ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

グーグルアドセンスの広告でクリック・タップされやすい、CTRの高い配置場所は?

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グーグルアドセンスで広告収益をあげるにあたって大切なこと、それは、クリック・タップされやすい場所に広告を貼り付けることです。CTRが高い配置場所を見つけられれば、同じPV数でも収益は大きく変わります。そこで、ネットで調査した情報と、自分のWebサイトで検証した成果から、CTRが高いポイントを紹介します。

 

一般的なGoogleAdsense の配置場所

コンテンツを配信するワードプレスのようなCMSのWebサイトでは、Google adsenseが配置される場所としては、以下の構成が多いです。

  1. 記事上部(目次表示後)
  2. 記事内
  3. 記事下部(文末後)
  4. 関連記事
  5. サイドバー上部
  6. サイドバー下部

合計6箇所ですが、記事内広告は、記事の長さに応じて変わります。よく見かける構成としては、3の倍数のh2の見出しの前で表示させるといったルールで貼り付けています。

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サイドバースマホ中心ユーザーには価値なし

パソコンで閲覧する時代には、サイドバーに広告を掲載してもそれなりのクリック率、CTRを獲得することができました。しかし、今はスマートフォンでの閲覧が過半数を越えるサイトがほとんどです。私のサイトも読者の8割はスマホで読んでいます。スマホで閲覧すると、サイドバーは、コンテンツエリア(記事や関連記事など)が表示されたあとに登場します。そのため、かなりのスクロールが必要です。ほとんどのユーザーはそこまでスクロールすることがないので、自然とCTRは下がることになります。そのため、レイジーロードなどでスクロールされるまで、広告を読み込まない仕組みを設けるなどしないと、ただ、サイト表示速度を遅めるだけの広告になります。

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やはり記事終了直後のクリック率が高い

運営しているWebサイトでは、記事終了直後の記事下の広告が最もクリック率が高いです。CTRだと1%は必ず越えています。スマホに至っては、2%を記録する日も何日かありました。収益的にもここから得られるグーグルアドセンスの収益が最も大きかったです。


関連記事下のCTRは0.3%程度で工夫が必要

WebサイトにGoogleAdsenseを掲載している枠としては、関連記事下を用意しています。ここは、PCでは関連記事に混ざって見えるインフィード広告、スマホ(amp)ではディスプレイ広告を掲載しています。掲載する広告の種類が異なるのは、ABテストで検証してみたところ、同じものを表示するよりも使い分ける方がCTRや収益の数値がよかったからです。

ただ、それでも、CTRは記事直後にはまったく及びません。0.3%で単価も少ないので、非常に劣ります。検索やSNSから流入したユーザーは、記事を読了すると、サイトの閲覧を終了するため、関連記事まで読んでいないからです。この辺りは、レイジーロードなどで、そこまでスクロールしてから広告を表示する仕組みを導入すれば、ユーザーの行動をもう少し追跡できそうです。しかし、記事読了後に離脱するユーザーが多数なことを考えると、ABテストなどで最適化しても得られる収益は少ないです。

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恐らく目次下のグーグルアドセンスはCTRが高い

こちらは推測になりますが、Google Adsenseの広告を掲載することで収益が得られそうなポイントとしては、記事上部の目次下などが挙げられます。ここは、このはてなブログでも導入しており、記事下広告と同程度のCTRが確保されています。そこから逆算すれば、非常に獲得できる広告の金額は高められそうです。しかし、記事の中に広告を出すのにまだまだ抵抗感があるので、実施については悩み中です。

 

終わりに

今回、グーグルアドセンスの広告がクリック・タップされ、収益が発生しやすいポイントを紹介しました。私が運営しているWebサイトでは、やはり記事読了後に表示される記事下広告がCTRが高いことがレポートからわかりました。特にスマホ経由が高いCTRを記録しています。恐らく誤タップというのもあるかもしれませんが。

しっかりとCTRの高い枠を覚えることが収益化に繋がると考えます。しっかり検証を行っていきたいと思います。