グーグルアナリティクスの参照元「googleads.g.doubleclick.net」は何からの流入か?
グーグルアナリティクスでリアルタイムのレポート画面を見ていると、上位の参照元(Referral)に最近「googleads.g.doubleclick.net」というのがよく目にするようになりました。この参照元はどこから来ている流入元なのか、疑問だったので、調べてみました。
- doubleclick.netはグーグルの広告サービスのドメイン
- googleads.g.doubleclick.netはグーグルアドセンスの関連コンテンツ
- 関連コンテンツで自分の記事がタップされると記録
- 関連コンテンツのサイト回遊率がグーグルアナリティクスで測定
- 終わりに
doubleclick.netはグーグルの広告サービスのドメイン
この「doubleclick.net」というのは、調べたところ、Googleの広告サービスのドメインです。そうしたことからGoogleの広告サービス経由のトラフィックみたいです。
しかし、自分のサイトではGoogleの広告サービスに、広告出稿などはしていません。そのため、なぜグーグルの広告サービスのドメイン経由のアクセスが発生するのか、よく分かりませんでした。けれども、色々調べていくと、トラフィックの流入元が明らかになりました。
googleads.g.doubleclick.netはグーグルアドセンスの関連コンテンツ
トラフィックの流入元は、先日設置した、グーグルアドセンスの関連コンテンツでした。
この関連コンテンツでは、表示している記事に基づいて、関連性の高い記事を表示してくれます。さらにその中にネイティブ広告も表示され、収益化にもつながる優れたツールです。
関連コンテンツで自分の記事がタップされると記録
確かに、グーグルアナリティクスで「googleads.g.doubleclick.net」が記録されるようになった時期を調べると、関連コンテンツの広告を設置した時期と重なります。
さらに、自分でもアナリティクスのリアルタイムの画面を確認しながら、関連記事をタップすると、アナリティクスのレポートで「googleads.g.doubleclick.net」が表示されることが確認できました。
関連コンテンツのサイト回遊率がグーグルアナリティクスで測定
関連コンテンツ経由のトラフィックが「googleads.g.doubleclick.net」として記録されることにはメリットがあります。それは、関連コンテンツで回遊している割合が分かることです。
グーグルアナリティクスの集客メニューで見ると、「googleads.g.doubleclick.net」経由のユーザー数やセッション数が確認できます。
私のWebメディアだと、セッション数は2019年1月の1週間で、約1200セッションでした。全体のセッション数は約3万1000だったので、約関連コンテンツ設置による回遊効果は4%あることが分かります。
この数値がよいのかまだまだ高められるのか分析はできていませんが、こうした数値からサイトの改善につなげられるのではと考えています。
終わりに
今回、グーグルアナリティクスのReferralの参照元で表示される「googleads.g.doubleclick.net」について、流入元を調査しました。結果、グーグルアドセンスの関連コンテンツであることが判明しました。
そのため、どこかで広告が配信されているわけではないので安心してください。