ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

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インスタグラムのインフルエンサーのステマを見破る3つのチェックポイント!

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インスタグラムを見ていると、「これステマじゃない?」という投稿を見かけることがあります。ステマは普通の広告と異なり、ユーザーによる投稿です。しかし、明らかに広告なんじゃないかと疑わしい投稿を、それまでのインスタ映えする投稿の中に盛り込んできます。そこで、今回ステマを見破る3つの注意すべきポイントを紹介したいと思います。

 

 

インフルエンサーとは?

インスタグラムは、現在最もアクティブ率が高く、トレンドの中心となる中高生、若い女性に人気のSNSです。その中には、芸能人ではなく、一般人にも関わらず、数万人のフォロワーがいるユーザーもいます。そうしたユーザーを広告業界マーケティング的に、インフルエンサーと呼んでいます。

 

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インフルエンサーとは、冬に猛威を振るう病気ではなく、『まわりに影響を与える人』を意味します。分かりやすい例としては、元々、芸能人やモデルたちがインフルエンサーの能力を有していました。彼ら・彼女らが持つアイテムやファッションを、一般人が真似するという構図でした。しかし、それが、インターネット時代、SNS全盛期を迎え、その役割を一般人が担うようになりました。人気Youtuberのヒカルや、ヒカキンもそういった意味でインフルエンサーです。

 

インフルエンサーの定義

インフルエンサーの定義ははっきりしたものはありませんが、インスタグラムでは、フォロワーが2000人ぐらいを越え始めたあたりから、そういった表現が使われます。中には、フォロワー1万人以上をインフルエンサーとし、それ以下1000人以上のユーザーをマイクロインフルエンサーとする捉え方もあります

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インフルエンサーの影響力を利用したステマ

これらのインフルエンサーは、フォロワーが多いため、多くの人が投稿を目にします。フォロワーの中にはファンのように思っている人もいます。そういったインフルエンサーの投稿を見て、購買や体験などのアクションを行うユーザーもいます。その影響力の高さに目をつけて、様々な広告との連携が生まれています。しかし、そんな広告の中に、ステルスマーケティング、通称ステマが紛れ込んでいます。

 

ステマとは?

ステマは、一見広告ではないただの投稿です。広告という表示は一切ありません。しかし、実際には、紹介した商品の企業からインフルエンサーにお金を払い、インフルエンサーが商品の写真や動画をInstagramに投稿します。テレビや紙媒体の広告では、禁じられている行為です。しかし、玉石混合・ルール無用の残虐ファイトのデジタルの世界では、倫理観よりも即物的な精神で、気にせず行われています。以前も、アメブロなどで芸能人が、ペニオクや、歯磨き液でステマをしていた過去がありました。

そうした歴史は、芸能人から一般人でも影響力を持つインフルエンサーに拡大してきました。より広告との境界が曖昧になることが進みます。

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ステマを見分ける3つのポイント

そこで、実際の投稿がステマかどうか判定する、チェックしたいポイントを3つ紹介します。このポイントを見れば、その投稿がステマか90%の確率で判定ができます。

 

  1. 写真のテイストが明らかに他と違う
  2. 写真の被写体で商品が目立ちがち
  3. キャップションが手放しで商品を絶賛

 

1.写真のテイストが明らかに他と違う

写真のテイストが異なるのは、商品として写さなければいけない情報が消えないようにするためです。広告主側の要望を答えようとすると、どうしてもその人の写真スタイルと異なる写真が掲載されます。そのため、他の写真の雰囲気と異なる投稿で違和感が生じます。

 

2.写真の被写体で商品が目立ちがち

よく自撮りばかりを載せている人が、いきなり、商品のみフォーカスした写真を投稿するケースで起きます。普段であれば、本人メインで、アイテムは装飾として、それほど中心や商品名がはっきり表示しないケースが多いです(ブランドグッズ除く)。引き立て役のはずなのに、逆転して商品が主役の投稿がステマの可能性が高いです。

 

3.キャップションが手放しで商品を絶賛 

さらに、普段は、色々な文体で文章を駆使して、フォロワーがしっかり読む文章が、そのときだけは、なぜか絶賛記事が並びます。「これ使ったら、すごく調子がいい!」とか、「ペニオクで掃除機が500円でゲットできた!」と同じレベルのフレーズがキャプションにかかれています。こういった場合、広告主から文例が用意されているので、そのままそっくりコピペする人もいます。

 

さらに、もっと分かりにくいステマ

実際には、上記以外にももっと分かりにくいステマも数多く存在しています。普段投稿している写真のテイストを残しつつ、自分の言葉で商品を紹介してくれている投稿です。これは、かなり判別がつきづらいです。そのため、もしかしたら、インスタでオススメというのは、実は広告に踊らされている可能性があります。

 

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終わりに

今回、インスタグラムに多数存在するステマ投稿を紹介しました。ステマは、ステルスマーケティングといって、広告であることを隠した広告で、アメブロ芸能人ブログや、ペニオクで一世を風靡しました。それが、インスタグラムの世界でも猛威を振るっています。ただ、多くのアカウントでは、ステマバレバレの投稿をしがちです。その見極める3つのポイントを紹介しました。ぜひ、広告に騙されることを防ぎましょう。