Webサイト運営を考える~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

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Welqなどのまとめサイト問題がクックパッドなどのレシピサイトにも飛び火!問われる情報の信頼性!Web2.0時代の限界

医療情報の信頼性が問われた結果、問題となったWelqを含むキュレーションサイト(まとめサイト)ですが、情報の信頼性という意味で、この問題はクックパッドのレシピサイトにも飛び火するようになりました。

 

クックパッドの問題の発端

今回、クックパッドが取り上げられたのは、乳児がはちみつを食べて、ボツリヌス菌によって死亡した事件が発端となっています。

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はちみつにはボツリヌス菌が含まれており、ある程度成長した子供には影響ありませんが、乳児には、免疫機能がないため、有害とされています。そのため、はちみつ製品のラベルの注意事項にも、乳児には与えないよう記載がありました。

 

なぜ、クックパッドがやり玉に!?

今回の事件で、クックパッドが取り上げられているかというと、死亡した乳児に与えていたものがはちみつ入りのジュースでしたが、クックパッドにも、乳児用メニューとしてはちみつを使ったレシピ紹介されていた点です。

この事件を受け、クックパッドに掲載されたレシピを調査したところ、100件以上の乳児用レシピ(離乳食)が紹介されていたということです。砂糖よりもはちみつの方がオーガニックで優しい食材だという認識がそのまま乳児にあてはめてしまった模様です。

 

Welqとの共通点ー情報の信頼性

Welqなどのまとめサイト問題と今回のクックパッドが共通しているのは、「情報の信頼性」という部分です。

今までは、「メディアではなく、プラットフォーム」ということを条件に、様々なWebサイトが情報の信頼性を担保する作業を怠っていました。しかし、今後はそうはいかないと思います。ユーザー投稿型とはいえ、病気や中毒のリスクを考えると、ユーザーからの情報とはいえ、審査しないで掲載するプロセスというのはいかがなものかと思います。

 

Web2.0時代の限界

クックパッド自体は、かなり古くからあるサービスで、昔よく言われたWeb2.0の産物といえるWebサービスです。匿名の多数がコンテンツを生成・修正していくことで、信頼性の高い情報が生まれるという考え方です。この考え方を元に、WikiなどのWebサイトが大発展しました。

しかし、残念ながら、Web2.0というのは限界が見えたのが今回の一件だと思います。クックパッドの拡大していく中で、すべての情報にチェック機構が働かなくなった結果、本来掲載してはいけない、誤った情報まで掲載されるようになりました。ユーザー間での情報のチェックという点でも、そういった機能は失われつつあるものと思います。

昔は「ネットの情報は玉石混合。疑ってかかれ。」という認識だったのが、ネットの情報を鵜呑みにしがち、というよりクックパッドの信頼性が向上し、ユーザーが確認せずに、料理を試すようになったという点もあると思います。

 

クックパッドも注意喚起はしていますが、ここまで騒ぎが広がると、ハチミツ以外にも試してはいけないレシピが複数存在すると考えられます。ユーザーに注意喚起するだけでは対応不足で、レシピを検証するシステム・仕組みが必要な時期ではないか。そう思う、今日この頃です。