リモートワークしていたらWimaxの通信制限128kbpsにハマって死にかけた話
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、リモートワーク・テレワークに移行された人も多いと思います。
私もその流れでリモートワークに完全移行したところ、Wimax2の通信上限に達して危うく仕事ができない事態に陥りかけました。
完全リモートワークではWimax2ギガ放題を利用
2020年4月に発令された緊急事態宣言により、私が務める会社もほぼ完全にリモートワークに移行しました。
これまでも在宅勤務などのリモートワークは行っていましたが、週1回程度の頻度でした。
私は社会人になってからずっとWimaxを愛用しており、固定の光回線を用意していませんでした。
そのため、これまで使用していたWimax2ギガ放題プランの無線LANで完全リモートワークに突入しました。
テレワークでテレビ会議が急増
これまでの在宅勤務では、他のメンバーの大半が出社しているという状況でした。
しかし、今回はほぼ全メンバーがテレワークに移行したため、テレビ会議が急増しました。
1日に複数回のテレビ会議が開催され、参加するようになりました。
その結果起きたことは、通信量の急増でした。
1日在宅勤務するだけで4GB近くの通信容量を消費することになり、3日間での10GBのギガ放題の制限も突破してしまいました。
しかし、3日間10GBの制限時間は18時~26時なので、業務時間中は制限は受けず、特にリモートワークに支障はありませんでした。
Wimax2ハイスピードプラスエリアモード戻し忘れの痛恨ミス
ところが、ここで痛恨のミスを犯してしましました。
食料品の買い物ででかけた際に、建物の地下で電波状況が悪かったため、通常のハイスピードモード(HS)から、ハイスピードプラスエリアモード(HS+A)に切り替えたのですが。
なんと、戻し忘れてリモートワークを行ってしまったのですorz
ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBの制限が
Wimax2のギガ放題プランには実は2つの通信制限があります。
- 3日間で10GB
- 1ヶ月7GB
2つ目の制限はハイスピードプラスエリアモード限定の通信制限です。
こちら恐ろしいのが1度制限が掛かると月が変わるまで、通信制限が回復しません。
そのため、HS+Aにした後はすぐにHSに戻す必要があったのです。
しかし、今回、戻し忘れたまま、テレワーク2日行ってしまいました。
2020年4月中は128kbpsの通信制限発動
HS+Aのままテレワークを行った2日目のお昼過ぎにネットワークに異変が生じます。
テレビ会議がまったく音声が聞き取れなくなり、映像も一切見えなくなりました。
その時不調だなと思ってWimax2用の無線LAN端末の表示を確認し、ハイスピードプラスエリアモードで、ハイスピードモードに戻し忘れていることに気づいてしまったのです!
慌ててハイスピードモードに戻したところで後の祭りで、全く速度は回復しません。
それはそうです。1ヶ月7GBの通信制限を超えてしまったわけですから。
その結果、まだ月半ばの4/15のお昼に自宅のネットワークが孤立化してしまいました。
一旦は業務用で外出時に利用するWifiを利用しましたが、こちらは臨時用で容量もなく、4月中のテレワークで賄うことはできません。
レンタルスペース利用検討も軒並み休業
そんな中、検討したものの1つはレンタルスペースです。
緊急事態宣言の中で、レンタルスペースで業務は正直すべきではありませんが、ネット環境がなければ、まず仕事はできません。
しかし、レンタルスペースも今回の緊急事態宣言で、軒並み休業していることが判明しました。
徒歩圏内で可能なレンタルスペースはすべて休業していて、残念ながらレンタルスペースという選択肢は消去されました。
慌ててWimax2をレンタル
あとカフェなどでも無料のWifiがありますが、ブラウザでの認証を行う通信の場合、色々業務で使う通信が制限を受けることがあります。
そのため、ネット環境を自分で用意するしかないと判断し、慌てて無線LANのWimax2のルーターをレンタルすることに決めました。
ちなみにWimax2のレンタルは、楽天市場などでも購入できます。
基本的に即日発送のものが多いので、すぐに注文しました。
Wimax2の2週間レンタルの相場
今回は1ヶ月は必要ないので、14日間の2週間のものを利用しました。
私がレンタルした2週間用のWimaxルーターは、価格としては3980円でした。これは自分で契約した場合の1ヶ月よりも高額です。
そのため、今回のミスの勉強代となりました。
ちなみに、14日だと、UQ Wimaxのレンタルサービス「Try Wimax」があります。
現在、コロナの影響で申し込みが困難ですが、Try Wimaxなら上手く利用すれば無料でレンタルが可能です。
終わりに
今回Wimaxのレンタルでなんとかリモートワークを継続できています。
基本的にこれまでと変わらないので、テレビ会議なども従来どおりです。
しかし、Wimax2のハイスピードプラスエリアモードの通信制限はとても勉強になりました。
今までハイスピードプラスエリアモードは、通勤中の電車で使って、会社に到着したタイミングで戻すという習慣になっていました。
ただ、普段の生活でハイスピードプラスエリアモードになり、戻す習慣が抜け落ちてしまい、2020年4月半ばでネット難民になってしまいました。
緊急事態宣言の中でネット環境は、インフラの中でも重要度は電気の次に高くなっています。
Wimaxなどの無線LANルーターを利用した場合は同じ落とし穴にハマる恐れがあるので、ご注意ください。
私も今回の失敗を機に、通信制限を気にせずに済む固定回線を検討したいと思います。