ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

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逆引きGoogleアナリティクス~実践技260はWeb解析の目的に立ち返らせてくれる良書

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2017年11月に増補改訂2版が出版された、「できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260」という本を入手して読んでいます。

 

まだ、全部読めていませんが、面白いというよりも非常に勉強になる本です。Googleアナリティクス導入して、ページビューとか、ユニークユーザー数とかチェックしているけど、どう改善させたらよいか分からないという人にオススメです。

 

 

目的別に見るべき指標を使い分け

まず冒頭の1つ目のテクニックとして、「Webサイトの目的を理解する」という項目が登場します。この中では、Webサイトでも、種類によって目的が異なることを紹介します。

  • ECサイト→商品が売れること
  • コーポレートサイト→自社の認知度・高感度を高めること
  • リードジェネレーションサイト→問い合わせや資料請求で見込み客獲得
  • メディアサイト→多くの人に記事を読んでもらうこと

大きく分けると上記のような分類が可能ですが、それぞれが矢印の先に示したような目的を持っています。その目的を達成するために、見るべき指標は異なります。

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例えば、ECサイトの場合、どれだけページビューがあろうとも、売れなければいけません。

目的ごとに何を指標すべきかということを、改めて伝えています。その指標をしっかりグーグルアナリティクスで調べ、改善につなげることがWeb解析の目的と説いています。

 

自由度が高いアナリティクスの様々な設定テクニック

グーグルアナリティクスは無料ながら、非常に高性能なWeb解析のアプリケーションです。しかし、そのため、色々な設定があり、使いこなすのはなかなか難しいです。ついつい、ページビューの変化を眺めるだけに終わってしまうこともしばしばです。

できる逆引き Googleアナリティクスでは、50近くの設定テクニックが紹介されており、より高いレベルのWeb解析が可能になります。

 

分析方法の紹介などのケーススタディも豊富

また、GoogleAnalyticsを使った分析手法も解説が多数紹介されています。範囲を絞って、この数値に着目すると、こういった傾向が見えるといった記述があり、それらを応用することで、自分のWebサイトの改善につなげられます。

 

260項目もあり、ボリューム満点なので、非常に実践的な内容を学べそうです。ぜひ、グーグルアナリティクスがいまいち分からないといった人にオススメの書籍です。

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できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260