって、権限エラーを回避することができます。

 

この方法は、色々なGoogleアカウントを使い分ける人ほどオススメしたい手法です。ぜひ、Googleサービスの権限周りのエラー・トラブルで悩まれている方は試してみてください。

東進ハイスクールのビラ配りで考えるダイレクトマーケティング

朝仕事で駅に向かっていると、ビラ配りをしている人たちがいました。残念ながらビラを受け取っている人は少なかったです。興味本位でビラを受け取ってみたところ、なんと東進ハイスクールの高校1,2年生向けのテスト対策でした。今回、東進のビラ配りからダイレクトマーケティングのあるべき姿を考えてみました。

 

なぜ、高校テスト対策のビラを社会人に配る?

今回、疑問になったポイントは、「なぜ今回、私に東進ハイスクールのビラを配られたのか?」です。

ビラ配りの人は3人中、3人とも私にビラを渡そうとしてきました。そのビラの内容が高校のテスト対策。「高校レベルからやり直せ」というメッセージなのかと一瞬疑いました(笑)

ただ、もう少しビラ配りというマーケティング手法から、今日の事象を深堀りしてみます。

 

ビラ配りはダイレクトマーケティング

ビラ配りというのは、100年以上前に生まれた宣伝方法です。マーケティング的な分類としては、ダイレクトマーケティングと分類されると考えます。

ビラ配りがなぜダイレクトマーケティング?と思う人もいるかもしれません。単に冊子やポケットティッシュを不特定多数にばらまいているだけと。

 

ダイレクトマーケティングとは

ダイレクトマーケティングといえば、ダイレクトメールでおなじみのDMを思い浮かべる人も多いと思います。

  • 性別
  • 年齢
  • 住所
  • 職業
  • 年収

といったユーザー属性に基づいて適切なターゲット層にアプローチするのがダイレクトマーケティングです。

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ビラ配り=ダイレクトマーケティング

上記の観点から言えば、ビラ配りもダイレクトマーケティングに分類できます。なぜなら、配る相手を見れば、性別と年齢はおおよそ見当がつきます。

さらに、配る場所で住所も把握できます。朝にある駅に乗ろうとする人はその駅の近郊に住んでいる可能性が高いです。配る時間と服装で、サラリーマンやOLかどうかも分類できます。

そうした点からビラ配りは配るユーザーをきちんと選別することで、自分たちの広告を届けたいターゲット層に届けることができるマーケティング手法であると言えます。

 

東進ハイスクールの顧客とは?

では、今回配られた東進ハイスクールの顧客は誰にあたるのでしょうか?

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顧客は簡単で、配られた冊子の情報の通り、高校生です。15~17歳の高校に通う男女になります。

これらの顧客に対して、テスト対策というサービスを提供し、それが成績アップにつながれば、顧客は満足を得ます。

 

東進のサービスにお金を払う人はだれか?

ただ、東進ハイスクールの顧客は、通常のサービスと異なる点があります。それは、サービスを受ける顧客自らお金を払わない点です。

ではお金を払うのは誰か?高校生の親たちです。

高校生を子に持つ親は、自分の子どもが成績優秀でいい学校に行けることを望んでいます。それを叶えられるサービスに対して、お金を払うわけです。

顧客ではなく、サービス料を支払い、意思決定するこれらの層に訴求することも アプローチとして有効です。

 

東進ハイスクールのビラ配りのターゲット層

東進ハイスクールのビラ配りのターゲット層としては、一番は高校生になります。駅などに通学している制服を来た学生であれば、ほぼ潜在顧客となるため、是が非でも配らなければなりません。

その次に配りたいターゲット層は、「高校生を子に持つ親」です。15~17歳の子どもがいるということは、一般的にアラフォー以上がターゲットとなるわけです。そこは見た目で判断しなければなりませんが、明らかに若い男女の社会人などは除外したほうがビラ配りの効果は高まります。

 

今回の東進ハイスクールの配り方はターゲティングなし

しかし、今回の東進ハイスクールの配り方はそうしたターゲティングは行われていませんでした。駅に向かう通行人すべてに配っている様子でした。

せっかく人手を使っているのに、手当たり次第に配っているのは勿体ないと感じました。 

正直30代以下の男女に配っても、コンバージョンは0%です。それならば、コンバージョンがある層に絞ってアプローチすれば、全体のコンバージョンは大きく向上すると推測されます。 

 

終わりに

今回、東進ハイスクールの高校の試験対策のチラシをもらったことで、ビラ配りについて考えてみました。ビラ配りは上手く配る相手を選別することで、潜在顧客となる高校生の親にアプローチができる有力なダイレクトマーケティングです。

しかし、なぜ、私に配られたのか?手当たり次第だと思っていますが、実は高校生の子供がいると思われたのか・・・

もしかしたら冒頭に言った、「高校生からやり直せ!」という意味ではと一抹の不安を感じました。

会社での業績を個人の業績としてSNSやブログで紹介するのはいかがなものか?

最近、会社での業績を自分の個人アカウントで自分の成果として紹介する人が増えています。これまで会社に貯まりがちな信用を個人に流せることは、素晴らしいことだと思う反面、いかがなものかと思う点もあり、少し整理してみました。

 

ネット普及以前は個人に成果が蓄積されない

元々、インターネットが広がる前は、勤め先での成果は、成果を上げた本人に蓄積されませんでした。

社内であれば、「◯◯プロジェクトを成功に導いた人」と評判は広まります。

しかし、社外の人にまでそうした情報は入ってきづらいです。会社的にその人をキーマンとして成果を宣伝しようとする意図がないと、外部の人に知らしめる機会は殆どありませんでした。

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インターネット+SNSで個人に成果が貯まる時代に

インターネットとSNSが普及したことで、状況が変化してきました。自分が会社で積み上げた成果が個人の成果として蓄積が可能になりました。さらにそうした情報のオープン化が進んだことで、社会的にも会社での実績をオープンにすることが容認されるようになってきました。

インターネット初期のころは、そうした自分の実績を会社に勤めている最中に、ネットに書くと処罰を受けたという話もチラホラありました。しかし、近年は大企業でもオープンにして書いている人を多く見かけます。

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会社の功績を自分の功績として紹介するのはいかがなものか?

ただ、最近、会社での実績や成果をそのまま紹介し、自分の成果とする人が増えています。もちろんその人によるところが大きいものもあるとは思います。しかし、本当にそれだけでしょうか?

実際には「会社の看板があっての成果では?」と思うものが大半です。

その会社の知名度や信用があったからこそ成功したわけで、個人的な考えでは成功要因の半分にも満たないと思っています。そうじゃないなら、個人で成果を出せばいいわけです。会社でやっているということは、その人以外の協力で成り立っています。それらはすべて会社・職場の力なわけで、自分の成果として宣伝するのはいかがかと思っています。

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元職場からのクレームで成果紹介を削除したユーザーも

そんな中、とあるユーザーが、勤めていたネットメディアのSNSのフォロワーを30万に増やした成果をブログが話題になりました。

しかし、そのブログは元職場からのクレームを受け、その後、成果について全削除していました。

成果をアピールすることでその人の専門性をアピールするのは個人の戦略として正しいと思います。

ただ、元いた会社からクレームを受けたことはどういう理由なのか?

魚拓で見たところ、会社の偉い人からは書いていいと言われたから書いたみたいですが、記事内容を確認したかどうかまでは不明です。文脈からは記事の確認までは取ってなさそうです。

 

スジを通すことが個人の信用蓄積に

前述の件であれば、きちんと元の職場に記事の確認を行っていれば、公開後に反響があって削除のクレームを受けても、突っぱねられたのではと思います。

日本では、個人が会社で上げた成果は、基本的に会社の資産や実績として記録されるようになっています。それを紹介して問題ないか、きちんと筋を通すのが大切だと思います。

元々ツイッターは別名「バカッター」とも呼ばれ、バイトテロなどの安易なおふざけが投稿されがちのSNSです。そんな中、会社員の中にも本来書いてよい内容と書いてはいけない内容を判別できず、大丈夫かと思う投稿も目にします。

せっかく成果をアピールして個人の信用蓄積しようとするのに、そうした足元がおぼついていては、信用どころか逆に不信感を招く恐れがあります。

しっかり個人への信用蓄積のため、成果をアピールすることはもちろん、仕事の基本となる報連相のような足回りが大事だという結論に至りました。