ツイッターのツイートにWebサイトやブログのURLを記載して投稿したときに、上手くTwitterカードが表示されない場合の対処方法
今回は、Twitterの投稿で、ウェブサイトの記事リンクを掲載して、Twitter card形式で表示させようとしたとき、上手く表示されない時の対策を紹介します。
- Twitterは拡散力の強い告知・宣伝ツール
- Twitterカードと呼ばれる表示形式
- Twitterカードが表示されない!?
- Twitter cardを正常に表示させるための方法
- Twitter card validiatorの使い方
- 再度投稿する際も有効
- すでにツイート済みの場合、効果は限定
- 今回のまとめ
Twitterは拡散力の強い告知・宣伝ツール
SNSのなかで最も拡散力が強いTwitterは、Webサイトの告知・宣伝ツールとして非常に優秀です。偶然が重なり、リツイートが大量に発生し、バズってしまえば、今までには考えられないようなアクセス数を獲得できます。他のSNSと比較しても、検索結果でも表示されやすく、オープン性が高いです。そのため、記事への導線として、アクセス数を増やす集客戦術として、多くの人が活用しています。
Twitterカードと呼ばれる表示形式
Webサイトの記事のリンクは、Webサイト側の設定を行えば、文字テキストリンクではなく、Twitterカードと呼ばれる、アイキャッチ画像+記事タイトル+概要が表示されるフォーマットでタイムライン上に表示することが可能です。この形式は、アドレスを貼り付けたリンクと比べて、写真や概要も表示されていて、視覚効果も高く、ツイートを見たユーザーがクリックしやすい性質があります。
Twitterカードが表示されない!?
しかし、このTwitterカードの設定を行った投稿で、Twitterカードが上手く表示されない事例・ケースが発生します。色々な環境で試したところ、スマホのTwitterアプリで投稿した場合は、それほど発生しませんが、GoogleChromeやFirefoxなどのWebブラウザで投稿した場合に、高確率で起こります。
この原因は、ツイッターカードのリンク付きの投稿を送った直後では、ツイッター側でTwitterカードの設定を取得・表示できないからです。そのため、ただのリンクとして表示されてしまいます。では、この問題を防ぐための解決策・対策を紹介します。
Twitter cardを正常に表示させるための方法
Twitterカードが表示されない場合の解決方法・対応策を紹介します。それは、
「投稿する前に、Twitter側できちんと表示できるように、事前にTwitterカードのリンクを送ることです。」
実際にツイートを投稿せずに、そんなことができるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、可能です。『Twitter card validiator』というWebサービスを活用します。
このサービスは、入力したリンクがツイートでどのように表示されるか確認することができるサービスです。この事前の投稿検証のメリットとして、ここで一度表示させておくと、その履歴が残っているので、あとでTwitterカードをつけたツイートを投稿すると、きちんと表示することができます。そのため、投稿時に、Twitterカードが表示されないという問題・不具合を解消し、防ぐことが可能です。
Twitter card validiatorの使い方
実際に、ツイッターカードの表示を確認する方法は、とても単純です。
- Twitter card validiatorのWebページにアクセス
- アカウントの紐付け、連携。Webブラウザでログイン済みアカウントと自動連携
- 表示したいTwitterカードのリンクを入力、実行ボタンをタップ
- 入力フォームの右側に、結果が表示
これで、きちんと表示されれば、問題ありません。ツイートにTwitterカードのリンクをつけても正常に表示されます。もし、この結果が表示されない場合は、Twitterカードの設定に誤りがある可能性が高いです。一度Twitter card側の設定を確認しましょう。
再度投稿する際も有効
このTwitter card validiatorは、一度、Twitterカードを投稿した後、再度投稿する際にも有効です。どうやら、Twitterのサーバー側で、一定期間が経過すると、ツイッターカードの表示設定が削除されるもようです。そのため、前の投稿から日数がたったときは、再投稿するさいは、このサービスを利用して事前に表示させることを推奨します。
すでにツイート済みの場合、効果は限定
ただ、もうすでに投稿されてしまったものの場合、効果は限定的になります。すでにフォロワーのタイムラインに流れてしまっていたら、改善されません。まだ表示されていないユーザーに表示されるタイミングで、対処すれば、そのユーザーからはきちんと表示されるみたいです。このように、投稿した後では、効果は限定的なので、ぜひ、投稿前に実施しましょう。
今回のまとめ
ぜひ、Webサイトの記事をTwitterカードで表示させる場合は、Twitter card validiatorを利用しましょう。正常に表示された方がユーザーの反応もよいです。