Googleサーチコンソール(サチコ)で昨日の順位が表示可能に!前日分をすぐ分析可能
Googleが提供するSEOツール「グーグルサーチコンソール(通称:サチコ)」はこれまで3日前のデータしか閲覧できませんでした。
しかし、それが機能改善・アップデートされ、昨日のデータも閲覧できるようになりました!
SEOツールの基本「サーチコンソール」
サーチコンソールは、Googleが提供する自分のサイトがGoogle検索でどのように見えているか知ることができるツールです。
どのような検索ワードで検索結果の何位に表示され、表示回数とクリック数とCTRを表示してくれます。
サーチコンソールという名前が長いので、サチコという愛称でも呼ばれます※最近知りました・・・
この検索順位を以下にして上げることがサイトのページビューに繋がります。さらに、意外なワードで検索流入があったりなど、ユーザーの動向を知ることができます。
有料・無料の色々なSEOツールがありますが、無料のツールとしては、サーチコンソールが最も基本的なSEOツールです。
これまでは3日前のデータしか閲覧不可能
サイトの検索順位を向上されたり、検索流入を増やす上で欠かせないサーチコンソールですが、不便な点がありました。
サーチコンソールのデメリットは「3日前のデータしか表示されないこと」です。
検索順位のデータがサーチコンソールに反映されるのにタイムラグがありました。
それによって、現状の表示順位とレポート画面の順位が異なるといった事象がおきていました。
新規投稿した記事が検索結果上で何位で表示されるか確認するのにも時間が必要でした。
サーチコンソールの機能改修で1日前のデータが閲覧可能に
それがサーチコンソールの新しい機能改修によって、前日・昨日のデータも閲覧できるようになりました!
確認方法は、左メニューの「検索パフォーマンス」の「検索結果」をクリックし、デフォルト過去3ヶ月間の期間となっているところをクリックすると設定できます。
一番上部に「最新日」という形で、前日のデータが選択できるようになっています。
最新日を選択した上で、「適用」をクリックすると、昨日の検索データを表示することが可能です。
公開した記事データのSEO分析が即時に可能に
この機能によって、直近のGoogle検索でどのような順位で表示されているか確認することが可能になりました。
新規公開した記事がどれぐらいの順位で表示されているか翌日に知ることができます。
今までは検索ワードの分析には3日間ほどかかっていたのが、すぐにできるようになったため、SEOのPDCAがより迅速に回すことが可能になりました。
Google Analyticsの連携は3日前のデータのまま
ただ、サーチコンソールの前日の検索データは、今のところサーチコンソールの管理画面上でのみ取得可能です。
多くの方が連携しているアクセス解析ソフト「Google Analytics」では従来同様3日前のデータしか取得できていません。
2019年10月14日に実施したところ、10月11日までのデータしか取得できていませんでした。
現時点では上記の通りですが、改修がさらに進めば、Google Analytics連携も前日分のデータが反映されるようになるかもしれません。
終わりに
今回、Googleサーチコンソールの機能改修によって、昨日の検索に関する表示数やクリック数、順位が取得できるようになったことを紹介しました。
これによって、新規公開した記事をSEOの観点でより速く分析することができるようになりました。
どういったワーディングで順位表示されているか、何位で表示されているか知ることで、他の上位サイトとの違いを確認して追記を行うなどの対策を行いPDCAが迅速に行うことができます。
ぜひ、サーチコンソールの前日の検索データの活用で、スピーディーなSEO向上を目指してみて下さい。