ヤマタケのWebサイト運営論~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

月間39万PVのブログを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

Googleアナリティクスのユーザー属性が凄い!ウェブサイトの閲覧するユーザーの属性・特徴を可視化

グーグルアナリティクスについて、紹介してきましたが、実は指標として以外にも色々な指標を取得することが可能です。その中で、Webサイトを運営・発展させるために、特に役に立つ「ユーザー属性」について紹介したいと思います。

 

ユーザー属性とは!?

このユーザー属性は、ウェブサイトを閲覧したユーザーの性別、年齢、地域、新規ユーザーかリピーターか、関心ある分野などを知ることが出来ます。さらに、別のツールなどと組み合わせることで、もっとユーザー属性を採取しようとすれば、閲覧ユーザーの年収・職業まで知ることができるそうです。

 

どうやって属性値を取得しているのか?

これは、閲覧者のパソコンやスマホのブラウザがCookieという仕組みで閲覧者のパラメーターを保持しています。そこに、別のサイトで年齢を入力すると年齢が保管されます。そうやって、蓄積しているクッキーから、Googleアナリティクスがパラメーターを取ってくることで、どういったユーザーなのかを示す、ユーザー属性が取得可能です。

 

ユーザー属性をみれば、Webサイトの運営戦略も立てやすい

ユーザー属性は、Webサイトの運営に大きな示唆を与えてくれます。例えば、性別という情報、男性から見られているのか、女性から見られているのか。それによって、いま提供しているコンテンツに興味があるユーザーの性別を知ることができます。もし、自分が思っていたのと異なれば、軌道修正する、もしくは仮説は誤りとして、目標ターゲットを現状のユーザー変更するといった、運営が可能です。

さらに、単体では分かりにくいですが、年齢などを組み合わせると、もっとペルソナ分析で絞ることができます。例えば、30代後半~40代前半の女性ユーザーが多い場合、その年代の結婚率を考えると、独身女性よりも既婚者の可能性が高いです。その為、主婦の可能性が高くなります。そう仮説を立てれば、主婦が必要とするアイテムを広告で掲載すれば、コンバージョンが発生するかもしれません

さらに関心ある分野を調査すれば、より詳細なペルソナ分析を行うことが可能です。それによって、よりターゲットが明確になり、より深く閲覧者を惹き付けるコンテンツを提供できます。そういった意味で、目標とは別に、こういった現状のサイトの状況が分かるようにしていることは大切です。

こういった分析というのは、どうしても忙しくて、難しいですが、時間がある際は積極的に取り組んでいきたい。そう思う、今日この頃です。

 

Welqなどのまとめサイト問題がクックパッドなどのレシピサイトにも飛び火!問われる情報の信頼性!Web2.0時代の限界

医療情報の信頼性が問われた結果、問題となったWelqを含むキュレーションサイト(まとめサイト)ですが、情報の信頼性という意味で、この問題はクックパッドのレシピサイトにも飛び火するようになりました。

 

クックパッドの問題の発端

今回、クックパッドが取り上げられたのは、乳児がはちみつを食べて、ボツリヌス菌によって死亡した事件が発端となっています。

www.jiji.com

はちみつにはボツリヌス菌が含まれており、ある程度成長した子供には影響ありませんが、乳児には、免疫機能がないため、有害とされています。そのため、はちみつ製品のラベルの注意事項にも、乳児には与えないよう記載がありました。

 

なぜ、クックパッドがやり玉に!?

今回の事件で、クックパッドが取り上げられているかというと、死亡した乳児に与えていたものがはちみつ入りのジュースでしたが、クックパッドにも、乳児用メニューとしてはちみつを使ったレシピ紹介されていた点です。

この事件を受け、クックパッドに掲載されたレシピを調査したところ、100件以上の乳児用レシピ(離乳食)が紹介されていたということです。砂糖よりもはちみつの方がオーガニックで優しい食材だという認識がそのまま乳児にあてはめてしまった模様です。

 

Welqとの共通点ー情報の信頼性

Welqなどのまとめサイト問題と今回のクックパッドが共通しているのは、「情報の信頼性」という部分です。

今までは、「メディアではなく、プラットフォーム」ということを条件に、様々なWebサイトが情報の信頼性を担保する作業を怠っていました。しかし、今後はそうはいかないと思います。ユーザー投稿型とはいえ、病気や中毒のリスクを考えると、ユーザーからの情報とはいえ、審査しないで掲載するプロセスというのはいかがなものかと思います。

 

Web2.0時代の限界

クックパッド自体は、かなり古くからあるサービスで、昔よく言われたWeb2.0の産物といえるWebサービスです。匿名の多数がコンテンツを生成・修正していくことで、信頼性の高い情報が生まれるという考え方です。この考え方を元に、WikiなどのWebサイトが大発展しました。

しかし、残念ながら、Web2.0というのは限界が見えたのが今回の一件だと思います。クックパッドの拡大していく中で、すべての情報にチェック機構が働かなくなった結果、本来掲載してはいけない、誤った情報まで掲載されるようになりました。ユーザー間での情報のチェックという点でも、そういった機能は失われつつあるものと思います。

昔は「ネットの情報は玉石混合。疑ってかかれ。」という認識だったのが、ネットの情報を鵜呑みにしがち、というよりクックパッドの信頼性が向上し、ユーザーが確認せずに、料理を試すようになったという点もあると思います。

 

クックパッドも注意喚起はしていますが、ここまで騒ぎが広がると、ハチミツ以外にも試してはいけないレシピが複数存在すると考えられます。ユーザーに注意喚起するだけでは対応不足で、レシピを検証するシステム・仕組みが必要な時期ではないか。そう思う、今日この頃です。

Googleアナリティクスのユニークユーザー(UU)の見方の注意点。期間ごとで数値が合致しない

Googleアナリティクスでよく参照される指標が「ユニークユーザー(UU)」です。

こちらは、Webページを閲覧したユーザーの数です。似た指標の「セッション数(訪問者数)」との違いは過去に紹介しています。

 

yamataso.hateblo.jp

  • 同じユーザーからのアクセスは重複しない
  • 同じユーザー=同じデバイスの同じブラウザ
  • 同じ人がスマホとパソコンでアクセスした場合は2がカウント
  • PCからIEChromeでアクセスした場合は2がカウント


ということで、完全にユーザー数を把握できる数値ではありません。そのため、月間UUが1万というのは1万人が閲覧したということではないいう点を考慮しておく必要があります。ただ、残念ながら、人数を把握できる明確かつ正確な指標がないため、ユーザー数としてとらえられる指標となっています。

さらにユニークユーザーには注意点があります。それは、ある期間の1日ごとのユニークユーザー数の合計値と、その期間のユニークユーザー数はイコールではないことです。これは初めて見た時は不思議に感じます。日単位のUU数の30日分を足し合わせたものと、その30日間のUU数が異なるわけですから。

これは理由があります。それは先程のユニークユーザーのカウント仕方のルール1と2に該当します。例えば、同じユーザーが同じデバイス同じブラウザで10日間、毎日アクセスすると、一日ごとにUU数【1】がカウントされます。しかし、UU数の範囲指定を10日間に設定すると、これは10日間では【1】しかカウントされません。先程の「同じユーザーからのアクセスは重複しない」という条件が発生するからです。

こういった点から、ある月に毎日300UU記録していたのに、月間では9千UU以下といっ事象が発生します。知っておかないとあれ?となる事象なので覚えておくとよいかと思います。私もかつて数字が合わなくて、疑問に感じていたものです。

Googleアナリティクスは奥が深い。そう思う今日この頃です。

総額約20万円!「週刊 鉄腕アトムを作ろう」に手を出すと深みにハマる危険な雑誌~サンクコストで気づいた時は手遅れに

世の中には、手を出してはいけないものがたくさんあります。特に麻薬やギャンブルなどは、はまればはまるほど、抜け出すことが難しくなります。

「麻薬をやめますか?それとも人間やめますか?」

といった標語があるほどの人生を破滅させるものです。それほど危険ではありませんが、お金の面で言えば、深みにはまって後悔してしまうかもしれないのが「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」です。

※今回の内容はWebサイトは一切かかわっていません。

 

 

週刊○○のロボット作成は気をつけろ!

表現としては、不穏当ではありますが、それに近いのが今回紹介する、講談社が出版する、「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」です。

 

先日、書店に寄った際に見つけました。いつものデアゴスティーニなのかなと思っていたら、講談社が出版する週刊誌です。最近のトレンドである「人工知能」を日本のロボット漫画・ロボットアニメの金字塔ともいえる、アトムと組み合わせた、ロボット好きなら思わず目に飛び込んでくる内容です。

創刊号は、896円と1000円を切る値段でお手頃感を演出します。しかし、この週刊○○シリーズのロボット作成の雑誌というのは、実は要注意の存在です

 

私もハマった悲しい過去

というのも、かつて週刊○○のロボット作成シリーズを購入した経験がありました。週刊マイロボットというシリーズです。

昔、初の週刊○○のロボット作成シリーズ「週刊リアルロボット」というものが発売されました。こちらは創刊号がなんと19万部も売れたという記録的な雑誌でした。しかし、この時私はまだ高校生で、毎週1190円の値段を払えるほどの財力はありませんでした。

しかし、その後、大学生になった時、週刊マイロボットというのが発売されました。高校生の頃は買えませんでしたが、大学生になれば、それだけのお金を捻出することは、難しくありません。あの時の憧れを取り戻すように購入を決意したのですが、それが後悔の始まりでした・・・

まず、価格が高いです。1冊あたり1390円。完結したのは90号でした。合計金額は12万4300円。普通に2足歩行ロボットが買える金額でした。しかも、毎号組み立てるほどの真面目さはなく、まとめて作るスタイルでいたところ、作るのが億劫になり、最終的にはパーツのはめ込みの相性・ギヤのかみ合わせに悩まされ、結局、組み立てに断念してしまいました。

※なお、2足歩行の組み立てキットなら組み立てて活用していたレベルです。

 

どれだけの費用・どれだけの期間がかかるのか?

今回「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、はたしてどれだけの費用がかかるのでしょうか?公式サイトで調査をしてみました。

atom2020.jp

丁度、Q&Aコーナーに以下の記載がありました。


「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を全号購入すると、いくらになりますか?
    創刊号830円、通常号1,843円、高価格号2,306~9,250円の価格設定で、全70巻184,474円になります(いずれも税別)。

税別で18万4474円ということなので、税込だと19万9231円、すなわち20万円です。70号の中にはパーツによって時折、高価な号が存在するということでした。


高価格号は何号ありますか?
    サーボモーターやメインボード、Raspberry Pi3、液晶ディスプレイなど高価パーツを提供する号は、価格が変わります
    (以下、すべて税別)。
    ・サーボモーター(4・9・11・14・18・21・24・26・28・30・32・35・38・40・43・45・47・51号)各2,306円
    ・ACアダプター(33号)、タッチセンサー(57号)各4,620円
    ・カメラボード(42号)5,546円
    ・microSDカード(54号)、バッテリー(59号)各7,398円
    ・Raspberry Pi3(37号)、タッチパネル付き液晶ディスプレイ(69号)各8,324円
    ・ヘッドボード(48号)、メインボード(64号)各9,250円
    ※号数は予定です。

 

ヘッドボードやメインボードに至っては約1万円と非常に高価です。さらに、microSDカードも7398円と、電器屋で購入した方が安いんじゃないかと思う価格設定です。

これだけの70号をかけたロボットの完成予定は、2018年9月、製作期間は1年と半年になります。非常に長期間にわたり、これだけの出費とロボット作成に費やせるか考える必要があります。

 

もうひとつ気を付けたい!追加号の存在

これが指摘しておきたい落とし穴です。今回の雑誌「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」では、公式HP上では70号で完成ということになっています。しかし、本当に70号で完成しないということも考慮しておく必要があります。

週刊マイロボットでも当初の完成予定だった号から20号近く後ろ倒しになった経緯がありました。こればっかりははじまってみないと分かりませんが、予定の20万円をオーバーすることは起こり得ることです。

 

組立にかかる時間・お金・労力を考える

今回の「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、非常にロボット好きの人の興味・関心をくすぐる雑誌です。購入しようと思っている人もたくさんいると思います。しかし、しっかり事前にどれぐらいの費用・どれぐらいの組み立て時間・どれだけの労力がかかるか見積もっておかないと、挫折してしまい、後悔することがよくおこります。私もその一人です

さらに、こういった雑誌でそろえるシリーズは、普通に二足歩行ロボットのキットを購入した方がよい場合も多いです。よく考えてから購入を決定することを強くオススメします。

 

鉄腕アトムと同じ週刊ロボット作成シリーズ、「週刊ロビ2」が2017年6月に創刊されます。それぞれの作成期間・総額・機能の違いについて比較調査した記事をアップしました。

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ブログもアクセス数がわずかながら上昇中。なぜアクセスが増えたのか!?

このはてなブログ『Webサイト運営を考える』では、Webサイト運営をテーマの内容について、思いや考えていることを書き連ねています。どのようにWebサイトを運営してきたか、SNSをどう活用しているか、どんな内容だとバズりそうかなど、自分が運営してきた経験に基づいて書いてきました。

そんな内容だったため、一日のアクセス数は、微々たるものでしたが、最近、少しずつ増加傾向が見られます。しかし、増加したのは内容が、Googleに認められ、SEOが効を奏したわけではありません。理由ははっきりしています。話題になったトピックを扱ったから』です。

それは、DeNAまとめサイト問題に関する内容みたいです。MERY新代表の江端氏の記事には、今までの細々したアクセス数からは考えられない数が記録されていました。慌てて、どんなアクセスがあったか確認するためにGoogleアナリティクスをはてなブログにも導入したほどです。このキュレーションサイト関連の話は、ニュースサイトで記事がアップされる度に、その記事を読んだ感想などを書いているので、アクセス数を稼いでくれています。

元々Web運営に関するトピックなのに、これで良いのかという疑問も少しあります。しかし、当初の最大の目的の1つが、『運営の中で溜まる不満・文句を吐き出す』でした。そういった意味で、自分の運営サイトでは、このまとめサイト問題の感想や考えたことは、運営しているWebサイトでは書くことができないので、自分の中で消化できるというメリットがあります。残念ながら、Facebookなどもリアルの人間関係にまみれてしまったので。。。このブログは「王さまの耳はロバの耳」の穴に近い存在です。もちろんネットの世界なので、匿名性も保たれています。

 

ただ、そういった面だけでなく、広義な意味としては、まとめサイト問題もWebサイト運営に関わってきます。例えば、まとめサイトのやり方は誤っていましたが、

  • ひとつの記事に1200字~2000字程度のテキストの分量を書く
  • 一日に80記事など、コンスタントに記事を掲載する

といった手法は、SEO的にはかなり有効であることが分かりました。後者はまとめサイト対策の為、恐らくGoogleの検索アルゴリズム変更で、それほど有効ではなくなっているかと思いますが、前者は今でも有効な方法だと思います。さらに、SNS流入よりも、検索エンジンからの流入数の増加を目的とすることで、いわゆる、バズるという不確定要素に頼らずにアクセスを稼ぐことができます。それによって、文章の質よりも量という物量作戦でアクセスを集めるというWebサイトの戦略を産み出しました。これは、大いに考えさせられる事実です。

こういった点は、自サイトでも活用できる戦略です。特に本業と別に運営していると、更新作業がつらい日が必ずあります。しかし、そんな時に日々の積み重ねが大切なことを教えてくれるこの事実はなんとか一歩更新作業に進めさせてくれます。

 

そういった意味でまとめサイト問題を他山の石とせず、しっかり考え、感じたことをまとめることで、自分のWebサイト運営にもプラスになっている。そう思う今日この頃です。

ページビューを上昇させるために実践している具体的な方法②ー1セッション当たりの読むページ数を増やす戦術

 前回の記事では、私が運営しているWebサイトで指標として設定しているページビュー(PV)を紹介しました。

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その中で、どうすればページビューを増やすことができるか。そのために私のWebサイト運営で実践している戦術を紹介しました。

  1. 多くの人が読みたくなる記事をアップする
  2. SEOを意識して、検索の順位を増やす
  3. SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
  4. 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
  5. 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
  6. 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する

前回は1~3の訪問者数を増やすための具体的な施策を紹介しました。

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そこで今回は残りの4~6の1セッション当たりの読むページ数を増やすための具体的な施策を紹介したいと思います。

 

4.訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする

訪問した人は検索などで読みにきた際は、特定のワードで調べたいと思ってきます。ただ、その記事を読んで閉じてしまうと、訪問者一人につき、記事1つになります。それでは、ページビューは伸びません。そこで、来た人が他に読みたい記事を用意しておけば、1人当たりのページビューが増え、結果として、ページビューが増加します。
では、どんな記事なら読まれるでしょうか?これは一概に言えないため、難しいですが、類似したテーマ・トピックの記事なら、検索ワードを調べてやって来た人にとっては興味がわきやすいです。そういった意味で、やはり今までに読まれている記事に類似した・関連性が高いは読まれやすいと言えます。そのため、アクセス数が多い人気の記事を調べ、関連性の強い記事を書くのがおすすめです

 

5.読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する

これはいかに良い記事があったとしても、見つけられなければ、ページビューは増えません。例えば、ある記事を書いた時に、それに関連性が強い1ヵ月前の記事へのリンクがあれば、興味のある読者はそれを読みに来てくれます。すなわち記事内で導線をしっかり用意しておくことが求められます。同じカテゴリを表示するプラグインもありますが、時系列に依存した表示なので、過去時間が経過した記事にはアクセスされにくいです。今のところ、関連度合いを計算し、関連性が高い記事順に表示する機能はありません。そのため、面倒ではありますが、記事執筆の際にリンクを貼ることをオススメします。そうすることで、過去の記事を再確認して、新しい情報に加筆・修正もでき、一石二鳥です。

 

6.関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する

これは、5でお伝えした、同じカテゴリの記事を表示する仕組みや、最近の投稿をパット見でわかるプラグインを用意しておくことです。何がユーザーの興味を引くかわからないケースでは、多すぎるのはいけませんが、できるだけ多くのクリックして興味を引く構造が必要です。私は記事が表示されるページの中で、

  • 同じカテゴリの記事
  • 最近投稿された記事
  • 訪問者に読まれている記事

を表示するようにしています。ここの流入分析もできたら行いたいですが、そこまでは労力が回せていないのが現状です。

 

終わりに

今回は、ページビューを増やす戦術として、1セッションあたりのページビュー数を増やす施策を紹介しました。これは、Webサイトを閲覧した人が、いかに自サイトの別のコンテンツにアクセスしやすくするかというのがキーになります。

また、前回紹介した施策からすると、基本的に、自分の専門領域に深く・ボリュームを持たせることが大切だと感じた、今日この頃です。

ページビューを上昇させるために実践している具体的な方法①ーセッション数を増やす戦術

 

前回の記事では、私が運営しているWebサイトで指標として設定しているページビュー(PV)を紹介しました。

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ページビューは指標としてポピュラー

このPVは昔から、HPの指標として利用されてきたものです。他の指標も含め、最も数字が大きくなる、あらゆる指標の影響を受け増加する数字であるため、このページビューを増やすことを目標にしています。

 

ページビューを増やす戦術

その中で、どうすればページビューを増やすことができるか。そのために私のWebサイト運営で実践している戦術を紹介しました。

  1. 多くの人が読みたくなる記事をアップする
  2. SEOを意識して、検索の順位を増やす
  3. SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
  4. 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
  5. 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
  6. 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する
ページビュー=セッション数(訪問者数)×訪問者当たりの平均ページビュー数

と仮定した時、以下のように分類できます。

  • 1~3はセッション数を増やすための戦術
  • 4~6は1セッション当たりの読むページ数を増やすための戦術

今回は1~3の訪問者数を増やすための具体的な施策を紹介したいと思います

 

各戦術の具体的な施策

1.多くの人が読みたくなる記事をアップする

これは、当たり前の内容ですが、だからこそ難しいものです。自分で多くの人が読むだろうと仮説を立てていたものがそれほど、結果として読まれず、求められていないことが多々あります。そこで、以下の方針に沿って記事のテーマ・トピックを設定します。

  • TwitterなどのSNSでいいね・リツイートが多かった内容に類似したテーマを扱う
  • Googleアナリティクスの分析でアクセス数の多い記事に類似したテーマを扱う

Googleウェブマスターツールや、検索上位などを調べて、記事を執筆する方法もありますが、正直かなりの労力がかかります。仮に検索数が多いワードに関連した記事を書いてもそれがページビューに反映するわけではありません。検索数が多いワードは競合サイトも多いです。そのため、検索した人がそこまでたどり着けないこともあります。そういった点から、労力に見合う成果が上げにくいです。それよりも、今までの成果を分析するの方が、自分のサイトの分析も合わせてでき、過去を真似る方が成果も出やすくオススメです。

 

2.SEOを意識して、検索の順位を増やす

これは、当たり前のことで、まとめサイト問題に重要性を身をもって教えていただきました。ただ、これは、Googleの検索アルゴリズムに依存するものなので、これという正解はありません。ただ、まとめサイト問題のWelqが以下が重要であることを伝えてくれました。

  • 記事は最低1200字必要。多ければなおよし
  • 記事数も数を増やすほど、検索順位が増加する

ただ、読者がスマホで読むことを考えると、2000字までにするとよいかと思います。また、1の2つ目のアクセス数が多い記事の類似したテーマの記事は効果があります。というのも、アクセス数が多いということは検索順位がすでに上位であることを意味します。そうすると、類似したテーマであれば、同じように上位に表示してくれる可能性が高いです。いくら月10万回検索されるワードでも検索結果が2ページ目以降だと、訪問者は少ないですが、月5000回検索されるワードで検索結果が1ページ目の上位ならば、より訪問者数を見込めます。そういった点から、自分がアクセスを稼いでいる分野を書くとオススメです。

 

3.SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす

今はSNSを活用しない手はありません。というのも、例えば適当なアカウントで記事へのリンクを張った投稿するだけでも、Googleの検索にも表示されます。この検索結果は、Twitterの検索順位を利用できます。すなわち、開設して間もないサイトでも、ツイッター経由であれば、検索からユーザーを呼び込むことが可能です。さらにアクティブユーザーが多いSNSのユーザーにリーチして、バズが起きれば、通常の10倍、それ以上のページビューが見込めます。そういった点から、SNSは必ず活用しましょう。
とりあえず、SNSはそのまま記事の内容のコピペ+記事へのリンクで全然問題ないので、利用すべきです。たった1分程度の労力がかなりのページビューに寄与する効果があります。

 

終わりに

今回はページビューを増やす戦術として、訪問者を増やす戦術を考えました。
質の良い記事を書こうというものではなく、どうすれば、多くの人のニーズがあるテーマ・トピックを探すか、検索順位を上げるか、SNSからの導線作りなど、簡単に実践できるものばかりです。次回は、どうやって訪問者にたくさんのページを読んでもらえるか、4~6の施策について紹介したいと思います。

新年度は、仕事からウェブサイト運営まで忙しすぎる。そう思う今日この頃です。