Webサイト運営を考える~戦略・仮説検証・情報収集・Webで言えないこと

現在月間5万PVのWebサイトを運営中の管理人が、どうすればアクセスアップするか考え、そのための情報収集方法を探し、さらにWebでは言えない意見・主張を吐露するブログ

総額約20万円!「週刊 鉄腕アトムを作ろう」に手を出すと深みにハマる危険な雑誌~サンクコストで気づいた時は手遅れに

世の中には、手を出してはいけないものがたくさんあります。特に麻薬やギャンブルなどは、はまればはまるほど、抜け出すことが難しくなります。

「麻薬をやめますか?それとも人間やめますか?」

といった標語があるほどの人生を破滅させるものです。それほど危険ではありませんが、お金の面で言えば、深みにはまって後悔してしまうかもしれないのが「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」です。

※今回の内容はWebサイトは一切かかわっていません。

 

週刊○○のロボット作成は気をつけろ!

表現としては、不穏当ではありますが、それに近いのが今回紹介する、講談社が出版する、「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」です。

 

先日、書店に寄った際に見つけました。いつものデアゴスティーニなのかなと思っていたら、講談社が出版する週刊誌です。最近のトレンドである「人工知能」を日本のロボット漫画・ロボットアニメの金字塔ともいえる、アトムと組み合わせた、ロボット好きなら思わず目に飛び込んでくる内容です。

創刊号は、896円と1000円を切る値段でお手頃感を演出します。しかし、この週刊○○シリーズのロボット作成の雑誌というのは、実は要注意の存在です

 

私もハマった悲しい過去

というのも、かつて週刊○○のロボット作成シリーズを購入した経験がありました。週刊マイロボットというシリーズです。

昔、初の週刊○○のロボット作成シリーズ「週刊リアルロボット」というものが発売されました。こちらは創刊号がなんと19万部も売れたという記録的な雑誌でした。しかし、この時私はまだ高校生で、毎週1190円の値段を払えるほどの財力はありませんでした。

しかし、その後、大学生になった時、週刊マイロボットというのが発売されました。高校生の頃は買えませんでしたが、大学生になれば、それだけのお金を捻出することは、難しくありません。あの時の憧れを取り戻すように購入を決意したのですが、それが後悔の始まりでした・・・

まず、価格が高いです。1冊あたり1390円。完結したのは90号でした。合計金額は12万4300円。普通に2足歩行ロボットが買える金額でした。しかも、毎号組み立てるほどの真面目さはなく、まとめて作るスタイルでいたところ、作るのが億劫になり、最終的にはパーツのはめ込みの相性・ギヤのかみ合わせに悩まされ、結局、組み立てに断念してしまいました。

※なお、2足歩行の組み立てキットなら組み立てて活用していたレベルです。

 

どれだけの費用・どれだけの期間がかかるのか?

今回「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、はたしてどれだけの費用がかかるのでしょうか?公式サイトで調査をしてみました。

atom2020.jp

丁度、Q&Aコーナーに以下の記載がありました。


「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を全号購入すると、いくらになりますか?
    創刊号830円、通常号1,843円、高価格号2,306~9,250円の価格設定で、全70巻184,474円になります(いずれも税別)。

税別で18万4474円ということなので、税込だと19万9231円、すなわち20万円です。70号の中にはパーツによって時折、高価な号が存在するということでした。


高価格号は何号ありますか?
    サーボモーターやメインボード、Raspberry Pi3、液晶ディスプレイなど高価パーツを提供する号は、価格が変わります
    (以下、すべて税別)。
    ・サーボモーター(4・9・11・14・18・21・24・26・28・30・32・35・38・40・43・45・47・51号)各2,306円
    ・ACアダプター(33号)、タッチセンサー(57号)各4,620円
    ・カメラボード(42号)5,546円
    ・microSDカード(54号)、バッテリー(59号)各7,398円
    ・Raspberry Pi3(37号)、タッチパネル付き液晶ディスプレイ(69号)各8,324円
    ・ヘッドボード(48号)、メインボード(64号)各9,250円
    ※号数は予定です。

 

ヘッドボードやメインボードに至っては約1万円と非常に高価です。さらに、microSDカードも7398円と、電器屋で購入した方が安いんじゃないかと思う価格設定です。

これだけの70号をかけたロボットの完成予定は、2018年9月、製作期間は1年と半年になります。非常に長期間にわたり、これだけの出費とロボット作成に費やせるか考える必要があります。

 

もうひとつ気を付けたい!追加号の存在

これが指摘しておきたい落とし穴です。今回の雑誌「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」では、公式HP上では70号で完成ということになっています。しかし、本当に70号で完成しないということも考慮しておく必要があります。

週刊マイロボットでも当初の完成予定だった号から20号近く後ろ倒しになった経緯がありました。こればっかりははじまってみないと分かりませんが、予定の20万円をオーバーすることは起こり得ることです。

 

組立にかかる時間・お金・労力を考える

今回の「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、非常にロボット好きの人の興味・関心をくすぐる雑誌です。購入しようと思っている人もたくさんいると思います。しかし、しっかり事前にどれぐらいの費用・どれぐらいの組み立て時間・どれだけの労力がかかるか見積もっておかないと、挫折してしまい、後悔することがよくおこります。私もその一人です

さらに、こういった雑誌でそろえるシリーズは、普通に二足歩行ロボットのキットを購入した方がよい場合も多いです。よく考えてから購入を決定することを強くオススメします。

 

鉄腕アトムと同じ週刊ロボット作成シリーズ、「週刊ロビ2」が2017年6月に創刊されます。それぞれの作成期間・総額・機能の違いについて比較調査した記事をアップしました。

yamataso.hateblo.jp

ブログもアクセス数がわずかながら上昇中。なぜアクセスが増えたのか!?

このはてなブログ『Webサイト運営を考える』では、Webサイト運営をテーマの内容について、思いや考えていることを書き連ねています。どのようにWebサイトを運営してきたか、SNSをどう活用しているか、どんな内容だとバズりそうかなど、自分が運営してきた経験に基づいて書いてきました。

そんな内容だったため、一日のアクセス数は、微々たるものでしたが、最近、少しずつ増加傾向が見られます。しかし、増加したのは内容が、Googleに認められ、SEOが効を奏したわけではありません。理由ははっきりしています。話題になったトピックを扱ったから』です。

それは、DeNAまとめサイト問題に関する内容みたいです。MERY新代表の江端氏の記事には、今までの細々したアクセス数からは考えられない数が記録されていました。慌てて、どんなアクセスがあったか確認するためにGoogleアナリティクスをはてなブログにも導入したほどです。このキュレーションサイト関連の話は、ニュースサイトで記事がアップされる度に、その記事を読んだ感想などを書いているので、アクセス数を稼いでくれています。

元々Web運営に関するトピックなのに、これで良いのかという疑問も少しあります。しかし、当初の最大の目的の1つが、『運営の中で溜まる不満・文句を吐き出す』でした。そういった意味で、自分の運営サイトでは、このまとめサイト問題の感想や考えたことは、運営しているWebサイトでは書くことができないので、自分の中で消化できるというメリットがあります。残念ながら、Facebookなどもリアルの人間関係にまみれてしまったので。。。このブログは「王さまの耳はロバの耳」の穴に近い存在です。もちろんネットの世界なので、匿名性も保たれています。

 

ただ、そういった面だけでなく、広義な意味としては、まとめサイト問題もWebサイト運営に関わってきます。例えば、まとめサイトのやり方は誤っていましたが、

  • ひとつの記事に1200字~2000字程度のテキストの分量を書く
  • 一日に80記事など、コンスタントに記事を掲載する

といった手法は、SEO的にはかなり有効であることが分かりました。後者はまとめサイト対策の為、恐らくGoogleの検索アルゴリズム変更で、それほど有効ではなくなっているかと思いますが、前者は今でも有効な方法だと思います。さらに、SNS流入よりも、検索エンジンからの流入数の増加を目的とすることで、いわゆる、バズるという不確定要素に頼らずにアクセスを稼ぐことができます。それによって、文章の質よりも量という物量作戦でアクセスを集めるというWebサイトの戦略を産み出しました。これは、大いに考えさせられる事実です。

こういった点は、自サイトでも活用できる戦略です。特に本業と別に運営していると、更新作業がつらい日が必ずあります。しかし、そんな時に日々の積み重ねが大切なことを教えてくれるこの事実はなんとか一歩更新作業に進めさせてくれます。

 

そういった意味でまとめサイト問題を他山の石とせず、しっかり考え、感じたことをまとめることで、自分のWebサイト運営にもプラスになっている。そう思う今日この頃です。

ページビューを上昇させるために実践している具体的な方法②ー1セッション当たりの読むページ数を増やす戦術

 前回の記事では、私が運営しているWebサイトで指標として設定しているページビュー(PV)を紹介しました。

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その中で、どうすればページビューを増やすことができるか。そのために私のWebサイト運営で実践している戦術を紹介しました。

  1. 多くの人が読みたくなる記事をアップする
  2. SEOを意識して、検索の順位を増やす
  3. SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
  4. 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
  5. 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
  6. 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する

前回は1~3の訪問者数を増やすための具体的な施策を紹介しました。

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そこで今回は残りの4~6の1セッション当たりの読むページ数を増やすための具体的な施策を紹介したいと思います。

 

4.訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする

訪問した人は検索などで読みにきた際は、特定のワードで調べたいと思ってきます。ただ、その記事を読んで閉じてしまうと、訪問者一人につき、記事1つになります。それでは、ページビューは伸びません。そこで、来た人が他に読みたい記事を用意しておけば、1人当たりのページビューが増え、結果として、ページビューが増加します。
では、どんな記事なら読まれるでしょうか?これは一概に言えないため、難しいですが、類似したテーマ・トピックの記事なら、検索ワードを調べてやって来た人にとっては興味がわきやすいです。そういった意味で、やはり今までに読まれている記事に類似した・関連性が高いは読まれやすいと言えます。そのため、アクセス数が多い人気の記事を調べ、関連性の強い記事を書くのがおすすめです

 

5.読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する

これはいかに良い記事があったとしても、見つけられなければ、ページビューは増えません。例えば、ある記事を書いた時に、それに関連性が強い1ヵ月前の記事へのリンクがあれば、興味のある読者はそれを読みに来てくれます。すなわち記事内で導線をしっかり用意しておくことが求められます。同じカテゴリを表示するプラグインもありますが、時系列に依存した表示なので、過去時間が経過した記事にはアクセスされにくいです。今のところ、関連度合いを計算し、関連性が高い記事順に表示する機能はありません。そのため、面倒ではありますが、記事執筆の際にリンクを貼ることをオススメします。そうすることで、過去の記事を再確認して、新しい情報に加筆・修正もでき、一石二鳥です。

 

6.関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する

これは、5でお伝えした、同じカテゴリの記事を表示する仕組みや、最近の投稿をパット見でわかるプラグインを用意しておくことです。何がユーザーの興味を引くかわからないケースでは、多すぎるのはいけませんが、できるだけ多くのクリックして興味を引く構造が必要です。私は記事が表示されるページの中で、

  • 同じカテゴリの記事
  • 最近投稿された記事
  • 訪問者に読まれている記事

を表示するようにしています。ここの流入分析もできたら行いたいですが、そこまでは労力が回せていないのが現状です。

 

終わりに

今回は、ページビューを増やす戦術として、1セッションあたりのページビュー数を増やす施策を紹介しました。これは、Webサイトを閲覧した人が、いかに自サイトの別のコンテンツにアクセスしやすくするかというのがキーになります。

また、前回紹介した施策からすると、基本的に、自分の専門領域に深く・ボリュームを持たせることが大切だと感じた、今日この頃です。

ページビューを上昇させるために実践している具体的な方法①ーセッション数を増やす戦術

 

前回の記事では、私が運営しているWebサイトで指標として設定しているページビュー(PV)を紹介しました。

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ページビューは指標としてポピュラー

このPVは昔から、HPの指標として利用されてきたものです。他の指標も含め、最も数字が大きくなる、あらゆる指標の影響を受け増加する数字であるため、このページビューを増やすことを目標にしています。

 

ページビューを増やす戦術

その中で、どうすればページビューを増やすことができるか。そのために私のWebサイト運営で実践している戦術を紹介しました。

  1. 多くの人が読みたくなる記事をアップする
  2. SEOを意識して、検索の順位を増やす
  3. SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
  4. 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
  5. 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
  6. 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する
ページビュー=セッション数(訪問者数)×訪問者当たりの平均ページビュー数

と仮定した時、以下のように分類できます。

  • 1~3はセッション数を増やすための戦術
  • 4~6は1セッション当たりの読むページ数を増やすための戦術

今回は1~3の訪問者数を増やすための具体的な施策を紹介したいと思います

 

各戦術の具体的な施策

1.多くの人が読みたくなる記事をアップする

これは、当たり前の内容ですが、だからこそ難しいものです。自分で多くの人が読むだろうと仮説を立てていたものがそれほど、結果として読まれず、求められていないことが多々あります。そこで、以下の方針に沿って記事のテーマ・トピックを設定します。

  • TwitterなどのSNSでいいね・リツイートが多かった内容に類似したテーマを扱う
  • Googleアナリティクスの分析でアクセス数の多い記事に類似したテーマを扱う

Googleウェブマスターツールや、検索上位などを調べて、記事を執筆する方法もありますが、正直かなりの労力がかかります。仮に検索数が多いワードに関連した記事を書いてもそれがページビューに反映するわけではありません。検索数が多いワードは競合サイトも多いです。そのため、検索した人がそこまでたどり着けないこともあります。そういった点から、労力に見合う成果が上げにくいです。それよりも、今までの成果を分析するの方が、自分のサイトの分析も合わせてでき、過去を真似る方が成果も出やすくオススメです。

 

2.SEOを意識して、検索の順位を増やす

これは、当たり前のことで、まとめサイト問題に重要性を身をもって教えていただきました。ただ、これは、Googleの検索アルゴリズムに依存するものなので、これという正解はありません。ただ、まとめサイト問題のWelqが以下が重要であることを伝えてくれました。

  • 記事は最低1200字必要。多ければなおよし
  • 記事数も数を増やすほど、検索順位が増加する

ただ、読者がスマホで読むことを考えると、2000字までにするとよいかと思います。また、1の2つ目のアクセス数が多い記事の類似したテーマの記事は効果があります。というのも、アクセス数が多いということは検索順位がすでに上位であることを意味します。そうすると、類似したテーマであれば、同じように上位に表示してくれる可能性が高いです。いくら月10万回検索されるワードでも検索結果が2ページ目以降だと、訪問者は少ないですが、月5000回検索されるワードで検索結果が1ページ目の上位ならば、より訪問者数を見込めます。そういった点から、自分がアクセスを稼いでいる分野を書くとオススメです。

 

3.SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす

今はSNSを活用しない手はありません。というのも、例えば適当なアカウントで記事へのリンクを張った投稿するだけでも、Googleの検索にも表示されます。この検索結果は、Twitterの検索順位を利用できます。すなわち、開設して間もないサイトでも、ツイッター経由であれば、検索からユーザーを呼び込むことが可能です。さらにアクティブユーザーが多いSNSのユーザーにリーチして、バズが起きれば、通常の10倍、それ以上のページビューが見込めます。そういった点から、SNSは必ず活用しましょう。
とりあえず、SNSはそのまま記事の内容のコピペ+記事へのリンクで全然問題ないので、利用すべきです。たった1分程度の労力がかなりのページビューに寄与する効果があります。

 

終わりに

今回はページビューを増やす戦術として、訪問者を増やす戦術を考えました。
質の良い記事を書こうというものではなく、どうすれば、多くの人のニーズがあるテーマ・トピックを探すか、検索順位を上げるか、SNSからの導線作りなど、簡単に実践できるものばかりです。次回は、どうやって訪問者にたくさんのページを読んでもらえるか、4~6の施策について紹介したいと思います。

新年度は、仕事からウェブサイト運営まで忙しすぎる。そう思う今日この頃です。

運営しているWebサイトので重視している指標、ページビュー以外のポイント

前回、Web解析機能でわかる数字で指標に設定すべきものを紹介しました。もしお読みがまだの場合は、お読みいただければと思います。

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Webサイトで重点を置くページビュー

今回は、私が運営しているウェブサイトで重視している指標について紹介したいと思います。私のWebサイトで重点を置いているのは、『ページビュー(PV)』です。

やはり、この指標は昔のホームページの時代から使われている指標で、多くの人が分かりやすい指標です。さらに、最も数値が大きいものになるので、見栄えもします。「ユニークユーザーは1万5000です。」よりも「ページビューは3万ビューです。」の方が凄い感じがすると個人的な印象です。ということで、この指標を伸ばしたいと考えています。

 

どうすれば、ページビューが伸びる!?

そうした場合に、じゃあ、どうすればページビューは増えるのか?といった壁に当たります。ページビューの数字だけみていると、難しいと思います。分解して、次元を下げる必要があります。では、ページビューを分解するとどうなるのか。

ページビュー=セッション数(訪問者数)×訪問者当たりの平均ページビュー数

訪問者当たりの平均ページビュー数はgoogleアナリティクスでは、「ページビュー数/セッション数」で表示されています。訪問者が平均どれだけのページを見ているかという数字です。つまり、

  1. Webサイトの集客人数を増やせば、前の変数が増加し、ページビューも増える
  2. 訪問者1人が見るページ数が増えれば、後の変数が増加し、ページビューも増える

という数式が成り立ちます。ページビューを増やすためにとるべき戦略が見えてきます。

 

ページビューを増やすための戦略

  1. 多くの人が読みたくなる記事をアップする
  2. SEOを意識して、検索の順位を増やす
  3. SNSなどのウェブサイトへの導線を増やす
  4. 訪問した人が他にも読みたくなる記事をアップする
  5. 読んだ記事から別の記事に移動できるリンクを整備する
  6. 関連した記事などで次に繋げるコンテンツの流れを用意する


1~3は訪問者数、4~6は訪問者が読むページ数をアップするための戦略です。これらを取り組んでいけば、ページビューは上がるだろうという仮説で、実践しています。
それぞれの詳しい戦略については、すでにかなりのボリュームになってしまったので、
次回紹介したいと思います。

これが実は、訪問者のページ参照数だったりする、そんな気がする今日この頃です。

DeNAのMERYによるパクリの連鎖問題についてBuzzFeedNEWSが紹介

まだまだ、一向に収束する気配が見えていない、DeNAのキュレーションサイトの著作権問題ですが、BuzzFeed Japanが記事を掲載しました。

 

www.buzzfeed.com

 

こちらでは、前回、WithNewsの記事で登場した3人に加え、新たに2人の被害者の方が登場します。

yamataso.hateblo.jp

登場した被害者は、プロカメラマン

今回、BuzzFeedNEWSに登場した被害者の方は、プロとしても活動されているカメラマンの方です。この方は、かなり早くからDeNAに連絡を取り、やり取りしていたみたいです。

DeNAに連絡し、担当者と会って話をした。「(DeNA担当者の)反省の態度から同情し、叱咤激励して問題解決の協力もしてきました」とB氏。これまでにDeNAとやり取りしたメールは90通を超える。

 

非常に協力的に問題を解決しようとDeNA側と交渉されていたみたいです。

 

プロカメラマンが提示された迷惑料

そんな風に、解決にも意欲的に取り組んでいたプロカメラマンの方に対してDeNA側が提示した迷惑料が

無断転載5か所で、5000円

ということでした。すなわち1件1000円です。前回のWithNewsの記事の時も紹介しましたが、プロアマ関係ない「日本写真家ユニオン」が提示している画像の金額は、1件につき2万5000円です。プロカメラマンでもこの金額を提示されているとすると、迷惑料は1件につき、上限が1000円という説が濃厚になってきます。

 

さらに問題なのがパクリの連鎖

今回の記事でさらに問題となっているのが、「出典:MERY」によるパクリの連鎖反応です。これは、

  1. オリジナルの画像・記事を掲載
  2. MERYが画像・記事を盗用
  3. 別のサイトがMERYの記事を盗用

こうした場合、1の権利者が、3の盗用者に連絡しても、MERYに責任を押し付ける対応をとるサイト運営者もいたとのことでした。

物理的なモノであれば、きちんと取り返すことが可能ですが、残念ながら、著作権という電子的なデータに対して、盗用の盗用を取り返すことというのは、法律で明文化されていないため、裁判で争えば、勝ち取れそうですが、それには時間もお金もかかります。

さらに、こういったパクリ連鎖の企業は、東証一部上場企業が運営するメディアにも含まれているそうです。

ただ、最近気づいたのですが、東証一部上場企業には、パクリ総本山のDeNAから、同じパクリ問題を起こしたキュレーションサイトを運営しているサイバーエージェントまで、含まれてしまっています。そういった意味で、信頼の証であった、「東証一部上場企業」という表現は、もはや、さび付いてしまった感があります

今回のBuzzFeedさんのニュースがすごいのは、そういったパクリの連鎖を今も行っている2つのサービスを名指ししています。2つ目の「話題の言葉 関連グッズ!」は、どこをどう見ても、著作権侵害の塊のすがすがしいWebサイトです。プロフィールページをデフォルトのサンプルのまま使うという男らしさも全開です。

ちなみにモザイクはかかっていますが、モザイクされていないワードとサービス名で検索すれば表示されます。前者の「相席ナビ」の記事は表示されなくなり、キャッシュには残っているため、削除された模様です。

 

これだけの迷惑で1000円

今回の記事では、これだけ迷惑を被っている取材を受けたカメラマンの方が受けた迷惑が1000円なわけないだろ!という感じで、批判の意味を乗せたテイストに仕上がっています。

 

パクリが連鎖パクリを呼ぶ。まとめサイト問題の闇は相当深い。そう思う今日この頃です。

 

DeNAのまとめサイト問題をWithnewsが取り上げ!迷惑料1件1000円に被害者困惑。企業側目線で考えてみる。

朝日新聞のWebメディア「Withnews」でDeNAまとめサイト問題が取り上げられました。

withnews.jp

内容は、著産権侵害に対して、被害者へ金銭の支払いについて紹介しています。内容をまとめると、

  • 画像1か所につき1000円の迷惑料
  • その金額の算定根拠の説明はなし
  • より低い金額を提示された被害者も
  • 無断転載は、画像が最大74万7643件、記事が最大約2万件

といった内容でした。

 

取材された被害者の迷惑料

記事で紹介されている被害者3名の迷惑料の額をまとめると、

  1. 画像7点:7000円(1点1000円)
  2. 写真14点:14000円(1点1000円)
  3. 画像19枚:3000円(1点158円)

という形で、1人目と2人目は1点1000円に対し、3人目の方は、19点も無断利用され、著作権侵害されているのに1点約158円ととても低額な評価をされています。

 

3つのなぜ

さらに、記事の中では、以下の3つのなぜが気になるポイントです。

  1. なぜ迷惑料なのか?
  2. なぜ金額が1000円なのか?
  3. なぜ、金額が低いケースもあるのか?

1つの目の迷惑料ですが、著作権侵害か投稿者の種別とコンテンツ使用方法にも難しいケースもある」ことから、慰謝料ではなく、迷惑料という形になっていると説明されています。しかし、こんな茶番プラットホームを作っておいて、投稿者種別、一般の投稿者か、DeNAが雇ったライターかで責任逃れをする。恐らく、「一般の投稿者の場合は、関知しない」というスタンスだと思います。このあたりは確かにグレーゾーンで企業対応として巧みですが、この期に及んで言い訳に利用しているのは、なかなかの強者です。

2つ目の迷惑料ですが、記事では著作権侵害の被害額について以下の参考ケースが紹介されています。

盗用への請求額を決める場合、プロ写真家でなくても「著作権等管理事業者」の定めを参考にするケースがあります。その一つ、日本写真家ユニオンは1年間のネット掲載で1点につき2万5000円の使用料を定めています。

 今回の迷惑料1000円はその額のなんと4%です!さらに3番目の低額のケースの方の場合は、使用料の1%以下になります。その算出根拠は、一律かと言うと、そうではないので、そういった金額算定のプロセスの公開は必要不可欠と思います。

そもそも、著作権侵害かどうか判定したいのに、内容を公開しないというのは、かなり卑怯です。著作権侵害親告罪なので、被害者が主張しなければ、発生しません。それなのに、あったかどうか、分からないようにしています。これは明らかに被害額を抑えるための方針で、あれだけ大々的に調査報告したのに、「セコさ」を感じます。

3点目は、おそらく内容で足元を見ていると思います。「人によって態度を変える。」人なら当たり前ですが、大企業という立場で、それを行うというのは・・・・もちろん額がきちんと高額(2万5000円程度)であれば、パクリ記事のページビューで判断というのも、一定の理解もできますが、1000円と、158円です。

 

DeNA側の目線で考えてみる

今回の件は、一般のユーザー目線では、「なんてひどい対応なんだ!」という印象しか持ち得ません。そのため、企業目線で考えてみたら、3つのなぜが少しでも理解できるのではと考えました。

そのために着目したい数字は、

「無断転載は、画像が最大74万7643件、記事が最大約2万件」

という数字です。これは調査委員会が報告したもので、サンプリングして統計的に算出したもので、おそらくもっと実数は多いと思います。ただし、実数はどのキュレーションサイトもすでに非公開のため、算出できないため、この数字を基準にします。

先ほど画像1点で1000円の迷惑料としていました。そうすると、全体での額は、

74万7643(件)×1000(円)=7億4764万円

という被害額になります。さらに記事も同額で1000円とすると、

2万(件)×1000(円)=2千万円

合算すると8億近くになります。もし、著作権違反の基準に従った算出をすると、画像だけで

74万7643(件)×2万5千(円)=186億9107万円

この数字は、昨年2016年3月の決算時の営業利益のほとんどが吹っ飛ぶ金額です。さらに、iemo、ペロリの減損処理による額を加えると、赤字に転落するほどのインパクトです。そういった意味で、規定通りの金額を支払う余裕はないということが、DeNAの台所事情から明らかになりました。

この金額をできるだけ抑えるため、「あまり声が大きくない人には額を低くしてやろう」という選別をしているのだと思います。すでに、減損額もあります。さらに、この処理でかかっている人件費も莫迦になりません。なんとか支出を抑えたいため、下げているのだと思います。

 

終わりに

今回、DeNAまとめサイト問題の迷惑料が1000円と低すぎると、Withnewsで取り上げられました。一般人からすれば、「ひどすぎる」と思いがちですが、企業側の数字から算定してみると、被害額をできるだけ抑えて、業績に影響を与えたくないという思惑が見えてきました。

ただ、この金額は著作権侵害を受けた人からすれば、不当な金額です。大変かと思いますが、被害者が団体として交渉することで、交渉の煩雑さや、被害額の交渉が進められると思いますので、ぜひ頑張って、著作権侵害の正当な慰謝料を受け取ってほしい。そう思う今日この頃です。