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DeNAのMERYによるパクリの連鎖問題についてBuzzFeedNEWSが紹介

まだまだ、一向に収束する気配が見えていない、DeNAのキュレーションサイトの著作権問題ですが、BuzzFeed Japanが記事を掲載しました。

 

www.buzzfeed.com

 

こちらでは、前回、WithNewsの記事で登場した3人に加え、新たに2人の被害者の方が登場します。

yamataso.hateblo.jp

登場した被害者は、プロカメラマン

今回、BuzzFeedNEWSに登場した被害者の方は、プロとしても活動されているカメラマンの方です。この方は、かなり早くからDeNAに連絡を取り、やり取りしていたみたいです。

DeNAに連絡し、担当者と会って話をした。「(DeNA担当者の)反省の態度から同情し、叱咤激励して問題解決の協力もしてきました」とB氏。これまでにDeNAとやり取りしたメールは90通を超える。

 

非常に協力的に問題を解決しようとDeNA側と交渉されていたみたいです。

 

プロカメラマンが提示された迷惑料

そんな風に、解決にも意欲的に取り組んでいたプロカメラマンの方に対してDeNA側が提示した迷惑料が

無断転載5か所で、5000円

ということでした。すなわち1件1000円です。前回のWithNewsの記事の時も紹介しましたが、プロアマ関係ない「日本写真家ユニオン」が提示している画像の金額は、1件につき2万5000円です。プロカメラマンでもこの金額を提示されているとすると、迷惑料は1件につき、上限が1000円という説が濃厚になってきます。

 

さらに問題なのがパクリの連鎖

今回の記事でさらに問題となっているのが、「出典:MERY」によるパクリの連鎖反応です。これは、

  1. オリジナルの画像・記事を掲載
  2. MERYが画像・記事を盗用
  3. 別のサイトがMERYの記事を盗用

こうした場合、1の権利者が、3の盗用者に連絡しても、MERYに責任を押し付ける対応をとるサイト運営者もいたとのことでした。

物理的なモノであれば、きちんと取り返すことが可能ですが、残念ながら、著作権という電子的なデータに対して、盗用の盗用を取り返すことというのは、法律で明文化されていないため、裁判で争えば、勝ち取れそうですが、それには時間もお金もかかります。

さらに、こういったパクリ連鎖の企業は、東証一部上場企業が運営するメディアにも含まれているそうです。

ただ、最近気づいたのですが、東証一部上場企業には、パクリ総本山のDeNAから、同じパクリ問題を起こしたキュレーションサイトを運営しているサイバーエージェントまで、含まれてしまっています。そういった意味で、信頼の証であった、「東証一部上場企業」という表現は、もはや、さび付いてしまった感があります

今回のBuzzFeedさんのニュースがすごいのは、そういったパクリの連鎖を今も行っている2つのサービスを名指ししています。2つ目の「話題の言葉 関連グッズ!」は、どこをどう見ても、著作権侵害の塊のすがすがしいWebサイトです。プロフィールページをデフォルトのサンプルのまま使うという男らしさも全開です。

ちなみにモザイクはかかっていますが、モザイクされていないワードとサービス名で検索すれば表示されます。前者の「相席ナビ」の記事は表示されなくなり、キャッシュには残っているため、削除された模様です。

 

これだけの迷惑で1000円

今回の記事では、これだけ迷惑を被っている取材を受けたカメラマンの方が受けた迷惑が1000円なわけないだろ!という感じで、批判の意味を乗せたテイストに仕上がっています。

 

パクリが連鎖パクリを呼ぶ。まとめサイト問題の闇は相当深い。そう思う今日この頃です。