ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

Googleアドセンス管理画面にads.txtの警告が出た場合の対応方法・解決策

Google Adsense管理画面を確認したところ、見慣れぬ警告画面が表示されていました。「ads.txt」に関する警告で、対応しないと収益面で影響を受けそうだったので早速対応しました。その対応方法について解説したいと思います。

 

 

突然アドセンスでAds.txtの警告メッセージ

Google Adsenseの管理画面に2019年6月になり、下記のような警告メッセージが表示されるようになりました。

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要注意- ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。

いきなり赤枠での警告メッセージに驚いた人も多いと思います。

さらに、収益にも重大な影響との文言もあり、どうにか対処しないといけないけど、ads.txtってそもそも何?となった方も多いと思います。

 

ads.txtとは~その目的と効果

ads.txtの定義

ads.txtは、オンライン広告に関する標準規格などを定めるIAB(Interactive Advertising Bureau)が定めた広告掲載の透明性を高めるためのものです。

ads.txtには、自分のサイトで広告配信している業者を記述したテキストファイルです。ほとんどのブログ運営者にとっては

「広告配信業者=グーグルアドセンス

を意味します。

ads.txtの動作事例

このads.txtに記載された広告配信業者としかやり取りしないというルールで運用しています。

例えば、あるサイトAがサイトBを偽って、広告配信業者に広告掲載のリクエストを投げたとします。その時、広告配信業者は、サイトBに設置されたads.txtを参照します。その中に自分たちのIDが記述されているか確認して、ない場合は広告を配信しないといったことを行います。

ads.txtの目的

ads.txtは悪質なサイトが他人のサイトと偽って、広告をリクエストして、収益を得ることを防ぐことができます。

悪用事例の例えとして、イチローから「広告に出るから1000万円ちょうだい」と言われたとします。

広告主からすれば、イチローに宣伝してもらえるならと、1000万円支払い広告を出します。

しかし、実はそのイチローは本物のイチローではなく、ニッチローだった!

この時、ニッチローは広告主から1000万円の収入を得ることができます。

このように自分の名を騙って悪用された場合に、ads.txtで照合することで防ぐことができます。

広告主にとってもメリットが

ads.txtを適切に運用することで、本来掲載されないサイトに広告が配信されることを防ぎます。最近は広告主も広告の掲載場所を意識するようになりました。

以前、違法に漫画をアップロードしたサイト「漫画村」に掲載されていた広告主が話題になりました。こうした場合には広告主のブランドイメージが傷つく恐れがあります。

せっかく広告を出したのに、ブランドイメージが傷つくのは本末転倒です。そうした広告主のブランド毀損を防ぐメリットがあります。

 

ads.txt警告メッセージの対応方法・手順

ここでads.txtの警告メッセージに対応する方法・手順を解説します。以下の5Stepで対応が可能です。

1.Windowsの場合、標準アプリのメモ帳アプリを開きます。

f:id:tyamamototry:20190605000940j:plain

2.メモ帳に以下の記述を追加します。

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

3.グーグルアドセンスの管理画面URLの「pub-************」と書かれた部分をコピーします。

https://www.google.com/adsense/new/u/0/pub-*************/home

メモ帳のpub-0000000000000000を先ほどコピーしたものと置き換えます。

4.「名前を付けて保存」でads.txtという名前で保存します。

5.保存したads.txtをサイトのルートドメイン(https://○○○.com)にFTPソフトなどでアップロードします。

※ルートドメイン直下に置く必要があります。サブドメインの場合は注意が必要です。

 

Ads.txt対応後の確認方法は?

ads.txtをアップロードが完了したら、https://○○○.com/ads.txtにChromeなどのブラウザでアクセスします。

アクセスしたら、先ほどメモ長に記述した内容が表示されていれば、きちんとアップロードされています。

ただ、グーグルアドセンスの管理画面では、ads.txtを設置したことによる動作の確認はできないみたいです。

終わりに

今回、Googleアドセンスの管理画面で警告表示されたads.txtのメッセージの対処方法を解説しました。収益に影響との文言もあり、できるだけ早く対応した方がよさそうです。それほど難しい手順ではないので、急いで実施するようにしましょう。

コメダ珈琲の無料wifiの接続方法・利用時間、速度まとめ

コメダ珈琲は、落ち着けるソファー席を中心とした座席が人気です。さらに、wifiや電源などの用意もあり、作業スペースとしても非常に便利です。今回、コメダコーヒーで利用可能な無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の接続方法、利用可能時間、速度について、まとめたいと思います。

 

コメダ珈琲の無料wifi利用方法・接続手順

コメダ珈琲の無料で使えるwifi「Komeda_Wi-Fi」の使い方は以下の通りです。

スマホ(iOS端末)を想定しています。

1.設定画面のwifi画面で、「Komeda_Wi-Fi」を選択してタップします。

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2.接続されると下記画像のように表示されます。

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3.その後、自動的に無料wifiの接続画面が表示されるので、「インターネットに接続」ボタンをタップします。

 

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4.wifi利用規約が表示されるので、「同意する」をタップします。

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5.下記のコメダ珈琲のメニューが表示されれば、wifi接続成功です。「完了」ボタンをタップすると、ネット接続できるようになります。

 

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Komeda_Wi-Fiの無料wifiの利用時間は?

コメダ珈琲の無料wifiを利用可能な時間ですが、1回の接続で1時間利用することができます。回数に制限はないため、前述の接続手順で再接続を行えば、再び利用することができるため、ほぼ丸一日無制限でwifiを利用可能です。

コメダは朝11時までにドリンクを注文すると、無料でトーストとゆで卵orたまごペーストor小倉あんが付いてきます。そのため、他のカフェよりも長居しやすく、こうした無制限で利用できるwifiはとてもありがたいです。 

 

コメダの無料wifiの通信速度を測定

コメダの無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の通信速度はどれぐらいなのか?実際に店舗で通信速度を測定してみました。

測定店舗は、東京・荻窪にある「コメダ珈琲荻窪店」です。

測定には、ネットフリックスが提供している「FAST.com」を利用しました。

 

fast.com

※念のため2回計測しています。

wifi計測結果1回目

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wifi計測結果2回目

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2回とも70Mbpsを超える高速な回線であることが測定できました。このスピードであれば、動画視聴でも問題ないレベルの通信速度です。

 

コメダの無料wifi利用時の注意点

コメダ珈琲の無料wifiの注意点は、wifiネットワーク上は暗号化されていないことです。そのため、無料のはてなブログのような暗号化されていないネットワーク(http通信)で、ID/PASSを入力するとパスワードを盗まれる恐れがあります。

また、暗号化されていても、公衆wifiには万が一の場合があるので、ネットバンクなどにはログインしないようにしましょう。

 

 

終わりに

今回、コメダ珈琲で利用できる無料wifi「Komeda_Wi-Fi」の接続方法、利用時間、通信速度を紹介しました。wifi利用時間はほぼ無制限で、通信速度も動画視聴も問題ない速さなので、快適にネット接続ができます。

最近はネット通信量も増しており、モバイル通信はすぐに上限に達し、「パケ死」と呼ばれる状態に陥ります。そうならないように、公衆wifiが利用できるところでは積極的に利用していきましょう。

スプレッドシートなどGoogleサービスのChrome推奨利用法!複数アカウント使い分け時は絶必

Googleにはグーグルアドセンスやグーグルアナリティクス、さらにはドキュメントやスプレッドシートなど便利なサービスがたくさんあります。特に複数のアカウントを使い分ける場合、きちんとログインしているユーザー管理が大切になってきます。

 

スプレッドシートなどの便利なGoogleサービス

Googleは、元々検索エンジンの会社でしたが、現在では多種多様なサービスを提供しています。

などのビジネスや書類作成で必要となるツールをクラウドサービスで提供しています。そのほかにもサイト運営者にとって大切なアクセス解析ツールなども用意されています。

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複数アカウントを使い分けるケースが急増

私も含むですが、多くの人にとって仕事でもプライベートでもGoogleのサービスは欠かせないものになっています。そのため、1つのアカウントでのみ利用するわけではなく、複数のアカウントを使い分けて利用するケースが急増しています。

  1. GoogleアカウントA:プライベート用
  2. GoogleアカウントB:仕事で使う個人用
  3. GoogleアカウントC:仕事で使うグループ共用

Googleドキュメントは権限管理がしっかりしており、リンク共有しなければ、許可されたアカウントからのアクセスしか利用できません。そのため、アカウントBで許可されているものとアカウントCで許可されているものが異なります。

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複数アカウントGoogleサービスを利用するとエラーするケースも

そこで問題になってくるのが、複数アカウントを使い分けて利用していると、時々サービスを利用できない事象が発生します。その理由の多くは前述した権限の問題が起こっています。

Googleサービスを利用するということで、多くの方はブラウザにChromeを利用しています。Chrome自体にもGoogleアカウントのログインができます。それによってブックマークや閲覧履歴などをデバイス問わず共有可能です。

さらに、各Googleサービスでも利用アカウントでログインを行います。この時、

Chromeのログインアカウント≠Googleサービスのログインアカウント

という事象が発生します。この場合に、権限に関するところでエラーが発生し、上手く文書にアクセスできないケースが発生します。Googleサービス上でログインアカウントを変更しても解消しないケースが多いです。

 

アカウントの権限エラーを無くす解決策

そんな原因特定が難しいアカウント権限エラーを無くす方法があります。それは、

Chromeのログインアカウント=Googleサービスのアカウント

という状態にすることです。

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上の図では、右上の紫色のaマークが2つ並んでいます。この状態がChromeのログインアカウント=Googleサービスのログインアカウントを意味しています。

Chromeでは、ログインアカウントごとにショートカットを用意できます。アカウントAで作業したい場合は、アカウントAでログインしているChromeを起動し、Bで作業したい場合は、アカウントBでログインしているChromeを起動します。

こうすることでブラウザとタブ間のアカウント不一致がなくなります。それによって、権限エラーを回避することができます。

 

この方法は、色々なGoogleアカウントを使い分ける人ほどオススメしたい手法です。ぜひ、Googleサービスの権限周りのエラー・トラブルで悩まれている方は試してみてください。

東進ハイスクールのビラ配りで考えるダイレクトマーケティング

朝仕事で駅に向かっていると、ビラ配りをしている人たちがいました。残念ながらビラを受け取っている人は少なかったです。興味本位でビラを受け取ってみたところ、なんと東進ハイスクールの高校1,2年生向けのテスト対策でした。今回、東進のビラ配りからダイレクトマーケティングのあるべき姿を考えてみました。

 

なぜ、高校テスト対策のビラを社会人に配る?

今回、疑問になったポイントは、「なぜ今回、私に東進ハイスクールのビラを配られたのか?」です。

ビラ配りの人は3人中、3人とも私にビラを渡そうとしてきました。そのビラの内容が高校のテスト対策。「高校レベルからやり直せ」というメッセージなのかと一瞬疑いました(笑)

ただ、もう少しビラ配りというマーケティング手法から、今日の事象を深堀りしてみます。

 

ビラ配りはダイレクトマーケティング

ビラ配りというのは、100年以上前に生まれた宣伝方法です。マーケティング的な分類としては、ダイレクトマーケティングと分類されると考えます。

ビラ配りがなぜダイレクトマーケティング?と思う人もいるかもしれません。単に冊子やポケットティッシュを不特定多数にばらまいているだけと。

 

ダイレクトマーケティングとは

ダイレクトマーケティングといえば、ダイレクトメールでおなじみのDMを思い浮かべる人も多いと思います。

  • 性別
  • 年齢
  • 住所
  • 職業
  • 年収

といったユーザー属性に基づいて適切なターゲット層にアプローチするのがダイレクトマーケティングです。

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ビラ配り=ダイレクトマーケティング

上記の観点から言えば、ビラ配りもダイレクトマーケティングに分類できます。なぜなら、配る相手を見れば、性別と年齢はおおよそ見当がつきます。

さらに、配る場所で住所も把握できます。朝にある駅に乗ろうとする人はその駅の近郊に住んでいる可能性が高いです。配る時間と服装で、サラリーマンやOLかどうかも分類できます。

そうした点からビラ配りは配るユーザーをきちんと選別することで、自分たちの広告を届けたいターゲット層に届けることができるマーケティング手法であると言えます。

 

東進ハイスクールの顧客とは?

では、今回配られた東進ハイスクールの顧客は誰にあたるのでしょうか?

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顧客は簡単で、配られた冊子の情報の通り、高校生です。15~17歳の高校に通う男女になります。

これらの顧客に対して、テスト対策というサービスを提供し、それが成績アップにつながれば、顧客は満足を得ます。

 

東進のサービスにお金を払う人はだれか?

ただ、東進ハイスクールの顧客は、通常のサービスと異なる点があります。それは、サービスを受ける顧客自らお金を払わない点です。

ではお金を払うのは誰か?高校生の親たちです。

高校生を子に持つ親は、自分の子どもが成績優秀でいい学校に行けることを望んでいます。それを叶えられるサービスに対して、お金を払うわけです。

顧客ではなく、サービス料を支払い、意思決定するこれらの層に訴求することも アプローチとして有効です。

 

東進ハイスクールのビラ配りのターゲット層

東進ハイスクールのビラ配りのターゲット層としては、一番は高校生になります。駅などに通学している制服を来た学生であれば、ほぼ潜在顧客となるため、是が非でも配らなければなりません。

その次に配りたいターゲット層は、「高校生を子に持つ親」です。15~17歳の子どもがいるということは、一般的にアラフォー以上がターゲットとなるわけです。そこは見た目で判断しなければなりませんが、明らかに若い男女の社会人などは除外したほうがビラ配りの効果は高まります。

 

今回の東進ハイスクールの配り方はターゲティングなし

しかし、今回の東進ハイスクールの配り方はそうしたターゲティングは行われていませんでした。駅に向かう通行人すべてに配っている様子でした。

せっかく人手を使っているのに、手当たり次第に配っているのは勿体ないと感じました。 

正直30代以下の男女に配っても、コンバージョンは0%です。それならば、コンバージョンがある層に絞ってアプローチすれば、全体のコンバージョンは大きく向上すると推測されます。 

 

終わりに

今回、東進ハイスクールの高校の試験対策のチラシをもらったことで、ビラ配りについて考えてみました。ビラ配りは上手く配る相手を選別することで、潜在顧客となる高校生の親にアプローチができる有力なダイレクトマーケティングです。

しかし、なぜ、私に配られたのか?手当たり次第だと思っていますが、実は高校生の子供がいると思われたのか・・・

もしかしたら冒頭に言った、「高校生からやり直せ!」という意味ではと一抹の不安を感じました。

会社での業績を個人の業績としてSNSやブログで紹介するのはいかがなものか?

最近、会社での業績を自分の個人アカウントで自分の成果として紹介する人が増えています。これまで会社に貯まりがちな信用を個人に流せることは、素晴らしいことだと思う反面、いかがなものかと思う点もあり、少し整理してみました。

 

ネット普及以前は個人に成果が蓄積されない

元々、インターネットが広がる前は、勤め先での成果は、成果を上げた本人に蓄積されませんでした。

社内であれば、「◯◯プロジェクトを成功に導いた人」と評判は広まります。

しかし、社外の人にまでそうした情報は入ってきづらいです。会社的にその人をキーマンとして成果を宣伝しようとする意図がないと、外部の人に知らしめる機会は殆どありませんでした。

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インターネット+SNSで個人に成果が貯まる時代に

インターネットとSNSが普及したことで、状況が変化してきました。自分が会社で積み上げた成果が個人の成果として蓄積が可能になりました。さらにそうした情報のオープン化が進んだことで、社会的にも会社での実績をオープンにすることが容認されるようになってきました。

インターネット初期のころは、そうした自分の実績を会社に勤めている最中に、ネットに書くと処罰を受けたという話もチラホラありました。しかし、近年は大企業でもオープンにして書いている人を多く見かけます。

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会社の功績を自分の功績として紹介するのはいかがなものか?

ただ、最近、会社での実績や成果をそのまま紹介し、自分の成果とする人が増えています。もちろんその人によるところが大きいものもあるとは思います。しかし、本当にそれだけでしょうか?

実際には「会社の看板があっての成果では?」と思うものが大半です。

その会社の知名度や信用があったからこそ成功したわけで、個人的な考えでは成功要因の半分にも満たないと思っています。そうじゃないなら、個人で成果を出せばいいわけです。会社でやっているということは、その人以外の協力で成り立っています。それらはすべて会社・職場の力なわけで、自分の成果として宣伝するのはいかがかと思っています。

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元職場からのクレームで成果紹介を削除したユーザーも

そんな中、とあるユーザーが、勤めていたネットメディアのSNSのフォロワーを30万に増やした成果をブログが話題になりました。

しかし、そのブログは元職場からのクレームを受け、その後、成果について全削除していました。

成果をアピールすることでその人の専門性をアピールするのは個人の戦略として正しいと思います。

ただ、元いた会社からクレームを受けたことはどういう理由なのか?

魚拓で見たところ、会社の偉い人からは書いていいと言われたから書いたみたいですが、記事内容を確認したかどうかまでは不明です。文脈からは記事の確認までは取ってなさそうです。

 

スジを通すことが個人の信用蓄積に

前述の件であれば、きちんと元の職場に記事の確認を行っていれば、公開後に反響があって削除のクレームを受けても、突っぱねられたのではと思います。

日本では、個人が会社で上げた成果は、基本的に会社の資産や実績として記録されるようになっています。それを紹介して問題ないか、きちんと筋を通すのが大切だと思います。

元々ツイッターは別名「バカッター」とも呼ばれ、バイトテロなどの安易なおふざけが投稿されがちのSNSです。そんな中、会社員の中にも本来書いてよい内容と書いてはいけない内容を判別できず、大丈夫かと思う投稿も目にします。

せっかく成果をアピールして個人の信用蓄積しようとするのに、そうした足元がおぼついていては、信用どころか逆に不信感を招く恐れがあります。

しっかり個人への信用蓄積のため、成果をアピールすることはもちろん、仕事の基本となる報連相のような足回りが大事だという結論に至りました。

BIOS Bootcampもくもく会でBacklog課題Slack通知ツールを作ってみた

5月9日に開催されたBIOS Bootcamp「WebとかUnity プログラミング勉強会」に参加してきました。会場がデジタルハリウッドから株式会社クインテットになり、初めてのもくもく会形式で、念願のBacklogとSlackを連携させるツールを作ってみました。

どんな勉強会だったかレポートしたいと思います。

 

 

BIOS Bootcampとは?

BIOS Bootcampは、デジタルハリウッド大学院の学生の方が講師を務めるプログラミングの勉強会です。

biosbootcamp.connpass.com

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2019年1月にスタートし、Webに関する技術やプログラミング言語について勉強会を毎週開催しています。参加者は学生から社会人までで多様になっています。

私もGoogle Apps Script(GAS)に関する勉強会をこれまで2回ほど参加させていただいています。

yamataso.hateblo.jp

yamataso.hateblo.jp

 

会場がデジタルハリウッド→株式会社クインテットに変更

2019年4月までは、デジタルハリウッド大学院の教室で開催されていました。しかし、5月に令和を迎え、勉強会の会場が株式会社クインテットセミナースペースに変更されました。

株式会社クインテットは、東京・市ヶ谷の会社で、美容医療の口コミ広場などのCGMサイトを運営しています。

その他にも最近は「Pando(パンドゥ)」というソーシャルプラットフォーム(CMS)に力を入れられています。

pando.life

大学生のサークルや学生団体などが多く参加され、活動内容などを発信するツールとして利用されています。その他にもクインテットの採用情報などの発信も行われていました。

 

5/9のBIOS Bootcamp参加者の構成

令和初となったBIOS Bootcampですが、新しい会場になり、早速道を間違えるというミスをするも、なんとか時間に間に合い、参加することができました。

今回の勉強会は、学生から社会人、さらに会場を提供下さったクインテットの方など多種多様でした。きちんと数えたわけではありませんが、12人程度だったと記憶しています。

学生の自己紹介は、社会人になり、すり減った自分からにはまぶしすぎるほどキラキラしていました

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初めてのもくもく会形式

今回のBIOS Bootcampの勉強会は、「WebとかUnity プログラミング勉強会」 というお題で、各自やりたいことを行うもくもく会形式でした。

学生の人たちはUnityをやりたいとの声が多かったです。Unityによるゲームを作りたいという目標を掲げていました。

クインテットの方々はプログラミング未経験とのことで、Google Apps Scriptの初歩を勉強するため、GASの入門書を読んだり、ドットインストールのGAS動画を視聴していました。

社会人の方はやりたいことはバラバラでした。

  • Vue.js+Lalabellを組み合わせたWebアプリケーション
  • Google機械学習サービスを利用したテレビの認識

などなど、参加者が思い思いの形で開発されていました。

 

Backlog課題Slack通知ツールを製作

もくもく会で私が取り組んだのは、もちろんGoogle Apps Scriptです。今回はBacklogの課題をSlackに通知するツールを作りました。

以前も、Backlogの期限切れ課題を通知するツールを作成しました。BacklogAPIで課題情報を取得し、期限日を過ぎた課題をSlackの特定チャンネルに通知するツールでした。

yamataso.hateblo.jp

今回はさらに、課題登録、課題更新、コメント追加があった際に、担当者にSlackのダイレクトメッセージを送るサービスです。これでBacklogのメール通知からも解放され、自分が担当のものだけ、通知されます。

もくもく会の時間75分の間でなんとかプロトタイプの完成までこぎつけました。

ただ、まだまだそれぞれのステータスに応じたメッセージを通知するだけなので、どういった情報を通知するか、検討する必要があります。

 

もくもく会に参加して感想

今回のもくもく会では、作業に集中して取り組みた75分間でした。

普段だと、割り込みのタスクが発生し、作業に集中しにくいことが多いですが、もくもく会ではそうした割り込みがなく、じっくり腰をすえて取り組め、開発も非常に進みました

ただ、作業に集中しすぎたため、自己紹介からそれほど他の参加者と交流ができませんでした。もちろん、もくもく会終了後は名刺交換などしましたが、他の参加者の知見や知識の共有などができればと思いました。

 

終わりに

今回5月9日に行われたBIOS Bootcampの勉強会に参加してきました。会場がデジタルハリウッドから株式会社クインテットに変更され初めての勉強会でしたが、それまでと変わらず、有意義な勉強会でした。

もくもく会では、念願だったBacklog→Slackのダイレクトメッセージ通知ツールのプロトタイプができたので、これをさらに、発展させ実用レベルまで引き上げたいと思います。

なお、次回5月16日開催のBIOS Bootcampは、Google Apps ScriptとLINEに天気のAPIを活用した本格的なサービス開発が体験できます。初心者にも分かりやすいハンズオンなので、Google Apps Scriptをやりたい人にオススメです。

biosbootcamp.connpass.com

 

Google検索アルゴリズム変更から考えるSEO対策ー競合サイト比較で導いた2つの仮説

2019年3月12日にGoogleの検索アルゴリズムがアップデートされ、多くのサイトがSEOを下げられました。幸いにも自分のサイトは影響があまりありませんでしたが、競合サイトはもろに影響され、爆死しました。自サイトと競合サイトを比較し、なぜ違いがアップデートで違いが起きたか?2つの仮説を導きました。

 

2019年3月12日はサイト運営者に衝撃の1日

2019年3月12日は多くのサイト運営者にとって、忘れられない1日となりました。というのも、Googleの検索アルゴリズムに変更が行われ、検索順位に大きな変動が発生したからです。

特に健康や医療系を扱っていたサイトはもはやコロニー落とし級のダメージを負いました。病院や製薬系のサイトしか残らず、これまで1ページ目にあったサイトが3ページ目以降に飛ばされ、アクセスは壊滅的な打撃を受けました。

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幸いにも運営するサイトは影響なし

私が運営するサイトについてはそれほど影響はありませんでした。むしろ他のサイトが影響を受けることで相対的に検索順位が向上したという事象が起きました。

※なお、このブログもあまり影響がありませんでした。

SNSなどでサイト運営者の発信を見ると、阿鼻叫喚の騒ぎだったので、ホッとしています。

 

競合サイトが検索アップデート直撃!

そんな中、私が運営するサイトと同じジャンルでライバルと認識していた競合サイトが今回のGoogle検索アルゴリズムの影響を受けていました。これまで競合サイトとは色々な検索ワードで順位を競っていました。特に面識があるわけではありませんが、こちらが出した記事に後追いしてきたりと、おそらく競合サイト側も意識していたと自意識過剰ながらも感じています。

しかし、そんな競合サイトはアップデートによる影響が甚大でした。それまで競っていたワードでは姿を消しました。これまでは全体を見ると、SEOで負けていたのが、今ではほとんどのワードで私のサイトが上位に来るようになりました。

 

競合サイトとアップデートになぜ違いが発生?2つの仮説

競合サイトと自身のサイトでなぜ検索アルゴリズムのアップデートの影響に違いが生じたのか?比較して分析してみました。違いが生じた理由について2つの仮説が出てきました。

1.そもそも競合サイトはペナルティーを受けた

1つの目の仮説は競合サイトが検索アルゴリズム変更でペナルティーを受けたことです。というのも競合サイトは、恐らく過去記事の更新日付を自動で更新し、Googleに通知するような仕組みを導入していました。なぜなら、記事自体変化がないのに、なぜか日付が更新されている記事が多数あったからです。

Googleの検索アルゴリズムでは、よく更新されるコンテンツを評価する傾向があると言われます。それに無理やり合わせた結果、逆にペナルティーを受けたのではという仮説です。

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2.SNSなどの他の流入元が少ないこと

2つ目の仮説は、競合サイトはSNS発信力が弱いことが理由では?というものです。というのも、競合サイトは拡散力のあるTwitterなども行っていません。かつては行っていたみたいですが、画像の無断転載疑惑があり、数年前からほとんど休止状態でした。

SNSを使わない場合、残る手段はユーザーのブックマークと外部リンクしかありません。しかし、ソーシャルメディア全盛時代にブックマークの力は衰えています。さらに外部リンクというのも少なくなっています。結果、Googleオーガニック検索の一本足打法になっていたと推測されます。

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Googleの検索アルゴリズムSNS流入は繋がっている?

2番目の仮説でなぜSNSからの流入が少なければ、検索順位に影響するのでしょうか?それは、Googleの検索アルゴリズムSNSでのシェア・拡散は密接につながっているからです。

かつてはTwitterでシェアされても検索順位には影響しないと言われていました。しかし、現在はそうではなく、ツイッターでシェアされた記事は順位も高くなる傾向にあります。ツイッターで拡散されよく読まれた記事は、Googleのオススメ記事にも掲載されるなど(Google砲)、相乗効果があります。

そういった意味で競合サイトは、自分で発信していないので、サイト閲覧者のシェアに頼らざるを得ません。しかし、閲覧者にシェアをしてもらうというのはかなりハードルが高いです。私のサイトも通常時にユーザーがシェアしてくれるのは1日1記事程度です。

 

自サイトはツイッターとインスタグラムの発信に注力

自分のサイトはオーガニック検索に依存しないために、SNSでの発信力強化に注力してきました。その結果ツイッターフォロワーは5000人を超え、インスタグラムも4000人を突破しました。この数字は適当にフォローしたものではなく、同じジャンルのユーザーを集めてきました。そのため、記事リンクを投稿すれば、一定数のユーザーの流入があります。検索流入が5割超えていますが、SNS流入も3割近く確保しています。

それによって、GoogleSEO的にも相乗効果が出ているのではと考えています。

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Googleの検索アップデートに負けないために

今回立てた仮説で1つ目は競合サイトの不適切なSEO対策なので、自サイトの運営には関係がありません。しかし、2つ目のSNS発信力強化はSEO対策だけでなく、アクセス対策にも重要です。

というのも、SNSから流入があれば、仮にSEOが下がってもアクセスは何とか残るからです。投資の世界でも分散投資という考え方がありますが、流入のチャネルは複数用意しておくことが大切です。一般のサイトでいえば、主な流入元としてはSNSが一択になります。

そうした意味で今後また発生するかもしれないGoogleの検索アルゴリズム変更に備え、しっかりSNSの発信力を高めることが大切という仮説です。

今後はこの仮説に従い、自サイトを運営していきたいと思います。