インスタグラム動画配信「IGTV」を発表!Youtubeと競合、ユーチューバー争奪へ
3大SNSサービスの1つであるInstagramが動画配信サービス「IGTV」を発表しました。今までも動画は投稿できましたが、動画の時間が1時間と長時間に対応し、No1動画サービスであるYoutubeに挑むサービスになっています。
2018年6月20日発表の新サービス「IGTV」
アメリカ時間の6/20に、サンフランシスコで開催されたイベントにて、インスタグラムの最高経営責任者(CEO)が新しい動画配信サービスを発表しました。
CEOのKevin Systrom氏はイベントで、「動画を進化させるときが来た」と述べ、このアプリを発表したとのことです。
IGTVはスタンドアロンのアプリ
IGTVは、インスタグラムのアプリに組み込まれた機能ではなく、独立したアプリになっています。そのため、利用するためには、IGTVアプリをダウンロード・インストールする必要があります。
発表からわずか1日程度ですが、すでに5万~10万ダウンロードされている状態です。アプリへの評価もすでに多数集まっており、2018年6月21日23時現在、2694件中、5段階評価5の満点は1942件と、かなりの高評価です。
IGTVの2つの大きな特徴
IGTVは新しい動画配信サービスとして以下の2つの特徴を備えています。
- 1動画の再生時間は最長1時間
- スマホの縦型動画に特化
従来のインスタグラムでは1動画は1分以内でしたが、それが、1時間に拡大しました。さらに、スマートフォンでの再生に特化する形で、縦型動画のみ投稿が可能な形になりました。
5Gなどの通信速度の高速化がまもなく実現する見込みであることから、1歩先ゆく対応となりそうです。
将来的には収益プログラムも
ニュースなどによると、まだ実装はされていませんが、将来的にはIGTVで収益プログラムも利用できるようになるとのことでした。現在でも、インスタグラムで多数のフォロワーを抱えるインフルエンサーが広告的な投稿を行って、お金を稼いでいます。しかし、やはり写真や1分の動画よりもより長時間の動画は、商品やサービスの魅力を伝えるのに適しています。そのため、普及がすすめば、IGTVでマネタイズが可能になります。
ユーチューバー争奪も
影響力の強いインフルエンサーであるインスタグラマーへの利用促進が進むことなりますが、さらに収益獲得プログラムを用意することで、Youtubeからユーチューバーを引き抜く狙いが見え隠れしています。おそらくユーチューバーにとっては、魅力的なプラットフォームに成長すれば、乗り換えたいという思う人も出てくると考えられます。
そうしたユーチューバーが移りだしたころには、もう競争が激化して、大変になりそうです。IGTVで稼ぎたいと思った人は、今すぐにでも、インストールして始めるべきだと思います。
まとめ
今回、インスタグラムが発表した新しい動画配信サービス「IGTV」を紹介しました。この動画配信サービスは、スマホに特化した1時間再生・縦型動画のサービスです。モバイル利用の拡大が進んでいることを背景に、スマホ専用の動画配信サービスとなりました。すでに5万以上ダウンロードされています。
明らかに競合サービスとなるYoutubeがターゲットになっています。Youtubeは、No1動画配信サービスとして君臨し、収益プログラムで生活する、ユーチューバーを生み出しました。IGTVも収益プログラムでマネタイズが将来的に可能になるとの発表なので、ユーチューバーを争奪する狙いがあると推測されます。
もし、興味がわいた人は、今がチャンスです。今ならまだユーチューバーの乱立は避けられます。もし、動画配信で稼ぎたいなら、今すぐIGTVをインストールして動画配信を試してみましょう。