ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

任意のWebサイトをアクセス分析できるサービス「Similar web」 を使って分かった、表示される数値の妥当性と信頼性

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similar web という入力したWebサイトのアクセス数や流入元、検索ワードなどを調べられるウェブサービスがあります。

Similar web(https://www.similarweb.com)

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他人のWebサイトを解析可能

自分のWebサイトが扱っているものと同じテーマを扱う競合サイトの動向は気になります。しかし、自分のウェブサイトはgoogleアナリティクスを使って調べることが可能ですが、競合するサイトの情報について調べることはなかなか大変です。そのため、こういったSimilar webのような他のサイトのアクセスを解析できるサービスを使うことで、競合サイトとどれぐらいアクセス数で差が生じているのか、どういったアクセス特性があるのか知るのに便利です。

 

自分のサイトも調査可能

その他にもHPアドレスを入力すれば解析が可能なので、自分のサイトも調べることが可能です。Webサイトを開設して半年も経過していないこともあり、表示されない項目もありますが、アクセス数や、流入元、検索ワードの割合などを知ることができます。以前は、個人的には、SNS(Twitter)からの流入が検索よりも多く、過半数を越えているので、かなりSNSに適合したWebサイトになっているのではないと思っていました。

最近は、SEOの戦略が功を奏したのか、検索経由の流入が増えています。

 

Similar Webの数値が怪しい!?

ただ、不可解な点もあります。というのも、どう考えても、トータルのアクセス数がおかしいときがありました。一度私のWebサイトが今まで40万アクセスもあるサイトと分析されます。本当にそうだったら嬉しいですが、残念ながら、そんなわけありません。

googleアナリティクスで調べた数字と比べると5倍以上の開きがあります。どちらを信頼するかですが、どう考えても、コードを埋め込んでWebページをトラッキングしているgoogleアナリティクスの方が信頼できます。そうすると、Similar Webの数値は妥当性に乏しく、信頼性が疑問視される数値となります。

ここで、なぜ五倍以上の数字の開きが発生してしまったか、理由を考察したいと思います。

 

アクセス解析のサンプル不足

少し考えると、ひとつの仮説が浮かびました。期間はほんの少しで、それを元にトータルのアクセス数を算出している』という可能性です。そう仮定すると、思い当たることがあります。おかしくなった時は、その2か月前に、運営するWebサイトはある記事がバズって、一日で4000アクセスを記録しました。もしこの数字が続き、さらに順調に伸びれば、確かに40万アクセスは達成しそうです。それならば、さらにその一日のアクセス数が増加する計算式を組み立てれば、表示された数字になりそうです。

 

終わりに

Similar webで表示される数字の妥当性を考えたところ、今回の私のWebサイトの事例では、それほど信頼できる値ではないことが分かりました。そのため、あまりsimilar webの数値は参考にするのはよいですが、信頼まではしない方がよいと感じました。もしこのWeb解析サービスを利用している方がいらっしゃったら、今回の事例を参にしていただけると幸いです。