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SABU監督の堤真一主演MONDAY鑑賞!のめり込む魅力と必見のダンスシーン

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堤真一主演のMONDAYをDVDをレンタルして鑑賞しました。このMONDAYという映画いはSABUが監督を務めています。最初は失敗したと思ったのですが、少しずつしっかりと見入ってしまい、最後は結末がどうなるかワクワク・ハラハラ見てしまったので、紹介します。

 

 

映画MONDAYの概要

MONDAYはSABU監督による作品で、2000年に公開された映画です。約18年前とかなり古いため、携帯も登場せず、映像も少し懐かしさを感じさせる雰囲気です。

MONDAY

キャスト・登場人物としては、主演に堤真一、ヒロイン?に松雪泰子が登場します。松雪泰子は、20代前半の頃で、最近の雰囲気とは全然違ってビックリしました。実はその他にも、ちょい役ですが、松重豊大森南朋が出演していたり、意外にも今でも見かける俳優が登場していました。先日急逝された大杉漣さんも冒頭のシーンに登場します。

 

SABU監督による映画

SABU監督といえば、「ポストマン・ブルース」という作品が話題になりました。実はそちらを借りようと思ったのですが、近所のTSUTAYAには置いてなかったため、MONDAYを借りました。MONDAYも「第50回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞」を受賞していたりと、評価の高い作品です。

 

MONDAYのストーリー

ストーリーは、酔っぱらった拍子に、一般人が銃を手にして、ヤクザやチンピラとドタバタ劇を繰り広げるというものです。ホテルの一室に主人公が眠っていたのですが、なぜホテルにいるか、はっきりしません。そんなとき、ポケットからは、清めの塩が。そこから、ホテルの一室に入るまでに起きたことを思い出していきます。

最初始まった時は、なんだこれは?と思い、正直選んだの失敗したと思ったのですが、ストーリーが展開していくにつれ、作品の不思議な魅力に取りつかれ、次の展開がどうなるかとても気になってみるようになりました。途中には面白いシーンが織り混ぜられています。特に、堤真一がダンスを興じるシーンは必見です。結末もサスペンスからコメディ路線に転換するかと思いきや、最後再び謎を残したエンディングとなっています。20年前の作品のため、映像も少し古いですが、十分楽しむことがでいる作品でした。

 

MONDAYの感想(ネタバレあり)

※ここからはネタバレを含みます

 

 

最初に度肝を抜かれたのは、冒頭の葬式のシーンでした。友人の葬式に参加した主人公ですが、友人はペースメーカーを埋め込んでおり、火葬の前にはずす(コードを切る)必要があり、それを押し付けられます。縫合した部分の糸を切ると、ペースメーカーの配線を露出すると、本来、赤白だったはずのコードは赤赤の状態でした。切ると、いきなり死んだはずの友人が目を見開きます。驚いて後退りした参列者たちが部屋の後方に逃げた直後、いきなり死体が爆発しました。本当にこのシーンはあとから考えても意図がつかめませんが、逆にこうしたあり得ない出来事が起きたことで、主人公のその後の行動のキッカケとなったと推測します。

その後、バーで松雪泰子と出会い、連れのやくざと意気投合した結果、別の場所で飲み直すことになりました。その先で行われたのが、前段で紹介した堤真一のダンスシーンです。今の堤真一の配役では絶対に見ることのできない、キレッキレのダンスを見ることができます。このシーンを見ただけでも、非常に価値があると思いました(笑)

さらに、その後、やくざとのゴタゴタで、ショットガンを入手し、次々と殺害を繰り広げていくわけですが、この時には映画に入り込んでおり、どんな展開が待っているか気になって仕方がありませんでした。

酔っぱらった回想が終わった後に、警察の突入隊とのドンパチで「魔が差した」としてでてくる魔物の気持ち悪さが非常に印象に残りました。

最後のシーンの結末で、元のホテルの一室に時間が巻き戻りますが、最後のシーンが空想だったのか、いまだに分かりません。

 

2000年の映画なので、古い感じがしますが、堤真一の意外な姿が見れることや、引き込まれるストーリーは面白いと感じる人も多いと思います。ぜひ、ご興味ある方はレンタル等でご覧ください。

 

MONDAY