ユーザーローカルの無料テキストマイニングツールがSEO対策でブログ記事執筆に便利!
昨日2019年9月2日に、ユーザーローカルのカスタマーカンファレンス「AI maximize Data」に参加してきました。そこの講演で知った無料テキストマイニングツールが、ブログ記事のSEO対策に便利すぎる件、活用方法を合わせて紹介したいと思います。
ユーザーローカルの「AI maximize Data」
2019年9月2日に、東京・御茶ノ水にあるソラシティ・カンファレンスセンターで、UserLocal社が主催するカスタマーカンファレンス「AI maximize Data」が開催されました。
こちらは、ユーザーローカル社が提供する、
などを利用しているユーザーが対象です。事前予約で満席になるほどの人気イベントでした。
オープニングセッションでテキストマイニングツールが紹介
そんなカスタマーカンファレンスのオープニングセッションで、ユーザーローカル社が提供するテキストマイニングツールツールが紹介されました。
ユーザーローカル社のサービスは、複数利用するほどでしたが、このテキストマイニングツールについては、初耳でした。
ユーザーローカルのテキストマイニングツールはなんと無料!
そんなユーザーローカルのテキストマイニングの凄いポイントは、なんと無料で利用可能という点です。
会員登録もせずに、テキストマイニングを実行してキーワード分析などを行うことができます。
さらに、無料の会員登録を行うことで、他にも複雑な分析を実施できるようになります。
そうした高度な分析ができるにも関わらず、無料で提供されるユーザーローカルのテキストマイニングツール・・・恐るべしです。
テキストマイニングツールの使い方はすごく簡単
このテキストマイニングツールは、使い方もすごく簡単です。
先ほど紹介したURLにアクセスすると、フォーム入力画面があるので、ここにテキストを入力します。
今回、例として前回の記事をテキストマイニングしてみました。
上記のブログ記事の本文を「ワードクラウド」という形式で表示してみました。
ワーククラウドは文字の大きさが大きいほど、テキストマイニングの特徴量のスコアが大きいことを表しています。
文字の色ですが、それぞれ品詞を意味しています。
- 青色:名詞
- 赤色:動詞
- 緑色:形容詞
やはり分析について書いた記事だけあって、
- 分析
- 施策
- KPI
- PDCA
といったワードが強いことが分かります。
さらに、単語出現頻度として、単語の出現頻度と特徴量に応じた実際のスコア値を表形式で出力してくれます。
ワーククラウドで文字サイズが強調されているワードの実際のスコアがどれぐらいか、出現頻度はどれぐらいか知ることができます。
ブログ記事のSEO対策に最適
こうしたテキストマイニングは、Googleの検索アルゴリズムでも、検索順位を決めるさいに使われています。
そのため、テキストマイニングの結果を参考にして、ブログ記事にSEO対策を行うことは非常に有効な方法です。
記事タイトル・見出しを考えるのに有効
例えば、私の記事のタイトルは「分析業務は①レポート結果に対する評価と②改善への施策の提案まで行うべき」でした。
それに対し、本文内でスコアの高い単語は分析の他に、施策、KPI、PDCA、アナリティクスでした。これらのワードはタイトルには含まれていません。
本文タイトルに上記のワードを入れれば、記事見出しと記事内容の関連性が高まることになります。記事見出しの情報と記事内容が一致するため、Googleの評価にもつながると考えます。
SEO対策を施した記事本文に
ブログ記事ではどういったキーワードで検索流入してもらい、記事を読んでもらうか考えることが大切です。
その中で記事を執筆していると、自分が想定していたよりもキーワードの回数が、他のワードよりも少ない可能性があります。そうした場合にテキストマイニングの結果から、キーワードの表示回数を増やす対応が可能です。
さらに、逆に特定のキーワードの頻度が多すぎると、Googleの検索アルゴリズムで評価されないケースもあります。その場合は、他のワードの頻度を増やす事で、極端なキーワードの散りばめを防ぐことができます。
こうした形で、ユーザーローカルのテキストマイニングを利用することで、ブログ記事のSEO対策につなげることが可能です。
終わりに
今回、ユーザーローカル社が提供するテキストマイニングを紹介しました。この機能はブログ記事のタイトル・見出し付けや、記事本文のSEO対策に活用でき、非常に便利です。
さらに驚くべきことはこのテキストマイニングツールは無料ということです。今まで知らなかったのが非常に勿体なかったと後悔しています。