グーグルアドセンスの自動広告リニューアルでデフォルト有効に!自動広告をOFFにする手順
2020年3月のはじめにGoogle AdSenseの自動広告の機能が新しくなりました。
リニューアルで自動広告を設定していなかったサイトでも有効化され、サイト上の至るところに広告が表示されるようになりました。
かなり迷惑な機能なので、自動広告をOFFにする手順を紹介します。
Google AdSenseの自動広告がリニューアル
2020年3月4日にグーグル・アドセンスの自動広告が新しくなりました。
それまでは、自動広告を設定するには、以下の2つの手順が必要でした。
- グーグル・アドセンスの管理画面で自動広告を有効化
- 自動広告用コードをサイト・ブログに埋め込み
しかし、リニューアルによって、2が不要になりました。サイト上に1行でもグーグル・アドセンスのコードが記述されていれば、自動広告が有効化されるようになりました。
リニューアルで自動広告が強制ONに
しかし、今回のグーグル・アドセンスのリニューアルは、非常に迷惑な点がありました。
リニューアルで自動広告の設定が強制的にONされていたことです。
それまで自動広告を無効にしていたブログでもONされていたため、ヘッダー広告やアンカー広告など、ブログ上の至るところに広告が表示されてしまいました。
特にビルボード広告のようなサイトのロゴしたに特大の広告が出るようになって、個人的に非常に迷惑な思いをしました。
事前にアドセンスの管理画面の通知ではONされていることをお知らせしていましたが、残念ながら気づいておらず。
ただ、同じように迷惑している人はTwitter上でも多く見かけます。
とりあえずアドセンスを入れていたけど、そこまで管理画面をチェックしていないブログは、今回のリニューアルの被害を受け、サイトが自動広告だらけになっています。
アドセンスの自動広告を無効にする方法
Google AdSenseの自動広告は想定しない場所に広告が表示されるため、不要な人も多いと思います。
そこで、自動広告を無効にする手順を紹介したいと思います。
1.アドセンスの管理画面にアクセスします。
2.左メニューの「広告」>「サマリー」をクリックします。
3.自動広告をオフにしたいサイト・ブログで設定アイコンをクリックします。
4.サイトの設定で「自動広告」をオフにして、「Apply to site」をクリックします。
以上で、設定は完了です。
自動広告無効の設定反映には時間がかかる
上記の自動広告のOFFの設定は管理画面上はすぐにOFFになります。
しかし、実際に設定が反映され、自動広告が表示されなくなるまでにかなりの時間がかかります。
グーグルアドセンスの自動広告をオフにしても、設定が反映され広告が表示されなくなるまでに、かなり時間がかかりました。
— ヤマタケ・特化型ブログ運営中 (@yamatasoweb) March 4, 2020
ブラウザでキャッシュが効いていると、ずっと表示されるので、シークレットウィンドウなどで確かめる必要があり。
長期間アドセンスを見てない人は管理画面の確認推奨です。
私の環境では、夜10時ぐらいに設定しましたが、自分のブラウザでは翌日の朝でも自動広告が表示されていました。
そのため、自動広告をOFFにしたからといって、すぐに広告が表示されない点にご注意下さい。
Googleはユーザーファーストでなくなった
今回のグーグル・アドセンスの自動広告のリニューアルを見てもわかるように、Google はもはやユーザーファーストの会社ではなくなったのだと感じました。
自動広告の機能を強化するのは問題ないですが、そもそも設定していなかったサイトなのに、強制的にONにするのはいかがなものかと思います。
元々自動広告が嫌だから、設定していないのに、勝手に設定をONにするのはユーザーから見れば不親切極まりないです。
それまで自動広告を設定していないサイトはOFF、自動広告設定しているサイトはONでよかったのに、一括切り替えという選択肢を取ったことはユーザーよりも自社の都合を優先するようになった印象です。
終わりに
グーグル・アドセンスの自動広告が新しくなったことを紹介しました。
3月4日に切り替わりましたが、なんとこれまで自動広告を設定していなかったサイトでも強制的に設定され、大量の広告が表示されるサイトが相次ぎました。
自動広告の設定を無効にする手順も紹介しましたが、反映されるまでに非常に時間がかかります。
グーグル・アドセンスの自動広告リニューアルを見ても、Googleがどんどん営利企業になり、ユーザーファーストでなくなっていることを痛感しました・・・