私がサントリーの飲料ドリンクを不買するただ一つの理由!自販機専用430mlの闇
突然ですが、私はサントリー製品のドリンクを一切購入しません。もちろん、飲食店でサントリーのものしか置いていない場合は、飲みますが、自分でコンビニやスーパーで購入する場合は、絶対に避けるようにしています。不買にはもちろん、理由があります。
- サントリーの飲料を買わない理由
- サントリーに不信感を感じたきっかけ
- コンビニ・スーパーは500mlのままなのに?
- 自販機だけサイズが小さい理由
- 自販機の商品見本に感じる消費者を騙す気満々
- 増量したことは強くアピール
- 他の飲料メーカーも同様の販売手法
- どこが自販機限定サイズを始めた?起源は?
- 終わりに
サントリーの飲料を買わない理由
私がサントリーを不買する理由というのは、「消費者への不誠実さ」という一言に尽きます。就職人気ランキングでも人気上位のサントリーですが、消費者が騙されたと感じる販売手法で、私の中では信頼度0です。ささやかな抵抗として、絶対にサントリーの製品は購入しないという誓いを立てています。
サントリーに不信感を感じたきっかけ
そう強く感じたのが、サントリーの自販機でジュースを買ったときのことでした。ペットボトル飲料を買ったのですが、出てきたとき、違和感を強く感じました。何か違うと手に取って眺めてみると、気づきました。
500mlサイズじゃなく、430mlサイズだったのです。
手に取ってみると、70mlの差を感じますが、自販機の見本を見ただけでは、正直気づくことは難しいです。
コンビニ・スーパーは500mlのままなのに?
もちろん、企業として利益を追求しないといけない姿勢は理解できます。容量を減らせば、その分利益が増えるわけで、その選択肢は多くの企業が行っているので、わかります。
ただ、「コンビニやスーパーは500mlのままなのに、なぜ自販機は430ml小さいのか?」という点に疑問が湧きました。生産コストを考えれば、すべて小さいサイズに揃えれば、ペットボトルの製造コストは大きく下がります。430mlと500mlの2種類よりも、430ml1種類の方が輸送やオペレーションにかかるコストも抑えることができます。
自販機だけサイズが小さい理由
それにも関わらず、自販機だけ小さいのはなぜなのでしょうか?「自販機なら、小さいと気づかずに騙されて購入する人がいるから」という私の中の結論です。
自販機にある見本は、確かに小さめに描かれていますが、見ただけでは正直、気づきにくいです。しかし、商品ボタンを押して、ドリンクが出てきて手に取ると、明らかに500mlよりも小さいことが分かります。つまり、”見ても分からないけど、触れば分かる”わけです。
もし、コンビニやスーパーで430mlを販売したらどうなるでしょう?商品を手に取った瞬間に確実に気づきます。お店には、他にも飲みたいドリンクはたくさん陳列されており、わざわざ70mlも少ない飲料を買う人は少ないです。そのためか、コンビニやスーパーには430mlはありません。
自販機の商品見本に感じる消費者を騙す気満々
サントリー自販機のサイズが小さいペットボトル飲料ですが、商品見本がどうなっているのか見てみましょう。
このペプシコーラとpopメロンソーダは両方ともサイズが430mlと小さいです。「はじける強炭酸」や「自販機限定」というポップがありますが、サイズが小さいことを示す情報は一切提示されていません。
”「自販機限定」だからサイズ小さい”
なんて空気を読める人達ばかりなら、きっと争いや戦争がない幸せな世界です。ということで、この情報から、ペットボトルのサイズが小さいなんて、読み取れるわけがない!
増量したことは強くアピール
ちなみにお茶やミネラルウォーターなどのドリンクでは、逆に量を増やしているものもあります。それらがどのような見本かも見てみましょう。
やさしい麦茶は「たっぷり600ml」、南アルプスの天然水は「お得な550ml」としっかりアピールしています。
よいポイントはしっかり主張し、わるいポイントは謎の表現で煙に巻く。消費者を騙す意図が見え隠れします。
他の飲料メーカーも同様の販売手法
ただ、こんなことは、サントリー以外もやっているという意見もあると思います。おっしゃる通りで、コカ・コーラや、アサヒ飲料なども同じ手口を利用しています。
ただ、私が初めて騙されたと感じたのがサントリーの自動販売機で430mlペットボトルを購入したときでした。その時の騙された感は、本当に半端なかったです。そんな70ml程度と減ったぐらいでと思われるかもしれませんが、割合的には14%です。年収500万で70万円給料下がるのと同じ低下率です。
ちなみに、そういったことがあったため、他のドリンクも500mlが確認できないものは購入しないようにしています。その結果、自販機ではほとんど購入せず、購入してもお茶とミネラルウォーターになりました。
どこが自販機限定サイズを始めた?起源は?
ちなみに、どの飲料メーカーがこの自販機限定サイズという消費者のだまし討ちみたいな販売手法を始めたのか、定かではありません。ただ、自分が被害を受けたことがあるのが、サントリーのCCレモンとアサヒ飲料の三ツ矢サイダーでした。
推測ですが、こうした行為ができるのは、飲料ベンダーでも上位しかできません。もし下位ベンダーが利益確保のために、こうしたサイズ縮小の案を提示しても、その会社の上層部から絶対に反対されるからです。「サイズを小さくしたら、競合の○○に負けるじゃないか!」という意見が絶対に出てきます。
そこから類推すると、始めたのはサントリーの可能性が高いというのが私の意見です。特にサントリーは、マーケティングが上手な会社なので、こうした消費者を欺く手法など出てきても、違和感はありません。実施すれば、下位ベンダーは、右に倣えしてくれます。
そんなわけで、自分の中では、最初に被害を受けたサントリーが絶対に許せない存在なので、人生で2度と商品を購入しない誓いを立てました。所詮ささやかな抵抗なので、影響はないと思います。もちろん、他の人に不買をオススメはしていません。そこは思想・信条の自由です。
終わりに
今回、私がサントリーの飲料とドリンクを不買している理由を紹介しました。その理由は、”消費者を欺く不誠実な販売姿勢”です。消費者が気づくコンビニやスーパーは500mlなのに、気づきにくい自販機は430mlを販売するのは、二枚舌だと思うし、不信感しかありません。
幸いなことに、ドリンクなんて、サントリー製を飲まなくても全然生きていけます。飲みたいと思ったドリンクも、サントリー以外に代替品は絶対にあります。少し前に流行ったクラフトボスも、他社から類似商品が出ていて飲む必要もありません。
こうしたささやかな抵抗は、象にアリが戦いを挑むようなものなので、ほとんど効果はありませんが、自分が納得いかないことは、しっかり主張したいと考え、サントリー商品不買に至りました。
皆さんに不買を進めているわけではございませんので、あしからず。ただし、自販機のペットボトル飲料を買う際はくれぐれもご注意ください。