アマゾンプライム「77部署合体ロボダイキギョー」の会社員あるあるが面白い件
アマゾンプライムのオリジナル作品の「77部署合体ロボダイキギョー ドラマ・伝え方が9割」を観始めたのですが、くだらなさと会社員あるあるが個人的にツボにハマって面白いです。
まだ3話までしか見ていませんが、浅い・薄い・ちょっと実用という3点が見やすいドラマまです。
会社員なら見ていて、共感するところが絶対にあるのでオススメのドラマです。
77部署合体ロボダイキギョーとは?
この77部署合体ロボ・ダイキギョーは、アマゾンの動画配信サービス「プライムビデオ」のオリジナルコンテンツです。
プライム会員なら無料で視聴が可能です。
昭和のテイストを醸し出すロボット戦隊ものに、ベストセラーになったビジネス書「伝え方が9割」(著・佐々木圭一)のエッセンスを混ぜた謎なドラマに仕上がっています。
舞台は、合体ロボット「ダイキギョー」のパイロットになりたくて、ダイキギョーに入社した主人公「城戸泉司(きどせんし)」が同じ仲間とのコミュニケーションに苦戦する中で、伝え方が9割のポイントを学び、コミュ力を高めていきます。
1話あたりの時間数が20分以内と30分番組の構成になっており、非常にサクサク視聴できます。
ドラマを見ながら、ビジネス本のエッセンスを学べるという建前になっています。
合体ロボットが77部署まで分かれた理由
このドラマは、伝え方が9割というコミュニケーションを主眼に置いたと紹介されていますが、それよりも「大企業をディスる」ことがより強調されています。
いわゆる大企業でよく起きているような文化を強調して、表現し、ばかばかしさを最大限発揮しています。
これが見ていると、「あるある」ながらもくだらなさをミックスさせた結果、個人的にかなり面白い作品に仕上がっています。
ちなみに合体ロボといえば、
- 顔+胴体
- 左腕
- 右腕
- 左足
- 右足
通常5体のロボットが合体するのに対し、ダイキギョーのロボットは15倍を超える77部署になっています。
その理由について、なぜか作中のeラーニング教材の「伝え方マニュアル」で紹介されますが、
「とどめを刺すときにパイロットが罪悪感を感じないため」
という死刑執行で聞いたことあるような理由でした。
こうした色々な部署に業務内容を分割していく様は、まさに大企業のとてつもない数の部署があることに被って見えます。
ロボットが出動するまでに提出する書類
なお、このロボットが出撃するためには、かなりの書類提出が求められるという、大企業あるあるが用意されています。
- 出張届
- 残業申請書
- 休日勤務申請書
- 宿泊先の申請
- 残業夜食申請書
これだけの書類を申請するためには3時間以上かかるそうで、敵をレーダーで検知してから出撃するころには、敵がすでに地球まで到達しているという問題が発生しています。
それにも関わらず、書類について教えていた上司は、
「レーダーがもっと性能が良くなればなぁ」
と現状の問題を見失った解決策を提示するほどでした。
プレゼンの極意
第3話のプレゼンの極意の回では、秘密兵器の提案について行います。
プレゼン相手のライバルは、「コンドロイチン・ヒアルロンサンビーム」を提示するのですが、
「広告企業も確保し、ビームを打つたびにダイキギョーの収入になる」
という謎なアピールを行ってきます。
さらに、広告主のTVCM紹介では、3か月分無料とアピールしているのですが、小さな字で、
「3ヵ月で1粒」
という謎の注意書きが行われています。
終わりに
アマゾンのプライムビデオオリジナルコンテンツ「77部署合体ロボダイキギョー」を紹介しました。
ロボット戦隊ものをパロディしたばかばかしさや、大企業あるあるを面白おかしく表現したドラマです。
浅い・薄い・しょうもない内容で軽い気持ちで見れることに加え、一応ビジネス書のベストセラー「伝え方が9割」のエッセンスも学ぶことができます。
ぜひ、暇つぶしに見てみて下さい。