BacklogWorld2019レポート!参加セッションやライトニングトーク、APIもくもくのまとめ
本日2019年1月26日(土)に秋葉原UDXで開催されたBacklog World2019に参加してきました。非常に居心地のよい会場で講演を聞いたり、「Backlog APIもくもく」でGASでAPIを使ってみたり、充実した1日でした。イベントの内容についてレポートを紹介したいと思います。
- 最初の開会式の様子
- 開会式後の午前はライトニングトークその1
- ランチはまい泉のお弁当が提供
- Backlog APIもくもくに参加~5人規模の超アットホーム
- 辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast「Backlogのアクセシビリティを斬る!」
- スペシャルセッション「スーパーマリオで学ぶプロジェクトマネジメント」
- ライトニングトークその②
- 閉会式と懇親会
- 終わりに
- 他の参加者のBacklog World2019レポート
最初の開会式の様子
Room1にてBacklog World2019の開会式が行われました。まず、司会の方のイベントの説明が行われ、委員長のあいさつがありました。開会式が最も人が集まっているということで、写真撮影が行われました。参加者とスタッフが集まって、集合写真を撮りました。
その後、スポンサー紹介で、Backlog Worldのスポンサーが紹介されました。
開会式は20分の予定でしたが、わずか7分で終了するという事態でした。
開会式後の午前はライトニングトークその1
当初はBacklog APIもくもくに参加しようと思っていましたが、ライトニングトークのテーマが面白そうだったので、変更してLTトークに参加しました。
それぞれどんな内容だったか、ツイートを投稿していたので、それで雰囲気を紹介します。
ある部署では、メールアドレスは部門共通で共用利用。
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
各担当者ごとにやってほしいリストを作成し、期限と優先度設定。
→期限は決めるけど、優先度設定がなかなか難しいと感じていました。#BacklogWorld #Room2 #BacklogWorld2019
#BacklogWorld #Room2
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
ライトニングトークその2「佐藤毅 氏 / こんなプロジェクトはいやだ!」
ちょっと後ろ向きな話が期待できそうなLTです。
#BacklogWorld #Room2
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
ライトニングトークその2「佐藤毅 氏 / こんなプロジェクトはいやだ!」は、これまでの人生で色々なプレゼンを聞いてきましたが、最も「ムンクの叫び」を見たプレゼンだった気がします。
→他社事例で実際にあったということで、他人事とは思えません。
#BacklogWorld #Room2
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
LT3の課題一括登録スプレッドシートのデモが行われています。
プロジェクト単位で引っ越しさせるのに便利そうな印象。
たまに今のプロジェクトから別のプロジェクトに移したいニーズがあるので、そうした際に使いたいので、帰ったら使えるようにしてみよう!
「失敗・間違いを認める」
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
なぜ失敗・間違いが起きたかを追求することが大切。失敗・間違いを許す環境を
→許してもらえる空気がないと、挑戦ができなくなる。これはよくわかる。結果、ただいたずらに準備で時間だけが過ぎてしまうので、本当に勿体ない。
充実したLTだった!#BacklogWorld #Room2
どのライトニングトークも非常に興味深く、胸に突き刺さるような内容でした。
特に最後の失敗・間違いを認めるというのは、個人的な心理面でも重要だと実感しています。これを認めることは失敗・間違いを吐き出すことができます。失敗・間違いを認めずにいると、心の中にモヤモヤが残り続け、モチベーションに影響します。
すっきりと間違いを認めてしまえば、隠ぺいするといった後ろ向きな作業ではなく、失敗・間違いを防止する方法を講じるという前進するしかありません。
ランチはまい泉のお弁当が提供
なんとBacklogWorld2019は、早割チケット1000円という参加費にも拘わらず、お弁当がついてきます。
これだけで1000円近くするんじゃないかというクオリティーの高いお弁当でした。それに加えて、お茶やハンバーガーもありました。
Backlog APIもくもくに参加~5人規模の超アットホーム
昼食後は、Room3にて当初の目的だったAPIもくもくに参加しました。本当にやっているのか?という疑問が湧くぐらいの稼働状態でしたが、司会の方が「APIもくもくやっていますか?」と尋ねると、ちらほらと手が挙がる感じでした。
司会の方から挙がった「期限切れの課題があれば、Slackに通知したい」というサービスをGoogle App Scriptで実装してみました。実質の開発時間は40分程度しかなかったので、既存で作っていた機能を組み合わせて、制御の部分だけ作り込んで完成させてみました。
今のところは、課題IDを入力して、そのプロジェクトの情報をスプレッドシートに格納、課題ステータスが未完了かつ、期限が切れている場合にSlackの特定チャネルに期限切れを促すメッセージが出る実装です。もう少しブラッシュアップしたいところです。
ただ、共有したいという要望を受けたものの、共有できるGitのようなものを用意していなかったという痛恨のミスOTL
これからは、Git使ってなかったけど、そうしたところでしっかり管理を強化していきたいと思います。
辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast「Backlogのアクセシビリティを斬る!」
APIもくもくのメイン会場のRoom1で上記タイトルのセッションを拝聴。普段使わない機能でしたが、実際に使っているユーザーの方を目にすると、こうした使い方だったのかというところや、どういった形でWebを視聴しているのか、勉強になりました。
スペシャルセッション「スーパーマリオで学ぶプロジェクトマネジメント」
スペシャルセッションは、席も非常に埋まる盛況なセッションでした。デザインという観点でゲームを捉えた際に、深い知見・考察があることを勉強させられた素晴らしいセッションでした。
BacklogWorld2019のスペシャルセッション「スーパーマリオで学ぶプロジェクトマネジメント」
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
スーパーマリオから学んだところからプロジェクトマネジメントに落とし込んだ話です。
今はリラックスタイムで身体を動かしたり、飲み物を飲む時間です。#BacklogWorld #Room1
途中に質問タイムがあったので、回答してみました。
スーパーマリオの目的の正解「右に行く」
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
正解でした#BacklogWorld #Room1
ここからはBacklogのユーザー会グループの公式ツイートで、今回の講演についてまとめてくれていたので引用します。これは、ゲームだけでなくあらゆるメディアやブログでも役に立つ内容だと感じました。
この画面を見て100人中100人が思うこと…それは「何だこれ?」ということ。そして、わかる、面白くなる、という順に人間は心の旅をする。つまり、「面白くないのに遊んでいる」!👀!人は面白いからゲームで遊ぶのではない。やり方がわかっちゃったからやっちゃっている状態!#BacklogWorld #room1 pic.twitter.com/vf2IQKufvr
— JBUG(Japan Backlog User Group) (@jbugofficial) 2019年1月26日
商品の扱い方を「わかる」から「面白い」と感じるまで猶予がある。作り手はユーザーが商品を理解するまで導かなければならない。
— JBUG(Japan Backlog User Group) (@jbugofficial) 2019年1月26日
面白そうだ!と思わせる前に、「右に行ける」と思わせなければならない。それが30年前からできているのは革新的なことだった🎮#BacklogWorld #room1 pic.twitter.com/GnkxOUB9Q6
【衝撃情報】
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
ドラゴンクエストに出てきたぱふぱふの本当の意味「タブーのモチーフ」
制作者の遊びだと20年以上認識していたけれども、きちんとデザインの面で、ユーザーを刺激するための仕組みだったとは・・・
学習→ぱふぱふ→学習→ぱふぱふのループ#BacklogWorld #Room1
デザインというと、非ロジカルな思考と捉えていたのですが、そんなことはなく、バリバリのロジカルであることを、痛感しました。
講演で響いたワードは以下の2つでした。
「そっけないのもデザイン」
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
ファミコンのスーパーマリオは、ゲーム業界のオーパーツってワードかっこいい(笑)#BacklogWorld #Room1
ライトニングトークその②
閉会式と懇親会前の最後の時間に2回目のライトニングトークがありました。こちらも講演中つぶやき続けたものがあるので、内容をご覧ください。
2週間後にメディア露出のチャンスが!
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
1か月後にリリース予定のサービスを2週間短縮に、土日徹夜して急ピッチで開発、なんとかリリースを。
副業でも本業と同じような事例が起こる
→この問題をBacklogを使って解決しよう!#BacklogWorld #Room2
Backlogの問題「通知が多すぎる」
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
管理サイドになればなるほど、追いきれなくなる・・・
→まさに、うちでも当てはまる・・・ただ、Slackで通知しても、共有できないところまできている気がする・・・#BacklogWorld #Room2
副業のプロジェクトマネジメントのお話は、本業だけの場合も、本質は同じ課題を抱えていて、より場所や時間的制約が強くなっている印象。
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
副業のプロジェクトマネジメントは本業より粒度が要求。すなわち、副業のプロジェクトマネジメントを本業で実現できれば、はかどる!#BacklogWorld #Room2
オイラ→オイシックスでした。
— ヤマタソ・ブログ運営中 (@yamatasoweb) 2019年1月26日
Backlogの利用歴は3年以上
ユーザー1500任
プロジェクト200個以上
プロジェクト名の名前がZSY=ぜったい、すぐ、やる#BacklogWorld #Room2
副業を上手くマネジメントするテクニックをマスターできれば、本業のマネジメント管理にも有用なのだと思いました。働き方改革の時短勤務やリモートワークにも通じる考え方だと感じました。
閉会式と懇親会
閉会式では、スポンサー紹介とBacklogTシャツの2次抽選がありました。しかし、ものの見事に落選orz
懇親会はお寿司から揚げ物、サンドイッチ、スイーツに大量のドリンクが出たとても豪勢な懇親会でした。
さらに、スペシャルセッションのスーパーマリオの玉樹 真一郎さんの続きの講演がありました。スペシャルセッションでは、デザインの話が中心になったので、プロジェクトマネジメントの話をされました。
- 期限までにできるよね?と催促する
- スケジュールが遅れるとイライラする
- 終わったプロジェクトの話はしない
この3つはPMとしてはやってはいけない行為と伝えられ、元々玉木氏がされていたことに、ブーイングが飛んでいました(笑)
終わりに
今回のBacklog World 2019は非常にためになる話ばかりで、勉強になりました。これが参加費1000円ということで、とても素晴らしいです。ぜひ、来年も参加したいと強く感じました。
あと、今回のその他に気づきとして、講演中にツイートするのは、かなり有効だなと思いました。その時感じた思いとかを残すことができます。さらに、あとからこのようにまとめるのもツイートを引用するだけでできるので、省力化にもつながりました。
そして、なぜ、このブログを書いたかといえば・・・
これをゲットするためでした(笑)
でも、Backlogを使われているユーザーさんには絶対にオススメなイベントだと参加して感じました。ぜひ興味が湧いた人は来年Backlog World 2020に参加してみて下さい!
他の参加者のBacklog World2019レポート
今日1/26のBacklog World 2019のレポートですが、他の参加者の方もアップされています。
ちょうど開会式で隣の席で座られていた方で、Backlogとは異なるプロジェクト管理ツール「redmine」を普段使われているそうです。参加された講演を簡潔にわかりやすくまとめられています。私が参加していない講演情報もありますので、ぜひこちらもお読みください!