過去記事はSEOによる検索流入だけは勿体ない!SNSを活用してPVアップに
ブログを運営していくと、過去記事がどんどん蓄積されていきます。過去記事はストック情報になり、ブログのアクセス数・PV数に貢献してくれます。しかし、過去記事をSEOによる検索流入のみで活用するのは非常に勿体ないです。SNSを活用して、PVアップにつなげることが大切です。
- 過去記事=ストックコンテンツはもったいない
- 過去記事はSNSに活用し、ソーシャル流入を狙え
- ブログ過去記事をツイッターで投稿する際の注意点
- どのように過去記事を投稿すればよいか?
- アクセスの多い過去記事をツイッターに投稿し続けた結果
- アクセス数の多い記事をツイートする付加価値
- 終わりに
過去記事=ストックコンテンツはもったいない
これまでにブログで投稿してきた過去記事は、ストックコンテンツの場合、SEOによる検索流入が期待できます。
こうした過去記事は、日々のアクセス数の底上げにつながり、ブログ運営において重要です。
しかし、過去記事をSEOでのみ利用するのは勿体ないです。ニーズのある記事は検索流入以外に活用すべきです。
過去記事はSNSに活用し、ソーシャル流入を狙え
今回、そうした過去記事をSNSで活用します。SNSで有益な過去記事を紹介することで、検索以外のソーシャル流入が狙えます。
ブログ流入効果を考えると、SNSの中でもTwitterが最も効果的です。
FacebookやInstagramなどは、ブログまで誘導が難しいからです。Twitterはフォロワー数も増やし、エンゲージメントを高めていると、非常に拡散力が高いです。
そのため、最優先させるSNSはTwitterで、余力があればFacebookなどに取り組みましょう。
ブログ過去記事をツイッターで投稿する際の注意点
過去のブログ記事をツイッターで投稿する際の注意点として、「単に記事を紹介するだけでは不十分」なことです。
というのもツイッターユーザーは忙しい人が多いです。簡単な説明文と記事リンクだけ投稿しても、フォロワーにはリンク先に飛んでもらえません。
リンクをタップしてもらうためには、きちんと投稿に工夫が必要になります。いいね・リツイートしてもらうには、さらなる工夫が必要です。
どのように過去記事を投稿すればよいか?
単に過去記事を順番に紹介するだけでは、ユーザーがリンクをタップしたり、いいね・リツイートしようと思いません。
ユーザーが記事を読んだり、いいね・リツイートしたりするには理由が必要です。それは以下であると集約できます。
「その過去記事が旬かつタイムリーな情報である」
例えば、多くのブロガーさんは、新着記事をアップすると、ツイッターで紹介すると思います。それは、その記事が「新しい記事」だからです。これまで世に出ていなかった新しい情報=タイムリーな情報と言えます。
そのため、新着記事に対し、いいねやリツイートが付き、まだ読んだことがないので、リンクをタップされる可能性が高くなります。
それと同じ要領で、過去記事がタイムリーな情報として紹介できれば、過去記事でもアクセスを集めることができます。
思いつきやすいのは、テレビやニュースで取り上げられたなどです。ただ、テレビやニュースをウォッチし続ける必要があり、手間がかかります。
オススメしたいのが、「前日のアクセス数が多かった過去記事を紹介すること」です。
これならば、ブログに導入しているGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ですぐに調べることができます。
さらに、アクセス数を集めたという情報は、ユーザーにとって旬な情報です。他の人が多く読んでいる記事というのに、日本人は気になる性質があります。
こうしてアクセスが集まった過去記事を紹介することで、通常の検索流入に加え、SNS流入もプラスされます。
その結果、過去記事のページビューが増加し、ブログのグロースにつなげることができます。
アクセスの多い過去記事をツイッターに投稿し続けた結果
前日のアクセス数が多い記事をTwitterに投稿する効果を確かめるため、2019年6月の1か月間、実際に通常の投稿に加えて、過去記事の投稿も増加させてみました。
上の図が実施前の2019年5月のツイートのリンククリック数です。12569で、1日平均405件クリックによる流入がありました。
前日にアクセス数が多かった過去記事を紹介する投稿を1か月間で57投稿(1日平均2ツイート)を行った結果がこちらです。
全体として約2万5000クリックほど増加しています。298%増という約3倍もの効果が発生しました。
実際にツイートを分析しましたが、過去記事を投稿したツイートだけ抽出して計算したところ、2万のクリックがありました。
この数値からもアクセス数の多い過去記事をツイッターで投稿するのは有効なグロース施策であることが分かりました。
アクセス数の多い記事をツイートする付加価値
さらに、アクセス数の多い記事をツイートで投稿したことによる付加価値として、フォロワー数も通常よりも増えるといううれしい誤算もありました。
価値のある情報を提供できたことで、フォロワーも増加した模様です。
終わりに
今回、過去記事のSNSでの活用方法を紹介しました。過去記事はSEOでの検索流入にのみ使われがちですが、ツイッターで過去記事を紹介することで、ソーシャル流入も獲得できます。
注意点は、タイムリーな情報であることを紹介できるような工夫が必要な点です。アクセス数を集めたなど、旬な情報として紹介することでユーザーの記事へのアクセス、いいね・リツイートのアクションを促すことができます。
実際に検証したところ、非常にPV増に効果的であることが判明しました。
過去記事を活用されていない方は、ぜひこの方法をトライしてみてください。