前回の記事では、私が運営しているWebサイトで指標として設定しているページビュー(PV)を紹介しました。
yamataso.hateblo.jp
ページビューは指標としてポピュラー
このPVは昔から、HPの指標として利用されてきたものです。他の指標も含め、最も数字が大きくなる、あらゆる指標の影響を受け増加する数字であるため、このページビューを増やすことを目標にしています。
ページビューを増やす戦術
その中で、どうすればページビューを増やすことができるか。そのために私のWebサイト運営で実践している戦術を紹介しました。
- 多くの人が読みたくなる記事をアップする
- SEOを意識して、検索の順位を増やす
- SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
- 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
- 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
- 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する
ページビュー=セッション数(訪問者数)×訪問者当たりの平均ページビュー数
と仮定した時、以下のように分類できます。
- 1~3はセッション数を増やすための戦術
- 4~6は1セッション当たりの読むページ数を増やすための戦術
今回は1~3の訪問者数を増やすための具体的な施策を紹介したいと思います。
各戦術の具体的な施策
1.多くの人が読みたくなる記事をアップする
これは、当たり前の内容ですが、だからこそ難しいものです。自分で多くの人が読むだろうと仮説を立てていたものがそれほど、結果として読まれず、求められていないことが多々あります。そこで、以下の方針に沿って記事のテーマ・トピックを設定します。
Googleウェブマスターツールや、検索上位などを調べて、記事を執筆する方法もありますが、正直かなりの労力がかかります。仮に検索数が多いワードに関連した記事を書いてもそれがページビューに反映するわけではありません。検索数が多いワードは競合サイトも多いです。そのため、検索した人がそこまでたどり着けないこともあります。そういった点から、労力に見合う成果が上げにくいです。それよりも、今までの成果を分析するの方が、自分のサイトの分析も合わせてでき、過去を真似る方が成果も出やすくオススメです。
2.SEOを意識して、検索の順位を増やす
これは、当たり前のことで、まとめサイト問題に重要性を身をもって教えていただきました。ただ、これは、Googleの検索アルゴリズムに依存するものなので、これという正解はありません。ただ、まとめサイト問題のWelqが以下が重要であることを伝えてくれました。
- 記事は最低1200字必要。多ければなおよし
- 記事数も数を増やすほど、検索順位が増加する
ただ、読者がスマホで読むことを考えると、2000字までにするとよいかと思います。また、1の2つ目のアクセス数が多い記事の類似したテーマの記事は効果があります。というのも、アクセス数が多いということは検索順位がすでに上位であることを意味します。そうすると、類似したテーマであれば、同じように上位に表示してくれる可能性が高いです。いくら月10万回検索されるワードでも検索結果が2ページ目以降だと、訪問者は少ないですが、月5000回検索されるワードで検索結果が1ページ目の上位ならば、より訪問者数を見込めます。そういった点から、自分がアクセスを稼いでいる分野を書くとオススメです。
3.SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
今はSNSを活用しない手はありません。というのも、例えば適当なアカウントで記事へのリンクを張った投稿するだけでも、Googleの検索にも表示されます。この検索結果は、Twitterの検索順位を利用できます。すなわち、開設して間もないサイトでも、ツイッター経由であれば、検索からユーザーを呼び込むことが可能です。さらにアクティブユーザーが多いSNSのユーザーにリーチして、バズが起きれば、通常の10倍、それ以上のページビューが見込めます。そういった点から、SNSは必ず活用しましょう。
とりあえず、SNSはそのまま記事の内容のコピペ+記事へのリンクで全然問題ないので、利用すべきです。たった1分程度の労力がかなりのページビューに寄与する効果があります。
終わりに
今回はページビューを増やす戦術として、訪問者を増やす戦術を考えました。
質の良い記事を書こうというものではなく、どうすれば、多くの人のニーズがあるテーマ・トピックを探すか、検索順位を上げるか、SNSからの導線作りなど、簡単に実践できるものばかりです。次回は、どうやって訪問者にたくさんのページを読んでもらえるか、4~6の施策について紹介したいと思います。
新年度は、仕事からウェブサイト運営まで忙しすぎる。そう思う今日この頃です。